2007/10/04(木)16:50
【BIG3】プロ野球ドラフト会議結果【悲喜交々】
さて、毎年恒例ドラフト談義ですが。今年も語ろうと脳内資料を整理しながら、ワクテカと会議の進行を見守っていた・・・が、あまりに中日の結果がガッカリ仰天だったので日記を書く気がおきませんでしたortなんだろう・・・去年堂上直の獲得で燃え尽きたのか、夏に中田が甲子園出てなかったからなのか。情報は逐一チェックしてたのですが、今年のドラフト熱は去年ほど上がらなかった私なのです。佐藤、中田、唐川が高校BIG3と呼ばれ、それに次ぐ存在と言われたのが高濱。当初中日は競合を避け、高濱に向かうのかなあ・・・と思ったりもしましたが、若手投手が不足していることもあり、佐藤の指名と相成りました。ところが中田を上回る最多5球団での抽選となった佐藤を、去年堂上を引き当てた西川があっさり外すと、高濱には目もくれず外れ1位で投手の岩崎を指名。ところがところがこちらもソフトバンクと競合し、二分の一の確率を外してしまう。それで結局指名したのが浦和学院の赤坂君なんですが。強豪浦和学院の4番で投手、高校通算58本塁打を放つ強打者で、ああ、福留の後継者を担う素材を取りに行ったか・・・などと思っていたら彼は投手で獲得とのこと。ちゃんと育てられない匂いがプンプンします。3位も同じパワーピッチャー型の樋口君を指名。イギリス人とのハーフで相当イケメンですが、こちらも素材型。まあ即戦力の高校生なんて滅多にいないんですけどね。もちろん彼らには大きな期待を抱いてはいますが、クジを2回外したのはいかにもイメージが悪すぎる。少数指名は元々の方針なんで、悪いとは思わないのですが。恐らく現有戦力を解雇してまで獲りに行く程魅力的な選手が残ってなかったのもあると思いますが、構想的には惨敗のドラフトでした。大社、ガンガレ。中日が逃した佐藤をGETしたのが、古田ヤクルト。今シーズンでユニフォームを脱ぐ古田の最後の大仕事でした。古田は去年も増渕をGETしており、バレンタインと並ぶ強運の持ち主かも。フロントとの軋轢からの退任だっただけに、彼らが活躍する未来図を描けないのは残念でしょうね。一方、打の雄、中田君は4球団強豪の末、日ハムへ。日ハムは出来すぎだろう・・・北海道移転が運を開いたとしか思えません。俺から見ても相当魅力的なチームになっちまいましたねぇ。3連覇を狙うシーズンだけに、即1軍で使われるかわ微妙だと思いますが。そういう意味ではオリックスあたりなら開幕スタメンでしょうが、その辺は実力で勝ち取ってもらうとして、是非清原越えを狙って欲しいと思います。広島、ロッテでドラフト独自路線を歩む2チームの抽選の結果、バレンタインが例のムカっとする(笑)リアクションでGETしたのが成田、唐川。こちらは地元千葉ということもあり、早くから獲得を表明してきた2チームの順当な指名の結果で、本人にとっても良かったのではないでしょうか。その他セのライバル球団を見わたすと、今年のセ界王者の読売は中日と同じく佐藤をクジで外す。ここで指名したのが名門・熊工の藤村でした。この選手、分かりやすく言えば「ぴの」です。脚はチョッパヤ、パワーは皆無。脚にスランプは無いとはいえ、1位に値する選手かどうかは疑問。まあ同じ熊工出身の荒木を、うちも外れ1位で獲っているので人のことは言えませんがw同じく中田をクジで外した阪神は、外れ1位で横浜と競合しながらも高濱をGET。攻守、巧打の内野手でセンス抜群。この選手を高く買っていた俺としては複雑ですが、手を出さなかったのだから仕方ない。独自路線で唐川を外した広島と、おなじく2回ハズレくじを引いた強運な横浜は中日と似たか寄ったか。あえて言わせてもらえば、横浜、甲子園大好きだなという事かw例年と比べて気の入らないドラフト結果となってしまいましたが、正直トップの4人ぐらいの選手とその他の選手の差が大きいように感じた今年でした。レベル的には平均をとればほぼ平年並みというところか。高校生で150キロ連発の佐藤と、高校通算最多HRの中田がどんな選手に育って行くか、楽しみであります。がんばれ、夢多き若人よ。