一味違う和室にしてみました
一味違う和室にしてみました~純和風ではない和室~ うちには客室用に用意した和室が1部屋あります。よくリビングと和室をつなげる家もあります。 確かに1.襖を開けたときに広いリビングになる2.子どもが小さいときにオムツ交換や昼寝をさせやすいといったメリットもありますが、1.おしゃれな家具を置いたリビングと和室はどうしても合わない!(リビングも和室もバリ風とかにまとめるなら別ですが) 2.襖を閉めて和室を隠しても襖が何枚も続く壁はやっぱりリビングに合わない!(いくら襖をリビングと同じクロスにしたとしても、木枠が残る場合も) 3.リビングの隣では客も落ち着いて寝れないし客がいる時に家族もリビングでくつろげない!(泊まりに来た人も、パジャマでリビングを横切るのは抵抗あるのでは?) そんな風に考えたので、うちの和室はLDKから完全に独立させました。 ちなみに、それほど使う頻度は高くないので、当初は和室にはそれほど予算をかけないつもりでした。「予算上、削るところは削る!それが和室!」と決めて、いわゆるハウスメーカーの標準仕様で話を進めていました。 しかし、結局は和室も色々と工夫することに・・・。 工夫 その1 うちの和室は、玄関のある北側にあり、家の正面に位置します。外観を洋風な感じにまとめたかったので、正面に障子が見える窓は絶対に避けたかった!(いくら洋風な外観でも、障子が見えたら台無しですよね。) そこで、和室の窓を4連窓にし、障子ではなく、和風なブラインドにしました。 その結果、外観はこうなりました。 工夫 その2次に広さについてですが、うちの和室は4.5畳しかありません。敷地、予算、間取り上、そこは仕方ありません。 ですが、お客さんが2人で泊まろうとすると、やはり手狭・・・。そこで、同じ4.5畳でも広く使える工夫をしました。 その工夫とは、吊り押入れです。 押入れを浮かせるようにすることで、床自体は6畳の広さを感じることができるし、布団を2人分敷いても、カバンとかの荷物を吊り押入れの下に置くこともできます。 しかし、問題が1つ発生。 1間半分の吊り押入れとする場合、構造上、吊り押入れの下の真ん中に壁が必要と言われました。(布団などを詰め込んだ場合、年数が経つとたわむ恐れが・・・)せっかく吊り押入れにしても、仕切りみたいな壁が残るとちょっとかっこ悪い。 打合せを重ねた結果、どうしても必要な壁は、奥行き45センチ分とのこと。(2×4の家に使う基本の壁の半分) 「だったら、残りの半分は曲線にしてください!」と頼みました。 それでできたのが、この吊り押入れです。 職人さん、ご苦労様でした。 さらに、普通は押入れの扉下に柱くらいの太さの横材が見えるのですが、扉で隠すように工夫もしてもらいました。職人さん、ホントにありがとう。 工夫 その3壁紙や扉のクロスはかなり思い切ったチョイスをしました。(押入れの扉の取っ手も、あえて付けませんでした。)なんだかんだと和室を考えているうちに、普通の和風の内装ではなく、一味違う和室にしたくなり、ハウスメーカー専属のインテリアコーディネーターと相談しながら、この組み合わせになりました。 さきほどの4連窓を含めた和室の全貌はこんな感じです。 お遊びに来た友達とかの反応も上々です。それに、吊り押入れのおかげで、本当に4.5畳よりは広く感じます。 ちなみに、予算上、畳は普通のものを予定していたのですが、壁紙とかがここまで遊びだすと、単なる縁付きの畳は合わないよなぁってことになり、工事中に急遽、琉球畳にランクアップしちゃいました。 予算を削るのは和室だ!って意気込みはどこへ? でも、完成してみると大満足できたので、良しとしましょう! ←クリックして応援してください。 他の方の住まいブログやランキングも見れます。