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ファームかずと日記

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February 23, 2008
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カテゴリ:知識
中国製冷凍食品の農薬混入で、またぞろ出てくるんじゃないかと思ったら、出てきましたね。「食品用洗剤」
夕刊フジのサイト「ZAKZAK」でも紹介されています。
毒ギョーザで「食品用洗剤」バカ売れ…中国では常識「農薬100%除去」
はっきり申し上げて、危機感をあおることでお金儲けに走るグレーな商品です。
この記事内で紹介されている2商品ですが、どちらもブロッコリーやいちごなどを浸けておくことで有害な物質が除去されるのが目に見えるとうたっています。

 でも、実際にこれらが取り除いているのは、野菜や果物そのものが、自分を保護するためにつくりだしているワックスブルームと呼ばれる無害な成分です。
 以前のきゅうりやぶどうの周りが白っぽいのも、農薬で真っ白なのではなく果実が自分を保護するためにつくりだした無害な成分です。

 農薬たっぷりの危ないサインではなく、むしろ食べごろの証拠なんです。

日本での残留農薬の基準で言えば、許可を受けた農薬でも1~2ppm程度です。
これは 25mプールにヤクルト1本に満たない量を入れても基準値を超えることになります。
 一般には普通に水洗いをすることでこの濃度はさらに半分程度になります。
逆に言えば、天然由来のカルシウム水や塩水で、作物のワックスを除去することが、農薬の完全除去とイコールではありません。

 上記の記事内の引用です↓
『「私たちが日ごろ口にする野菜や果物は、どうしてもワックスや農薬、防腐剤や着色料などの有害物質が避けられません。水洗いでは完全には除去されず、一般的にはそれらを年間3-4kg蓄積し続けているともいわれます。しかし、天然成分のみで皮膚のアカを落とす天然入浴剤の技術を応用すれば、ほぼ100%除去できます」』

どれだけ食べれば1年で3-4kgの有害物質を蓄積できるのやら。。。

ちなみに農薬は「農業用の薬」です。
人間用の薬に、ビタミン剤から抗がん剤、麻薬まであるのと同様に、農薬のすべてが有毒ではないし、輸入品の移送時殺菌以外、農薬の散布は収穫のかなり前に終わることが定められています。

「天然由来成分」というのもイメージはいいけど安全の証拠にはなりません。
トリカブトの毒や、発がん性があるタールだって天然由来成分です。
必ずしも「天然由来=安全」ではないのは気をつけるべきと思います。
精製過程が悪ければ、悪性の不純物が含まれている可能性もあります。

いろいろ言いましたけど、こういう安全性は、あまり簡単なわかりやすいことでくくると、弊害もあるんじゃないかなというのが素直な感想です。

写真は天然ワックスにしっかり守られた小山さんのりんごとイチゴです。
安全・おいしさにこだわっています。最低限の化学肥料と農薬は使っています。
こだわりのおいしさは、食べてもらえれば伝わると思います。

ちなみにどうしても、作物のワックス分が気になる方は、塩水につけてみてください。
それで十分効果がありますウィンク





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Last updated  February 23, 2008 06:20:09 PM
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