題未亭

2006/09/15(金)21:08

来年のカレンダーに苦言を呈する林みのる童夢社長

国内モータースポーツ(57)

童無の林みのる社長が、来年のカレンダーについて苦言を呈しています。 Sep.14.2006  来年のカレンダー  いつもの林節ともいえる口調で、ルマン24時間の日程とフォーミュラ・ニッポン&F3の日程が重なっていることに怒ってているのです。しばらくカレンダーを眺めていたが、他の主要イベントを無視して設定したのならまぬけだし、分って重ねているのなら悪意があるのだろうし、眺めているうちに、無性に腹立たしい気分になってきた。(中略) FNと同日では、ルマンに日本人のドライバーを登用することも難しくなるだろう。FNやF3をルマンと重ねることにどんなメリットがあるのか知らないが(後略)林さんのコラムは、内容に同意できないことも多いのですが、これに関しては私も賛同します。 F1やWRCなどの日程に重なってしまうことは、どうしても避けられません。ほとんど毎週のようにBIGレースは世界で開催されているのですから。 しかし、日本のチームやドライバーが参加する可能性のあるBIGイベントには、日程をずらす配慮があってもよいと思います。林さんの言うように、日本のトップドライバーにもしル・マン参加チームから声がかかっても、これでは参戦できません。また、ドライバーが世界での活動を視野に視察に行きたくても、不可能となります。 ル・マン、インディ500などの世界的イベントや、F3マカオGPなど、日本のチームやドライバーが参加する可能性のあるイベントは、日程を調整する配慮があってもいいと思うのです。 また、2006年のカレンダーでは、モナコGPとインディ500の開催日に、日本ではフォーミュラ・ニッポンとF3が行われていました。この時の日記でも、こういう日程は避けた方が良いのではないかと感じていました。世界と日本は関係ない・・・のではなく、日本のドライバーやチームがもっと活躍できるような配慮を日本のレース界も持った方が良いと思うのですが・・・。 林社長のコラムの最後は以下のように結ばれています。先日のもてぎGTのパドックで、由良拓也を始めとする仲間内にこの話をしていたら、大勢の意見として、「それって、林さんのキャラクターが問題じゃないの?」って、やっぱり。えっと、日本のレース関係者はこれに対しておかしいと思っていないと言うことなのでしょうか・・・・。ちょっとがっかりです。 それとも、これ以上日本のトップドライバーが世界に流出してしまっては困ると思っているのでしょうか・・・・?モータースポーツのニュースはblogで  ■追記 改めてJAFから発表されている2007年のカレンダーを確認したところ、6月16-17日は岡山国際サーキットの第一案となっています。第2案は6月9-10日となっていますので変更される可能性は残っています。

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