ロバート・クビサのラリーでのクラッシュのニュースには驚かされました。
現役のF1ドライバーでありながら、プライベーターとしてラリーへの参戦を楽しんでいたクビサは、現代のF1ドライバーの中では異色の存在です。
クビサ自身もBMWザウバー時代は、契約でラリー参戦を禁止されていましたが、ルノー移籍を機にF1の合間にラリーへの参戦を行っていました。
今回の事故は、クビカの体に非常に深刻な状況をもたらしてしまったようで、手術は無事に終了したものの、右手が生着するかまだ5-6日の観察が必要とのこと。さらには、右手がその機能を回復するかも1年ほど経過を必要とされています。
クビサは、将来のF1ワールドチャンピオン候補の一人と目されるドライバーでもありますが、その誠実な人柄は誰にも認められる存在でしょう。
今シーズンのF1は絶望としても、願わくば、また、クビカがあの笑顔とともにF1に戻ってきて欲しいもの。
多くのファンの願いがイタリアのクビサに届くことを信じて。
クビサのクラッシュの状況