子供の心
長女は8歳(小学3年)、次女は4歳(年少)の時に父親と死別しています。私は37歳の時に父親を亡くしました。そのときはすでに結婚していて家を出ていて新しい家庭を築いていました。父親を亡くしたということでは同じことを経験しているわけですが、私には幼稚園の頃、小学生の頃は父がいました。そして高校生の時も大学生の時もいつもいつもちょっと遅刻しそうだとかいろいろと理由をつけては父に甘えてお世話になっていました。そんなこと当たり前だと思っていました。でも長女も次女もその当たり前だと思っていたことがどんなに努力してもどんなに頑張ってもどんなに良い成績をとってきたとしてもかなうことができない夢であり、父親に会うことすら、遠くからそっと父親の姿を見ることすらできないのです。子供たちの気持ち・・・きっと寂しいだろうな、辛いだろうな・・・そんなありふれたことくらいしかわからないです。4歳の時の私には父親がいたから4歳で父親と別れてしまった次女の気持はわかることができません。8歳の時の私には父親がいたから8歳で父親と別れてしまった長女の気持はわかることはできません。でも二人の子供が37歳になった時には37歳で父と別れた私の気持はわかるのだと思います。この子たちは今どんな気持でいるのだろうか・・・?もっと子供たちに対して思いやる気持ちが持てればいいのに・・・今の私はそんな余裕がなくて、ごめんなさい・・・