大阪発 あなたの街へ ぽんすけの一人旅

2006/10/01(日)07:04

圓光寺

京都・奈良(49)

こんばんは。最近、仕事が忙しくてブログ更新が毎日できずにいましたが、今日で仕事が一段落しました(^o^) とりあえず10月中頃までは、通常通りのんびり生活できそうです。しかし、11月2日から韓国へ出張しますので、10月下旬はまた忙しくなりそうです。 3問目の答え合わせをします。この襖を見て『圓光寺』と分かった人はスゴイですよ。 圓光寺(えんこうじ)は、京都市左京区一乗寺にある臨済宗のお寺です。徳川家康の時代に創建されたと伝えられています。 このお寺は庭園の美しいお寺として有名です。この襖に描かれているように、梅、桜、ススキ、もみじ、苔、草花、そして竹が美しく、四季折々の自然の素晴らしさを感じることが出来ます。この庭園の名前を『十牛の庭』とよんでいます。何で十牛の庭って言うのか?それは、十牛図という仏教画に由来していて、その仏教画の意味することは「悟りを牛に例えて、修行の道程を表現するために用いた説明図」です。庭園の十個の石はまるで十頭の牛に見えるために、悟りの境地を表す庭と解釈されます。 紅葉の季節になると、夜間拝観を行い、ライトアップされた紅葉と竹林を鑑賞することが出来ます。 円山応挙筆 の『紙本墨画竹図』は重要文化財に指定されています。円山応挙もこの素晴らしい竹林を『絵』にして残したいと感じたのでしょう。僕もその気持ちは同じです。 このお寺の見所、いや聴き所の一つとして、今では珍しくなった『手水鉢と水琴窟』があります。この水琴窟の不思議な音色を楽しみながら、庭の散策をしてみるのも風雅でいいですね。

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