~ 木村 伊兵衛 Ihei Kimura ~
1901年12月12日~1974年5月31日
日本 東京都出身
1950年「日本写真家協会」初代会長に就任
個人的に、日本の写真家の中で特に尊敬している人物です。
彼は、戦前・戦後を通じて活躍した、日本を代表する著名な写真家の一人です。
報道・宣伝写真やストリートスナップ、ポートレート、舞台写真など、
さまざまなジャンルにおいて数多くの傑作を残しており、
日本近代写真史においてはもっとも重要な人物であると言われています。
また、昭和という時代を代表する写真家で、
「スナップショットの達人」と言われています。
彼は、まるで呼吸をするように写真を撮り、
レンズを肉眼のように使い、多くの傑作を残しました。
彼の写真は、ことさらテーマを強調したり誇張するのではなく、
あるがままの日常をそのまま写真にしています。
そして、彼に関する有名なエピソードですが、
弟子だった写真家の田沼武能は、伊兵衛の撮影を「神業だった」と評しています。
それは、例えば、前方から人物が歩いてきて、伊兵衛といずれはすれ違う。
その時、被写体の人物がどの辺に来てると背景はどうなるか、写角、構図などを瞬時に計算をし、
通り過ぎる時には、2、3回シャッターを切っています。
通り過ぎた人物は自分が写された経過に気がつかなかった、と言われているらしいです。
そして、いい写真が撮れた時は、
「粋なもんです。」と口癖のように言っていたらしいです。
やっぱりコレが一番好き!
「大曲おばこ」 1953
他のサイトから
http://homepage2.nifty.com/welcomepage/
残念ながら、小さい写真しかありませんでした。
これが、いわゆる「秋田美人」ですね。
2008/7/15追記
下記に表示しているリンク先は、
サイトが閉鎖されたらしく、
残念ながら、今は見ることができません。
上の写真が「青年」 1952
「川開き」 1953
「那覇の芸者」 1935
「本郷森川町」 1953
「浅草」 1953
1st updated 2007.11.08 18:47:38