デジタル紙芝居第１０章　３

2022年01月22日

テーマ：3DCG作品(936)

カテゴリ：紙芝居

前回の紙芝居はこちら．．．

叛乱軍機動兵器部隊の迎撃に向かった特別作戦部隊ウォートホッグズ．．．
母艦ダイダロスの艦長に悩んでいる暇はありませんでした

そして戦闘の火蓋が切られました．．．

それでは．．．
はじまりはじまり．．．

ライトニングリーダー：　ジャミングはそれほどでもない、ライトニング２、状況を把握

ライトニング２：　戦略ポッド１、戦闘ポッド５．．．徐々に後退しています
ライトニングリーダー：　何かトラップがあるかもしれん　距離をとりつつ戦闘に入る
ライトニング２：　了解

サンダーボルトリーダー：　ライトニング隊と距離が出ているなぁ．．．
サンダーボルト２：　しかし、これ以上前に出ると、艦の守りが弱くなります
サンダーボルトリーダー：　敵部隊の規模から、ライトニング隊だけで十分対応できるだろう

サンダーボルト２：　あれ．．．

サンダーボルト２：　電子戦機がこちらに接近していると思われます　ジャミングのパターンが複雑で、うまく感知できません
サンダーボルトリーダー：　まずい、あっちは陽動か．．．距離が離れすぎてる　コントロール、まずいぞ

ライジン２：　なにっ

ライジン２：　ライジン２被弾．．．ＥＣＭポッド沈黙　アンチジャミング無効です
ダイダロス艦長：　各機光学センサーで状況を確認しろ
ダイダロスオペレーター：　機動兵器らしい機影は確認されますが、速すぎて補足できません
ダイダロス艦長：　ライトニング隊は戻せないのか？
ライトニングリーダー：　足止めされた形になっている．．．罠にハマったってことか．．．

サンダーボルト２：　うわっ

サンダーボルト２：　被弾した　不時着する
サンダーボルト３：　被弾．．．ベイルアウトする
サンダーボルトリーダー：　サンダーボルト２の信号確認、サンダーボルト３のパラシュート及びビーコン確認．．．２人とも無事のようだな．．．て、敵は．．．

サンダーボルトリーダー：　引くのか．．．新型か．．．

サンダーボルトリーダー：　艦長、単機ですし新型機のテストではないですかね
ダイダロス艦長：　そのようだな．．．十分な戦闘データは取れたってことか．．．まるで馬鹿にされてるようだな．．．
サンダーボルト２：　機体はもうダメそうですが、メモリーは無事でした　敵のデータも取れてます　転んでもただでは起きませんよ
ダイダロス艦長：　そうだな．．．いつまでも膝をついている場合じゃないな．．．

叛乱軍の陽動作戦によって、懸念された戦力の弱みを突かれてしまったウォートホッグズ．．．
その戦闘内容はすぐに作戦本部に報告されました．．．貴重な未確認機のデータとともに．．．