【楽天ブックスならいつでも送料無料】幻影の星 [ 白石一文 ]
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
郷里の母から送られてきた、バーバリーのレインコート。なぜ?ここにもあるのに…。震災後の生と死を鋭く問う、白石一文の新たな傑作。
なんだろう。
すごい不思議なお話でした。
ファンタジーとも違うのか。
時間の概念を問う…ってことなのか。
生きることの意味。
死ぬことの意味。
過去、現在、未来ってなに?
時間は本当に存在するものなのか?
すべてはイリュージョンで、自分が今目にしているもの
いや、自分自身も、もしかしたらレプリカでしかないのかもしれない。
自分が存在する意味。
人から必要とされていない自分は、本当は存在しなくてもいいものじゃないのか。
色々と深い問いが投げかけられます。
映画『インターステラ―』を観たときに似た思いがあるような気がします。
いや、違うのかな?
最近の私は、自分ではどうにもならないことでウジウジと悩んでしまっていますが、そんなの意味ないんじゃないの?って投げかけられてるような感じ。
人間なんて、本当にちっぽけですよね。