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テーマ:サッカーあれこれ(19847)
カテゴリ:’06 チャンピオンズリーグ
今日は9月27日に行われたヴェルダー・ブレーメン対バルセロナの一戦です。 すでに両チームの試合はブレーメンはチェルシー戦、バルセロナはソフィア戦をそれぞれ観ていたのですが、ブレーメンはホームに、バルセロナはアウエーになったことで、それぞれ違ったチームになっていました。 Jリーグでも今年昇格した甲府がホームで、首位ガンバを下したゲームで、ホームにおける優位性を改めて思い知ったところでしたが、このゲームにおいてもそんな構図になっていました。 前節はチェルシーのホームで、善戦しながらも1枚も2枚も差を感じたブレーメンでしたが、チームカラーである緑に埋め尽くされたスタンドに大いなる勇気とパワーをもらい、バルセロナを迎え撃っていました。 ブレーメンはクローゼとの2枚看板であるFWクラスニッチを欠いていましたが、新規加入のドイツ代表CBメルテザッカーがCL初先発。エトー、ジュリらスピードのあるFWにどう対応するかが注目でしたが、ブレーメンのディフェンスに安定感を与えていたように思えました。 ドイツ代表を揃えたチームらしく、質実剛健なサッカーはアウエーのチェルシー戦と比べ2割も3割も迫力を増した感じ。10番のディエゴがブラジル人らしいアクセントを加えてタメをつくり、王者バルサ相手に一歩も引かないサッカーを展開していました。 対するバルサは、ロナウジーニョが大ブレーキ。明らかに動きが重く、バルサの持ち味の一つである、攻撃に転じた時にアタッカー全員が意図をもって動き出すその動きだしのテンポに、2歩も3歩も遅れるどころか、常に足下に欲しがり運動量が圧倒的に不足していました。 加えて代えの効かないエースストライカー・エトーが負傷退場。全治2ヶ月という重傷を負ってしまいます。その存在の大きさを実感しただけに、バルサが、ライカールトがどうヤリクリするかに注目です。 試合はホームの力に後押しされ、ブレーメンが押し気味に展開。なかなかゴールを割ることができないなか後半11分、バルサの魂プジョルが、まさかのクリアミスOGでブレーメンが先制します。 後半20分、エトーの負傷退場と共にグジョンセンと、ジュリに代えリオネル・メッシを投入。これで流れが変わります。 メッシの投入は異なるリズムを作り出すと共に、ロナウジーニョを復活・・・・とは言い過ぎかもしれませんが、多少目を覚まさせるだけのカンフル剤となりました。ぐうたらな主婦のように足下にばかり貰いたがっていた彼が、ディフェンスを引きつけるオフザボールの動きを見せ、ぽっかり空いたスペースにデコがアイディア溢れるスルーパスをちょこんと出す。そこへメッシが駆け込みシュート。バルサに同点ゴールをもたらします。 バルサにとって、これは大変大きいゴールとなったことでしょう。バルサ、チェルシー、ブレーメンという強豪が揃ったリーグの中、取りこぼせばグループリーグ敗退も有り得る話。アウエーで得た勝ち点1は、なによりも貴重なものであるかと。 それにしてもメッシ、存在感あるなあ。なにかを持っている選手というのは、彼のような選手のことを言うのだと改めて感じました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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メッシ様様だろうね。
しかしメッシというのは、今の段階では、途中から出てきて試合の流れを変えることは出来ても、エトーみたいには出来ないだろうから、これからエトーがいない中をどう戦っていくかは大変興味がある。 とブルーのファンは上から見たような言い方をするw まあうちから行ったグジョンセンをうまく使ってくれたまえw (2006.10.06 12:45:13)
獲得していてホントに良かったね。ラーションくらいの活躍が出来れば万々歳だろうな。
グジョンセン以外はメッシ・ジュリ・サビオラ・ロナウジーニョだからねえ。彼への負担は大きいだろうな。他の選手はどう見ても衛星タイプだからねえ。 グジョンセンが居なくなったら、Jで言えば田中達也と佐藤寿人の2トップのようになっちゃうなw (2006.10.06 13:13:04) |