お寺暮らし

2010/01/15(金)00:53

理想の母親

こども・家族(45)

最近、母親に対し手厳しい長女は、ことあるごとに「おかあさんも、外に働きに出ればいいのに!」と言います。彼女にとって「働く」とは「勤めに出ること」。その内容がどうこうというよりも小ぎれいな格好で朝出勤して、夜帰ってくる、そんなワーキングスタイルに憧れているようです。 彼女の理想の母親像は果てしなく高く、仕事も家事もさらっとこなし、いつも笑顔で優しいおかあさん!だから彼女は、家事の手抜きも見逃さず手厳しい。いつも痛いところを突いてくるので、こちらも結構マジになります。今夜もついつい「お母さんが働きに出たら、お寺のことや家のことは誰がやるの?」と、尋ねると「お父さんにやってもらえばいい!」のだそう(笑) う~ん、日に日に手ごわくなる彼女の攻撃に・・・いやはやと思っていたら、この会話を聞いていた長男(中1)が助け舟。 「怖いものと言えば昔から、地震・雷・家事・おやじっていうじゃないか。家事も大変なんだよ!ねっ、おかあさん」本気か冗談か、こんな彼の言葉に、これまでも何度助けられたことか。 でもね、実際の生活場面で力になってくれるのは長女のほう。彼女の働きなしには、今の我が家は回っていきません。子どもとの年齢や個性、その時の状況にに応じた付き合い方って、ホント難しいです。が、やっぱり4者4様のこどもたちとの付き合いは、楽しさのほうが勝るかな。

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