三度目の恋 (単行本) [ 川上 弘美 ]
【内容情報】(出版社より)
すべての女を虜にする魅力的な男、ナーちゃんと結婚したわたし。女性の影が消えない夫との暮らしの一方、わたしは夢のなかで別の女として生きることになる。あるときは江戸吉原の遊女、さらには遙か昔、平安の代の女房として、さまざまな愛を知り……。夢とうつつ、むかしと今のあわいをたゆたい、恋愛の深淵をのぞく傑作長編。
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
結婚したのは、唯一無二のはずだったひと。教えてもらった“魔法”でむかしむかしの世に旅に出るようになるまでは…千年の時を超える極上の恋愛小説。
初めて読んだ作家さんです。
実は、これ読み終わるまで川上未映子さんかと思ってた私です。
全然違う作家さんでした。
けど、とても面白かったです。
最近、おかざき真里先生の
阿・吽 1 (ビッグ コミックス) [ おかざき 真里 ]
こちらを読み始めてまして。
これは最澄と空海のお話なんですが。
ここにもつながるお話だったりしてね。
伊勢物語がモチーフのお話なのでね。
薬子さんとか、聞いたことのある名前が出てきたりして、色々と楽しかったです。
そして…
なんかもう…
どうしてこう、私が選ぶ本はどっか繋がってるのかなーと思ったりもしますが。
前記事の『私は女になりたい』に出てきた、14歳年下の青年の名前、業平公平でしたよね。
これがねー。
昔昔の章に出てくる…っていうか、私は詳しく知らないのですが、その伊勢物語にも業平って貴族が出てくるんですかね?
えー?どっかで聞いた名前…
と思ったら、無作為に選んできた本のどちらにもその名前が出てきてたっていうね。
ちょっとそこがびっくりしたことでした。
あ、本の内容とあまり関係ありませんね(笑)
それにしても、夢の中で色んな人の人生を歩むっていうのは…
楽しそうですけど、大変そうでもありますね。
川上弘美さん。
とても面白かったです。
また違う本も読んでみたいと思います。