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カテゴリ:もとやんの日常
「申し訳ない」 オリンピックでは、この言葉をよく聞く。メダルを期待され、負けた選手が吐く言葉だ。 華々しく開幕したロンドン五輪でも、大会3日目にして、たくさんこの言葉を聞いてしまっている。 福見が、内村が、北島が。 絶対的な存在であればある程、プレッシャーはキツくなる。1億人の期待が目に見えぬ鎖となって、体中を縛っているようにも見える。 皮肉なもので、初出場の選手やメダル圏外の選手たちは、オリンピックを楽しんでいる選手がほとんどだ。時としてその高揚感が、思わぬメダルを産んできた。 誰がために、選手は戦うのだろう。 血のにじむような練習をこなし、熾烈な国内の戦いの中で、やっとつかんだプラチナチケット。その劇場を楽しめるか否か。それが選手の実績に反比例するというのは、皮肉なものではないか。 選手たちには、謝って欲しくない。 努力した結果、及ばなかったのなら、それで良いではないか。 もっとエゴイスティックに、五輪を楽しんでほしい。 勝っても負けても、見たいのはただ一つ、選手の達成感に満ちた笑顔だから。
ただ、潮田玲子は正直イタいと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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