2008/09/08(月)10:59
ベルギーGPが終わり、季節は秋
F1ベルギーGPのフィニッシュを見届け、外に出た。
空一面に広がる星の輝きが美しい。競うように鳴く虫たちの声。すっかり秋の気配。
スパの天気は、最後に波乱を演出した。
2位でもOKだと思われていたハミルトンが最後に仕掛け、ライコネンも受けて立った。
両者の意地が交錯したバトル、ライコネンを攻略したハミルトン。雨でグリップを失うマシンと、周回遅れが絡む中でぎりぎりの攻防。ハミルトンもコースを外れ再度前に出たライコネンもスピン。そして、ライコネンはグリップを失ってクラッシュ。
ライコネンはいま何を思う。
今回もトロ・ロッソの2台は活躍した。
特に4-5位の上位を走り続け、3位表彰台間近だったブルデー。惜しくも結果を残せず。しかしポイントは獲得した。
最終LAPで各車をごぼう抜きに抜き去り、3位を獲得したハイドフェルド。会心の思い切り。
僚友ライコネンが戦列を去り、2位に上がったマッサ。ハミルトンを追い逆転をめざそうという気迫はあったのか・・・
最終LAPに向かうその走りからは、何も伝わってこなかった。
スタート一閃、ライコネンが盛り上げた2008年ベルギーGP、ライコネンに喜びのゴールは無く、コースサイドでチェッカーを見た。
こういうときもある。でもまだチャンスを残っている。
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