現象としての私/2012年12月10日(月)ー平成24年
2012年12月10日(月)晴れ。 午後9時20分からBSプレミアムシネマで、中村勘三郎さんをしのんで「やじきた道中 てれすこ」を見る。監督は平山秀幸、出演は中村勘三郎、柄本明、小泉今日子、ラサール石井,笑福亭松之助ほかである。時代劇のコメディー映画である。時代は江戸時代である。 午後11時半からEテレで、サイエンスZERO「シリーズiPS細胞(1)誕生の舞台裏」を見る。どんな細胞にも変化できる「万能細胞」の誕生によって、再生医療の可能性が現実味を帯びてきた。イギリス人のジョン・ガードナー博士は細胞の初期化の研究を行ったパイオニアで、実験に使った細胞は両生類のアフリカツノガエルの細胞であった。クローン羊のドリーの誕生が山中教授に大きな研究テーマのヒントを与えた。人間の中にある遺伝子は2万個ある。その中からES(胚性幹)細胞に関わる遺伝子が1300個見つかり、絞り込みで24個まで特定できた。24個といえども組み合わせれば膨大な数になってしまう。グループの高橋氏のアイデアで組み合わせではなく24個から各1個ずつ減らしていけば24回の実験で可能となります。そのアイデアを採用して短期間でES細胞に関わる4個の遺伝子を特定することが出来た。山中教授グループが4つの遺伝子で初期化が出来ることを解明し、英文で論文を世界に向けて発表した。 あなたは社会保障制度のない資本主義国家と経済状態の悪い福祉国家のどちらの家に住みたいですか? 「詩は人類の母語である」ヨハン・ゴットフリート・ヘルダー(1744ー1803)ドイツの思想家。