鼻笛演奏家”モスリン”のブログ

2015/02/26(木)10:38

20150207_0215カンボジアツアー日記 その3

メールマガジン(52)

20150207_0215カンボジアツアー日記 その3 2/8 プノンペン近郊での活動視察(前半)です。 まずはJLMM(日本カトリック信徒宣教者会)カンボジア http://jlmm.net/hakenkoku/cambodia/ による、プノンペン市ステンミエンチャイ地区ゴミ集積場周辺に暮らす人々の 生活向上支援活動を見学させていただきました。 こちらでずっと活動を続けられている浅野美幸さんに説明とご案内いただきました。 写真はこちらです。 https://www.facebook.com/media/set/… プノンペン近郊では屋台を持って売り歩くことが出来る最初の資本さえあれば、 何とか暮らしが立つくらいの金を稼ぐことが出来るとのことで 屋台の貸し出しなども行われていました。 ここで、秋田のババヘラ販売自転車が出来ていたのにはびっくりでした。 ババヘラ販売の自転車をトラックに積んでプノンペンまで送っていって また夕方、トラックに乗せて帰ってくるとのことでした。 屋台はお母さん達に貸し出しているそうです。 男は金が出来ると酒と女に使ってしまい家庭に入れないので、 貸さないとのことでした。(全く男って奴は・・・って言ってました)(^。^;) 衛生教育にも力を入れ、スラム街でもちゃんとトイレを作って それをきれいに管理している地区と、その隣でまだ旧態依然とした 場所では同じスラム街でも全然イメージが違ってました。 浅野さんのご案内でスラム街を歩きましたがこちらでも子供達は人なつっこく 笑顔を見せてくれていました。 犬と鶏と人間がそのまま共存している感じでした。 この街の姿は僕が子供の頃(昭和30年代前半)の日本を思い出させる なんだか懐かしさを感じる世界でした。 鶏が死んじゃったので、今夜はごちそうだって、捌いてるお母さんもいました。 続いてはこのスラム街を離れ、キリングフィールド(大量虐殺センター)に 向かいました。 途中の街道沿いには市場もあり、人があふれていました。 日本では感じられない人の熱気が凄いです。 https://www.facebook.com/media/set/… キリングフィールド(大量虐殺センター)はポル・ポト時代の 大虐殺の中心になった場所とのことで、中央の塔には たくさんの骨、しゃれこうべなどが納められています。 大音量を流して、苦しむ声が他の囚人に聞こえないようにしていた 首つりの樹や、子供の足を持って頭をたたきつけて殺すのに 使っていた樹など、こちらを見ていると心が重くなります。 人は大勢に流されると平気で友人や親兄弟ですら 殺してしまうようになる。 今の日本がこの方向に進んでいるのではないかと、 本当に暗い気持ちになってしまいました。 https://www.facebook.com/media/set/… キリングフィールド見学後、障がいのある子供の家 (Light of Mercy Home)で子供達との交流を行いました。 キリングフィールド見学だけで終わったら心が沈んで 大変なところでしたが、こちらで子供達の笑顔にいやされて ほっとしました。 ちょっと長くなりすぎるので、ここで日記を分けます。

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