【楽天ブックスならいつでも送料無料】フランス組曲 [ ミシェル・ウィリアムズ ]
【ストーリー】
1940年6月。ドイツ軍の爆撃にさらされ、パリは無防備都市となった。フランス中部の町ビュシーにパリからの避難民が到着した頃、独仏休戦協定が結ばれ、フランスはドイツの支配下に置かれる。結婚して3年、戦地に行った夫を待つリュシルは、厳格な義母と大きな屋敷で窮屈な生活を送っていた。その屋敷に、ドイツ軍の中尉ブルーノが滞在することになる。心すさむ占領下の生活で、ピアノと音楽への愛を共有する2人は、いつしか互いの存在だけが心のよりどころになっていく。それは同時に、狭い世界に生きる従順な女性だったリュシルが、より広い世界へと目を向ける転機にもなっていくのだった。
これは、実話ではないんですね?
当時人気作家として活躍していた、イレーヌ・ネミロフスキーという女性作家が、アウシュビッツ収容所で死亡。
その遺品として残ったトランクの中に、未完のお話として残されていた原稿を補完して、映画化したものとか…
単なる恋愛映画ではもちろんなく、戦争映画であり、一人の女性の人生の記録でもあるというね。
身分違いの恋愛は、戦争中ならなおのこと、より大きな障害があるわけで。
もしこの時代に出会っていなかったなら…
こんな境遇でさえなかったら、二人の恋は実ったんでしょうかね…?
2016年の映画だそうで、結構有名どころが出ているみたいですね。
そして、色々考えさせられる映画です。
やっぱり戦争は悲劇しか生まない。
なのに、無くならないのはどうしてなんでしょうかね…。