3月に入り、少しずつ春めいて来た。
2008年F1の開幕は3月14日(金)にオーストラリア・メルボルンとなる。
すでにテスト日程も終了し、各チームは開幕に向けての最後の準備に追われているであろう中で、スーパーアグリF1チームには様々な厳しい現実があるようで、動きが見えてこない。
2月19日の新車発表を前日にキャンセルした後、衝撃的だったのは22日のホンダの体制発表会にも姿を現さなかった。
その後も、ホンダと重大な交渉を行っているという報道はあったものの、その後の報道は途絶えている。
昨年末頃から、株式の一部売却を含めて、スペイン、インド、ロシア等のグループと交渉を行っているとされていたが、いずれも交渉は決裂している。
スーパーアグリの秋田史氏は、株式の100%売却もあり得るとコメントを発している。
スーパー・アグリ首脳、「100%売却もあり得る」
ホンダは、スーパーアグリであるからこそ、エンジン供給などを行っているのであって、チームが売却された場合は、その供給を白紙に戻すということを示唆している。
ということは、資金的に行き詰まり、チームを売却することでチーム組織の存続を図ろうにも、スーパーアグリの最大の資産(?)である、ホンダとの契約さえどうなるか分からないことを意味し、投資グループとすれば購入のメリットさえ無いことになってしまう。
音羽記者クラブさんは、「【F1ホンダ】スーパーアグリの使い捨てが現実に」とホンダの対応に強い怒りを表明している。
2008年F1開幕まであとわずか。果たしてスーパーアグリF1チームは、メルボルンに現れるのだろうか。
私たちファンは、不安を抱えながら、待つしかできないのだけれど、もしかすると
このマーク
は見納めになってしまうのだろうか・・・・
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Last updated
2008年03月03日 18時01分30秒
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