2010/02/11(木)00:22
NS250R クラッチ
シフトが入りづらいとお預かりしたNS250Rです
ミッションなら部品の調達が大変だったところですが、
原因はクラッチでした。
上の写真は特に何も無いのですが、クラッチ板を外してみると・・・
プレートにもやもやっとした黒いシミがあるのがわかるでしょうか?
コレは、プレートが熱を持ちすぎ、焼けてしまったためにできたシミです。
こいつのせいでプレートとディスク板がうまくかみ合わず、
シフトが入りづらくなっていました。
この車両に関して言えば、原因ははっきりわかりませんが、(ワンオーナーじゃないそうなので・・)
半クラを頻繁に使った場合なんかにこうなってしまうことがあります。
発進の時には早めにつないであげた方が、クラッチにはやさしいです。みに・・・、アクセルミュージックを奏でられる彼らのクラッチは
一瞬で滑ってしまうらしいです。
クラッチが完全につながってる時間の方が短そうですし・・・。もっともか
話はもとに戻って
純正部品でクラッチプレート、ディスク板などを用意して新品と交換です。
CB750Fにしてもこういう消耗部品が廃番にならずに
長くあるというのはとても嬉しい!
強化が必要で無い場合はやっぱ純正部品というと安心ですよね。
値段も納得できるし。
それにしてもこのNS250R、本当にキレイ
40代のお客さんはほとんど全ての人が感嘆のため息です。
ウチは割りと年齢層が高めなので、
この車輌の前で「オオッ!」と言って立ち止まる方が多いです。そういうかぁちゃんも40代。
でも、その頃、まぁったくバイクに興味が無かったのであまりよく知りません。
そのたびに生きた絶版車カタログ(別名 とうちゃん)から話を聞きます。
コレが結構いろいろネタをもっているので面白い!
ご来店頂いた際にはちょっと話をフってみてください。
ぴくっと来るものがあれば勝手にしゃべりだします