2006/03/01(水)21:55
ディレクシブ
3月5日に、ディレクシブが鈴鹿サーキットで2006年活動体制の発表を行い、同時にディレクシブのシニア・エグゼクティブ・ディレクターに就任したジャン・アレジがディレクシブカラーのマシンでデモ走行を行うそうです。
このディレクシブという会社というかチームは、昨年からマクラーレンとの関係で話題になっている新しい会社。代表の芳賀美里氏は元レースクイーンというで、昨年以来のモータースポーツ活動は世界的にも話題になりつつあります。
ところで、このディレクシブという会社はいったいどういう事業を行っている会社かというと、それがどうもわかりにくい。会社のホームページを探してみましたが、モータースポーツ情報が掲載されているのみ。
ディレクシブ http://www.direxivmotorsport.com/
また、芳賀美里社長のBlogもあり、こちらでも事業に関して若干紹介されていたらするのですが、やはりわかりにくい・・・・。
『芳賀美里』の社長&監督一年生日記っ! http://blog.livedoor.jp/misato_haga/
『your VIPサービス』という事業もしているそうですが(http://www.yourvipservices.com)、これらの事業だけで、これだけのモータースポーツ活動を行う資金が出るとは思えないし・・・。
見つけた情報では、ディレクシブの設立は2004年7月7日だそうです。でもその2004年には、芳賀美里さんはJGTCでFK/Massimo でレースクイーンやっているんですけれど(笑)
個人的に一番疑問なのは、その資金力。GP2、F-NIPPON、スーパーGTと参戦しますが、形態としては自らがスポンサーとなっての参戦で、マシンはディレクシブカラーのブルーに彩られるようです。他からのスポンサーも多少はあるのでしょうが,チーム運営費用の大半はディレクシブが負担しているのではないでしょうか。ということは、それだけの資金的バックボーンがなければ成り立ちませんが、その資金元がどうも私には理解できない。レッドブルがF1チームを買収したときも、飲料メーカーでそれだけの資金源があるのか疑問でしたが、ディレクシブはもっと疑問符が大きい。うーん、どうももやもやします。
いずれにしても、今シーズンはDPR Direxivチームとして、GP2シリーズに参戦すると共に、同チームとしてォーミュラ・ニッポンに密山祥吾を起用して参戦。さらに、スーパーGTにもヴィーマック(GT300)に密山祥吾と谷口信輝で参戦します。
また、GP2の吉本大樹も支援すると共に、ウイリアムズのブルツとも契約、さらにはアレジがシニア・エグゼクティブ・ディレクターに就任にしました。
さらには、マクラーレンとの契約を広げて、ARTとも契約し、注目のルーキー、ハミルトンにもロゴがつくというディレクシブ。すごい勢いで活動を広げています。
あのロン・デニスが契約しているのですから、しっかりとした資金をもったグループ(なのか会社なのか)なのでしょう。マクラーレン・F1ジュニアチームとの関係も濃厚なディレクシブ。これからの活動には注目です。
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