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2007/03/01(木)03:30

怪物に出会う

人物紹介(42)

一昨日、朝の練習中に怪物に出会った。朝4時半にSさんが家を出るときに私の携帯を3回鳴らす。それが、今から行くよという合図。最近は4時半ころになると起きて待っていることも多い。Sさんの家から私の官舎までは1kmくらいある。私も着替えて、官舎を出て、Sさんの家の方へ向かう。途中で出会って、それでは今日は海岸線を走りましょうと。まず竹島へ出て、そこから三谷の方へ向かって海岸線の堤防沿いを走る。港や河口があるところは内側に回る。堤防が切れて、三谷海岸へ出たところで、お爺さんが一人で走っていた。Sさんは話好きなので、走っている人がいると必ず声をかける。顔見知りのようであった。昔一緒に、マラソン大会に行ったことがあるらしい。そのお爺さんはKさんという、年を聞いてびっくり、大正9年生まれの87歳でした。わたしより30才、Sさんより20才も上です。まだ競技スキーの大会に出ていて、今度猪苗代湖で大会があるので、その練習のために走っているとのことでした。一緒に2kmほど走って、弘法山に登りましたが、足腰がしっかりしている。私などまだまだ子供です。怪物の写真は恐れ多くて撮れませんでした。弘法山を越えて星越えの陸橋の上から見ると国道23号線を経て、ラグーナのマンションの灯りが見える。蒲郡には90歳でマスターズ水泳の背泳ぎで世界記録を作ったお婆さんなど、ときどき怪物がいる。私も怪物になれるだろうか?そういえば昨日の朝はこの陸橋のところからちょっと入った山の中で74歳のお爺さんが首を吊っていた。年末にパーキンソン病と診断され、車椅子生活になるといわれたのがショックで悲観していたとのことであった。一昨日の夜は仕事が終わるとSさんから電話、駅前のカラオケスナックで飲んでいるから来ないかという。行ってみたら、Sさんが北島三郎になっていた。Sさんは昔、演歌師を目指して東京へ行き、演歌師の親分に弟子入りしたことがあるという。でも、ある時、年が上でも、若い兄弟子のいうことは間違っていてもきかなければならないその世界が嫌になり、雨の降る日に屋根から逃げ出したという。そして、理容師になった。今でもカラオケへときどき行き、北島三郎を歌う。人にはいろいろな人生があるものだ。そのうちに立って歌いだした。Sさんは火曜日、仕事が休み、火曜日の夜は飲みに行くことが多い。従って水曜日の朝は練習がお休み。私は毎晩飲みに行くので、あまり休みとは関係がない。昨日の朝は外来の看護婦さんがミモザの花を持ってきてくれた。ジンチョウゲは病院の入り口に咲いていたもの。可愛い、面白い花だが、ミモザの花粉症の人がくるとちょっとまずいかな~。

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