大阪発 あなたの街へ ぽんすけの一人旅

2007/11/03(土)22:03

山陰の旅 その30 温泉津温泉

2007年夏 山陰の旅(38)

こんばんは。今日、ちょっと風邪気味で、のどが痛いです。でも、お天気があまりにもいいので、家でのんびりとするのは、ちょっともったいない。ということで、近くの公園に紅葉狩りに行きました。大阪では来週末ぐらいが、紅葉の見ごろとなりそうです。  ξ   さて、、山陰の旅の続きを書きます。温泉津(ゆのつ)温泉ってご存知でしょうか?ここ温泉津温泉は世界文化遺産(石見銀山)に登録をされましたが、それ以前から、すでに名湯として人気を呼んでいました。   この落ち着いた温泉街の雰囲気の中にいるだけで、癒されます。車で来る方は、道がとても狭いので注意してくださいね。 温泉津温泉の始まりは、今から約1300年前。旅をしていた僧が、湯に浸かって傷を治している狸を見つけ、それがこの温泉の発見につながったと伝えられています。                薬師湯                                                    元湯 ガイドブックやホームページによると、公共浴場は薬師湯と元湯の2ヶ所だけと書いてありますが、駅前の通りにも公共浴場らしきものがありました。僕が入浴したのは、薬師湯の方です。なぜなら、薬師湯は、その名前の通り『薬効豊な天然温泉』として知られ、万病に効くということで大変評判がいいのです。しかも、この薬師湯ですが、日本温泉協会の審査で最高評価の「オール5」の認定を受けました。外観も良くて、レトロな施設が一際目を引きます。湯舟のへりには、茶褐色の堆積物(湯の花)がへばりついていて、まるで鍾乳石のような色と形をしていて、とても興味深いです。             薬師湯の湯船(薬師湯HPより)         元湯の湯船(元湯のHPより)その向かいに建つのがライバルの元湯です。僕の感想を言うと、実は元湯の方がいいかもしれません。なぜなら、薬師湯ですが、めちゃくちゃ熱いです。僕は比較的熱い湯でも大丈夫なのに、ここではわずか3分でギブアップ。ここを勧めてくれた友達に、そのことをメールで伝えると、次のような返事が返ってきました。「元湯の方は、ぬるめのお湯も完備されているよ…」だって。それを早く言え~温泉あがりには、街の中を少し散歩。元湯の向かいにある駐車場で、浅原才市の銅像を発見。彼は船大工や下駄職人として生計を立てていて、、非常に穏やかな心を持つ、熱心な仏教信者でした。彼の頭に角が出ているのがわかりますか?それは、穏やかな表情とは裏腹に、角を出しているのは人間の業を表したものと伝えられています。        浅原才市の銅像 (頭に角があります)    チョンマゲ!?     その通り!街中では、面白い看板を見つけることもできます。そういえば、この温泉街は日本海に面しているんです。と言うことは、そこに沈む夕日がきれいなはず。早速、海を見に足早に歩いて行きました。すると、そこでは地元の人々が魚を釣っていました。     夕焼けに染まる空を背景に、親子で釣りを楽しまれています。この女の子、写真をとった直後、小さな魚を釣っていました。おめでとう…

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