カテゴリ:医療
私の専門は乳腺外科、しかし市民病院に勤めているとそればかりという訳には行かない。昨日も久し振りに大腸癌の手術をした。 今日はポピュラーだけれど気づかれないで見過ごされている病気についてお話します。 その病気の名はSMA症候群と言います。SMAとは superior mesenteric artery(上腸間膜動脈)、膵臓の裏で、大動脈から前方へ分枝し、主に小腸と大腸の半分を栄養する動脈です。SMA症候群とは、そのSMAと大動脈との間を通る十二指腸の水平脚が2つの血管に圧迫されて起こる病気です。 この病気は人間が立位歩行を始めたために起こった病気、四足の動物では、SMAが大動脈から直角に出ているので、圧迫が起こらないのです。SMA症候群と痔は立位歩行をするようになった人間にしかない病気なのです。 症状は上腹部の不定愁訴、食事を食べるといったん胃の中に貯まり、少しづつ十二指腸を通って小腸へ流されますが、そこでの流れが悪いということは、繰り返す腹痛と嘔気です。痩せると血管の周りの脂肪が取れて、クッションがなくなり、圧迫が強くなるため、痩せた人に多い病気です。診断してくれる医者が少ないので、ノイローゼとか拒食症として治療されている人も多い。 誰もが持っている解剖学的欠陥、この病気はどこから病気でどこまでなら正常とするかが難しい。私はこれをアナログ疾患と呼んでいる。アナログ疾患をデジタル疾患にするには、診断基準を作らなければならない。以前この診断基準を作って日本外科学会で発表した。 最初にSMA症候群でよく見られる症状を載せた20項目の問診表を作った。その問診表で10項目以上YESのある人は、上部消化管透視(バリウム検査)をする。 透視をしながら見ていると、バリウムが十二指腸へ入ったところで、少し流れがおかしい。そうしたら、ブスコパンを1A注射して、低緊張性十二指腸造影にする。写真のような所見が得られる。十二指腸の水平脚でSMAの圧迫により流れが途切れている。 最終的にCTで、十二指腸が横切る高さで、大動脈とSMAの隙間の幅を計り、これが8mm以下ならばSMA症候群と診断している。 治療はまず食事指導と体重を増やすこと、発作時の体位の工夫、漆肘位(四つんばいになって、膝と肘をつく)で痛みが和らぐ。どうしてもよくならないときには、手術(十二指腸空腸バイパス術)を考える。今までに40人近く診断して、20人ほど手術している。多分日本(いや世界かな?)で一番たくさんの手術例を持っている。 この病気に初めて出会ったのは、17年ほど前古い病院の時に、2階のソファーにうずくまっていた医療事務の女の子を副院長が見つけて私のところに連れて来たのがきっかけです。時々、症状が出ては休んでうずくまっていた。どこへ行っても診断がつかず、異常なしとされる。そのうちに同僚からは、ただの怠け者と白い眼で見られるようになる。 手術をして長年悩んでいた症状が取れ、とても元気になり、性格も見違えるほど明るくなった。 今年招待されて、結婚式に出た。外科医として至福の瞬間である。安い給料でも頑張ろうと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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専門的なお話有り難うございました。
大きな医学書なんて、とても読まないけど、こうして、少しの空間で、しかも素人にわかりやすく、写真付きで解説してくださると、興味も湧き、自分の体とも比べて、真剣に読みます。私は肥えていて、食欲旺盛なので心配はなさそうです。(別の心配有り) ^^; 世界一のドクターがんばってください。人々の幸せために、、、。 (2006年10月31日 07時02分15秒)
tozyokoさん
>専門的なお話有り難うございました。 >大きな医学書なんて、とても読まないけど、こうして、少しの空間で、しかも素人にわかりやすく、写真付きで解説してくださると、興味も湧き、自分の体とも比べて、真剣に読みます。私は肥えていて、食欲旺盛なので心配はなさそうです。(別の心配有り) >^^; >世界一のドクターがんばってください。人々の幸せために、、、。 ●痩せた若い女性に多い病気です。でも太っていると別の病気の心配がありますので、太り過ぎにはご用心。 (2006年10月31日 07時52分05秒)
初めて知る病気です。何度も読み返しました。
花婿さんのカメラ目線から先生への感謝と尊敬と喜びが溢れていますね。 (2006年10月31日 08時54分54秒)
お早うございます。
命を助け、心の支えにも・・・ただただ頭が下がります。 6月に手術しましたが K先生も看護師さんも、仕事ですからと謙遜されてましたが・・・・ 仕事以上のものをいだだいたと思っています。 愛と献身・奉仕のお心をお持ちだと感じましたよ。 有り難く・尊い人たち・・・ ドクターさんも 多くの患者さんや、関わりある方に感謝されてますよ。 (2006年10月31日 09時18分59秒)
病院やお医者に行くといつも問診表を書くように言われます。
でも、いままで深く考えずとてもいい加減に書き込んでいたと思います。 こういうお話を聞きますと、一項目ずつ真剣に考えて書き込まなくては意味がないと思いました。 (2006年10月31日 12時26分14秒)
気になりましたのでまた書き込みます。問診票は一般の人が入手できますか?
杖道仲間の女性のようすが、似ています。とてもやせていて顔色も悪く、お腹が痛いことがあり、体を時々ふらふらさせている女性がいます。私の取り越し苦労でなければ良いのですが気になりました。 ブログのことは紹介しようと思いますが、質問させていただきました。 (2006年10月31日 15時19分39秒)
専門的な話で参考になりました、私は今、胆嚢結石で医者から手術を進められていますが、仕事が忙しく又痛みがないので来年お春くらい手術をと考えています。
(2006年10月31日 20時59分19秒)
花菖蒲928さん
>初めて知る病気です。何度も読み返しました。 >花婿さんのカメラ目線から先生への感謝と尊敬と喜びが溢れていますね。 ●知多の実家の近く、新舞子と言うところにある海遊館で披露宴がありました。そこは、ナタリーさんのご主人の実家のあるところです。 (2006年10月31日 21時31分51秒)
なぜなぜ星人さん
>お早うございます。 >命を助け、心の支えにも・・・ただただ頭が下がります。 > >6月に手術しましたが >K先生も看護師さんも、仕事ですからと謙遜されてましたが・・・・ >仕事以上のものをいだだいたと思っています。 >愛と献身・奉仕のお心をお持ちだと感じましたよ。 > >有り難く・尊い人たち・・・ > >ドクターさんも >多くの患者さんや、関わりある方に感謝されてますよ。 ●この病気は命に関わる病気ではありませんが、手術で症状が取れると皆さんから感謝されます。 (2006年10月31日 21時35分04秒)
ナタリ-721さん
>病院やお医者に行くといつも問診表を書くように言われます。 >でも、いままで深く考えずとてもいい加減に書き込んでいたと思います。 >こういうお話を聞きますと、一項目ずつ真剣に考えて書き込まなくては意味がないと思いました。 ●問診表もいろいろその科ごとに変えて作っています。SMA問診表は特殊で、私しか使いません。 (2006年10月31日 21時37分19秒)
花菖蒲928さん
>気になりましたのでまた書き込みます。問診票は一般の人が入手できますか? >杖道仲間の女性のようすが、似ています。とてもやせていて顔色も悪く、お腹が痛いことがあり、体を時々ふらふらさせている女性がいます。私の取り越し苦労でなければ良いのですが気になりました。 >ブログのことは紹介しようと思いますが、質問させていただきました。 ●問診表については、またフリーページで紹介しますが、これはSMA症候群を疑い、次の検査に進むきっかけを作るだけです。問題は胃のバリウム検査で所見があるかどうかです。しかしバリウム検査で、普通の消化器の先生だと異常なしとされる可能性もあります。その病気を絶えず、頭に置いて検査をしないと見つけられない病気です。 (2006年10月31日 21時46分57秒)
ゴリラ2000さん
>専門的な話で参考になりました、私は今、胆嚢結石で医者から手術を進められていますが、仕事が忙しく又痛みがないので来年お春くらい手術をと考えています。 ●症状のない胆石を手術するかどうかは難しいところですが、発作を将来起こす可能性と、癌の合併頻度が石がない場合より高いことから、外科の立場からは手術を勧めることが多いです。今は腹腔鏡で手術すれば、4~5日の入院ですみますから。 (2006年10月31日 21時51分12秒)
逆流性食道炎と類似点がありますか?
友人のご主人が以前に診断されたのが 逆流性の食道炎でした。 がりがりの痩せ型です。 よく腹痛を起していました。 朝、吐き気がするので朝食を取れません。 代わりにタバコを吸うあほなおじさんでした。 死ぬから、タバコは空腹時に吸うたらあかんって、 何度言っても聞きませんでした。 あるとき、吐血しました。 でも、逆流性食道炎の診断だけでした。 本当かしら??? 最後の花嫁さん。きれいな方ですね。 ちゃんとオチがついていたので、ほっとしました。 (2006年11月01日 01時00分31秒)
小芋さんさん
>逆流性食道炎と類似点がありますか? > >友人のご主人が以前に診断されたのが >逆流性の食道炎でした。 > >がりがりの痩せ型です。 > >よく腹痛を起していました。 > >朝、吐き気がするので朝食を取れません。 >代わりにタバコを吸うあほなおじさんでした。 > >死ぬから、タバコは空腹時に吸うたらあかんって、 >何度言っても聞きませんでした。 >あるとき、吐血しました。 >でも、逆流性食道炎の診断だけでした。 > >本当かしら??? ●SMA症候群でも十二指腸の流れが悪いわけですから、胃にもの(食べたものと胃液、胆汁など)が停滞して、結果として食道の方まで逆流することがあります。 ●もちろん、食道裂孔ヘルニアなどがあって起こる逆流性食道炎はSMA症候群を伴わないものもありますが、吐血まで起こす逆流性食道炎は珍しいですね。 >最後の花嫁さん。きれいな方ですね。 >ちゃんとオチがついていたので、ほっとしました。 ●落ちではなくて、感動なんですけど。 (2006年11月01日 06時09分07秒)
過去のブログですが、今とても悩んでいるため記入します。
中学三年の息子がこの病気の診断受けました。入院して内科的な治療で症状は軽快しましたが、再発の可能性もあります。勿論最終的には手術しかありません。 受験生なのでせめて、受験終わるまでは発作がないことを祈ってるしだいです。 悩んでいるののは手術受けた際の術後の経過です。 何を調べても術後の経過はわかりません。まして年齢的に若いし。 将来的にどうなのか等色々悩んでます。 アドバイス頂けたら幸いです。 (2014年05月07日 21時03分15秒)
なべっち999さん
>過去のブログですが、今とても悩んでいるため記入します。 >中学三年の息子がこの病気の診断受けました。入院して内科的な治療で症状は軽快しましたが、再発の可能性もあります。勿論最終的には手術しかありません。 >受験生なのでせめて、受験終わるまでは発作がないことを祈ってるしだいです。 >悩んでいるののは手術受けた際の術後の経過です。 >何を調べても術後の経過はわかりません。まして年齢的に若いし。 >将来的にどうなのか等色々悩んでます。 >アドバイス頂けたら幸いです。 ●よくある病気なのですが、診断をしてくれる医者は少ないと思います。診断がついたのは幸運であったと思います。私は独自の診断基準を作って、40例診断し、20例の手術(十二指腸空腸吻合)を行いました。全例後遺症なく症状は軽快しています。現役で続けていればお役に立てると思うのですが、今は引退しています。診断してくれたドクターを信じて治療を受けられるのがよいと思います。内科的治療でどうしてもよくならなければ、その先生から信頼の出来る外科医を紹介してもらうのがよいと思います。 (2014年05月08日 00時08分35秒)
こちらの記事を拝見し、コメントさせて頂きます。
私は、痩せというよりか標準体重なのですが この記事にある病気のような症状に半年ほど悩まされています。 かかりつけの医師には、胃カメラの結果等から 逆流性食道炎と伺いました。 ですが、あまり良くならず 食後もしくは食事中に腹部に痛みがあり うつ伏せか、四つん這いになると痛みは消えます。 もしかして、こちら記事の病気なのでしょうか? (2015年10月03日 21時51分22秒)
スズキさん
>こちらの記事を拝見し、コメントさせて頂きます。 > >私は、痩せというよりか標準体重なのですが >この記事にある病気のような症状に半年ほど悩まされています。 >かかりつけの医師には、胃カメラの結果等から >逆流性食道炎と伺いました。 >ですが、あまり良くならず >食後もしくは食事中に腹部に痛みがあり >うつ伏せか、四つん這いになると痛みは消えます。 >もしかして、こちら記事の病気なのでしょうか? ●その可能性はあります。私が作った問診票で10項目以上該当する場合はUGI(上部消化管透視)を行い、写真のような所見があり、CTで大動脈と上腸間膜動脈の間を十二指腸が横切る位置で、大動脈と上腸間膜動脈の距離を測り、8mm以下であれば診断は確定します。治療には保存的治療と外科的治療があります。外科的治療は十二指腸空腸バイパス術を行います。しかし、一般の内科医、外科医ではこの病気を念頭に置いていない方が多く、見逃されているケースが多いです。残念ながら私は今は臨床からリタイアしていますので、力になれませんが、一度かかっている先生にこの病気ではないか相談してみてはいかがでしょうか? (2015年10月03日 22時18分53秒)
初めまして。小6の娘がSMA症候群ではないか、と診断されました。一日中続く吐き気と、空腹時の腹痛が主な症状です。腹部造影CTで角度が10度、超音波で角度が21度、胃カメラで、十二指腸のところが狭窄していてカメラが通らなかった、という点から、SMA症候群ではないか、という診断となりました。ただ、バリウム(さらさらした水っぽいバリウム)検査では、通過障害は見られず、その検査を行った病院では、SMA症候群ではない、という診断でした。現在、吐き気で少量の流動食的なものしか食べられないため、ラコールを1日6本飲んで、カロリーを取り、脂肪をつけて治す、という治療をしていますが、吐き気が辛くて、日常生活に支障をきたしています。もともと太りにくい体質で、いつ脂肪がついて治るのか…それまで吐き気もずっと続くと思うととても辛いです。このような状況ですが、SMA症候群とみて間違いないのでしょうか?また、これだけ吐き気が続いていて辛い症状ですが、手術はしないと言われてます。手術の適応にはならないのでしょうか?
(2019年06月16日 22時17分54秒)
rainbow168さんへ
●症状と胃カメラの所見から考えてSMA症候群で間違いないと思います。保存的治療としては症状が出た時の体位の工夫(SMAと大動脈の間隔を広げるような膝胸位を取るなど)と濃厚流動食などで栄養をつけて血管の周りに脂肪をつけて圧迫の程度を和らげるくらいしかありません。 ●手術は私のしていた方法は十二指腸の第2部と下の空腸(十二指腸の約15cmくらい下)の側々吻合です。約8cmくらいの正中切開ですることが出来、術後約1週間くらいの入院期間が必要でした。術後の合併症としては癒着性の腸閉塞を将来起こす可能性はありますが、私にはその経験はなく頻度は少ないと思います。 (2019年06月18日 22時11分23秒)
ドクターT9323さんへ
早速お返事ありがとうございました。現在は内科的治療を行っていますが、もともと太りにくい体質で、内臓脂肪をつけるのには長期間かかると思いますし、体重を増やしたところで、ピンポイントでSMAのところの脂肪が増えるかは分からない、ということで… 毎日、一日中吐き気があり、日に日に強くなっている状態で、吐き気止めの薬も、1日のうち二時間ほどしか効かない状態です。学校へもまともに行くことができていません。この状態で長期間内科的治療を続けるのはかなり精神的にも肉体的にも辛いものがあり、私たちはできたら外科手術を希望しています。ですが、内科的治療が優先で、手術は命に関わらない限りしない、と小児外科の先生に言われ、ショックを受けました。こんなにしんどいのに。外科の先生のお考えとして、今のこの状態でどれぐらいの期間内科的治療を続けても改善がみられなければ手術をすると判断されますか? 私たちは先生のお住まいの県に在住しておりますが、先生はもう手術はされていないのですよね?先生のように、この病気をたくさん手術されてる病院または先生はいらっしゃらないでしょうか? (2019年06月21日 15時50分55秒)
rainbow168さんへ
●私は残念ながら9年ほど前60歳でメスを置きました。SMA症候群は見逃されやすい病気で、検査で何も異常なしとされて精神科へ回されるケースも多い病気です。SMA症候群の診断がついただけでもラッキーと言えると思います。内科的治療でよくならなければ外科的治療を考えるのですが、その選択はドクターによってかなり異なります。小学校6年の娘さんと言うことですので、これから成長期に入り、体型もかなり変化すると思います。手術に慎重になるのも解ります。主治医の先生と娘さんの症状についてよく相談して判断を仰ぎ、場合によっては別の病院でセカンドオピニオンを受けるのもひとつの手段だと思います。 (2019年06月21日 23時48分59秒)
ドクターT9323さんへ
お返事ありがとうございました。とても参考になりました。まだまだ長い闘いになると思いますが、頑張ります。聞いていただきありがとうございました。 (2019年06月22日 09時23分06秒)
5ヶ月前に嘔吐して以来、吐き気や
消化不良、食欲不振に悩まされて いる者です。色々調べて、実際に 左を下にして楽になることからこの病態を疑いはじめました。12月の Ctでは幅10ミリあるから違うと言われていますが、胃から中々食べた ものが出て行かず、軽い逆流性食道炎も最近胃カメラで分かりました。 体重も増えず元の体重から3キロ 痩せたままです。 小さい時から痩せており、夕食に 途中横になって休憩をはさんで 2時間かかっていました。 成人してからも食後の腹痛を度々 起こし、横になると楽になる、を 繰り返して生きてきました。 10ミリあれば、確実に食べたものは通るのでしょうか? 先生はどのように思われますか? (2020年02月29日 10時17分51秒)
まあささんへ
●私が作った診断基準は絶対的なものではなく、10mmでもSMA症候群の傾向がある人はたくさんいます。お話を伺うかぎり、SMA症候群の傾向はあると思います。しかし、左側臥位で症状が緩和するのは比較的軽症だからで、重症の方はなかなか緩和しません。私は残念ながらメスは置きましたが、消化器外科でSMA症候群の手術をされている先生がいたら、外科的治療について相談してもよいと思います。 (2020年03月02日 06時40分29秒)
先生
ご丁寧に貴重なご意見、お返事 ありがとうございました。 最近ではさらに痩せ、どの体位でも中々食べ物が胃から出て行かず滞留するようになってきており焦っています。怖いです。 やはり近日中に受診しようと思います。 (2020年03月02日 17時50分33秒)
まあささんへ
●70歳を過ぎて、第一線の外科医療からは引退し、現在は競艇場医務室の仕事と健診の仕事と監察医をしております。お大事に。 (2020年03月03日 06時37分12秒) |
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