2014/04/20(日)08:29
妄想航空機図鑑...第7回VA-12
前回の妄想航空機図鑑はこちら...
第7回は可変攻撃機VA-12です
VA-12は大型可変攻撃機である
叛乱軍の大型機動兵器、戦略ポッドは政府軍にとって脅威であった
それに対抗するために導入されたのが大型の可変攻撃機のVA-12(上)である
もともとは、可変偵察電子戦機RVF-18及び可変哨戒機RVA-8の探査範囲の狭さを解決するための手段として、強力な哨戒用電子機器類を搭載するために大型の機体を必要とすることで開発されたものであったが、電子機器類を武装に換装した形で可変攻撃機としている
大型の機体のそのスペースを活用し、重力制御装置やそれに付随するピンポイントバリヤ発生装置も搭載している
火器も艦船並みであり、固定武装としてバーストモード付きの大型ビーム砲4門、大型ミサイルランチャー6門、大口径ガトリング砲を4門装備している
外部武装も従来に比べて多くのミサイルを装着できるようになっている
重力制御装置によるホバリングは、エンジン推進力を利用するものに比べ俊敏な動きが可能で、大型の機体に似合わない機動性も有している
設計の基本となったRVA-12(下)も同時に導入された
大型ビーム砲4門のかわりに強力な哨戒用電子機器類を装備、広範囲の探査が可能となっている
更に、翼下にはECM装置を持つ無人探査機ステルス型ゴースト(RVF-18と同型)を4機装備しており、強力な通信機能を利用し更に広範囲の探査、電子的妨害が可能となった
アタッカー(攻撃機形態)
当時の状況から、主に空母搭載で海上での行動が中心とのコンセプトで飛行艇タイプの機体が採用された
ランディングギアも有し、陸上での離着陸もできるようになっており、水陸両用タイプになっている
エンジンは大型高出力のものを上部に2基、更に重力制御装置の補助もあり、大柄の機体に可変戦闘機並みの運動性能を持ち合わせることとなった
デストロイド(空戦モード)
海上での運用を想定し、デストロイドの飛行モードを設定している
空中からの砲撃による支援を考えていたが、実際の運用では予想以上のドッグファイトの能力を発揮し、空戦ポッドにも対抗しうる実力を持っている
デストロイド(陸戦モード)
この機体最大の特徴は、重力制御装置による高速ホバリング移動で、海上、陸上でもその強さを発揮している
強力な火器は移動砲台としても有効であり、空母艦上での砲台として機能し、艦隊戦にも活用されている
対地、対空双方問わずに対抗し、強力かつ万能な機動兵器として戦果をあげている
特別作戦部隊L.W.D.(Little White Dragons)のVA-12
同部隊のVA-8プラス及びVF-33と
その大きさは、従来のデストロイドはもちろんバトロイドよりも巨大で、叛乱軍戦略ポッド並みである
乗員はパイロットとコパイロットの2名、登場は機首下部のハッチより行う
機首前部にはスペースがあり、通常は6名分のシートが装備されているが、シートを折りたたむことで救助活動時には更に多くの人員が収容でき、貨物室としても使用できる
特別作戦部隊L.W.D.のRVA-12
海上活動の多いL.W.D.では可変哨戒機RVA-12が活躍している
早期に叛乱軍部隊の動きを察知し、拠点被害を食い止めることに有効であった
更に、無人探査機ゴーストはビーム砲を装備しており、遠距離遠隔操作による先制奇襲攻撃も可能であった
特別作戦部隊ウォートホッグズのVA-12
この機体は、砲撃が主であるが、ピンポイントバリヤを機首に展開、体当たりのように敵機を攻撃することもでき、接近時の格闘戦も行うことができる
ステルス空母プロメテウスII艦上でのVA-12
L.W.D.の母艦、プロメテウスIIの甲板で砲台として活用されることも多い
その火力により、艦防衛、艦隊戦で実力を発揮した
プロメテウスII脇で離水しようするVA-12
大きな機体は母艦の甲板滑走路を使用できないことより、デストロイド形態で前部ハッチより発進する
待機時は飛行艇として海上にいることも多い
旗艦である飛行航空母艦イチジョウには、前部ハッチが無いことから搭載できない機種である
機体の大きさは長所でもあり短所でもある
その大きな期待、強大な火力、そして優れた運動性能
最強のデストロイドと呼ばれる機体である
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