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カテゴリ:ライン川・モーゼル川
コッヘム城に続いている道はすごく急勾配で、ご老人たちはヒーヒー言いながら登っていました。敵の侵略を防ぐことを考えたら、このような急勾配の山の上に建てたのも理屈にあっています。このお城はモーゼル川から100メートルの高さに位置し、日本の城で言うところの天守閣の壁厚は3.60メートルもあり、頑丈に造られていることが理解できます。 モーゼル川はフランスとドイツを結ぶ主要航路だったため、その川を支配するためにこの城が建設されたとも言われています。つまり、コッヘム城は関税城としての役目も担っていたと言う事です。 まずコッヘム城全体が見える広場に案内されて、そこで城の歴史と建築史に関する説明がされました。その後、『食堂』と呼ばれる部屋に案内されて、代々伝わる美しい木彫が施された壁・ドア・家具などを見学できます。たくさんのデルフト焼きの陶器がブッフェー戸棚に飾られていて、17~18世紀のドイツの伝統芸術を見て楽しむことができます。 次に案内されたのが『ゴシック部屋』です。この名前は天井がゴシック様式であることに由来しています。ここの見所は暖炉で、デルフト焼きのタイルが張られていました。くるみの根元から作ったセクレタリー机も必見です。僕が気に入ったのはこの部屋のステンドグラスで、暗い部屋に青色にキラキラと輝いていました。一方、『猟銃の間』にはめ込んであるガラス戸には、「ブッツェンシャイベン」と言われる円盤ガラスが用いられていて、これは今ではとても珍しいものだそうです。 天井に吊るされた半身女像のシャンデリアは、中世時代に魔よけのシンボルとして考えられていました。その半身女像のお腹を触ると何らかのご利益があるらしく、ここを訪れた人たちが触りまくっているためにお腹の辺りの塗料がはげていました。 『騎士の間』は城内で最も広い部屋で、19世紀の上流階級の典型的なスタイルだそうです。そこには日本製の花瓶も置いてありました。ギリシヤ神話に出てくるアルグス王の娘・ダナエの油絵と、ザビーナ族の女たちの略奪の模写版(オリジナルはマドリッドのプラド美術館に所蔵)が飾られていました。 このお城のガイドツアーはオススメですよ。なぜなら、ガイドさんがとっっっっっっっっっても美人だからです。でも、ガイドさんはこの女性以外にも、おばちゃんのガイドさんもいましたね。当たりハズレがありま・・・、そんな事を書いたら怒られるので、この辺でブログを終わりにします。このお城を巡った後、霧が晴れてきたようなので再びライン川に戻り、古城巡りを再開しました。次回のブログはライン川の古城巡りを書いていきます。では、また。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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何年か前にフランスのブルゴーニュ地方に行ったときに、お城めぐりをしました。なんかその時のこと思い出しました、この写真みてたら。
次はロアール地方にいきたいです、あそここそ、お城めぐりの宝庫って感じだもの。 ガイドさん、かわいいね、ちょっと私の友達に似てる~(笑)。 美男子ガイド君がいたら、私も来ようかな~。 ドイツ語、解読したんですね。ご苦労さま。 (October 22, 2008 01:53:17 AM)
Supernovaeさん
こんばんは。何だか最近、お城巡りにはまってしまっているようです。でも、そろそろ飽きてきたかなって気もしなくはないですが(笑)。フランスのお城はドイツと随分違うのかなぁ~・・、僕もいろんな国の城を訪ねてみたいです。 こちらの地方のガイドさんはほとんどが女性ですね。でも、美男子ガイドさんがいれば、すぐに連絡してあげますよ(笑)。 (October 22, 2008 02:01:17 AM)
おはようございます。
今日は黒部の太陽舞台見に行きます、中々券取れなくやっと取れました、超人気のようです。 今日もいい一日でありますように。 (October 22, 2008 08:00:35 AM)
お城沢山あるんですね~。
あとぶどう畑ってドイツワインの原料になる白ワインの葡萄? それにしてもガイドさんかわいい(*^_^*)ナンパしちゃえば良かったのに。ぽんすけさんドイツ語ペラペラでしょ? (October 22, 2008 02:47:01 PM)
kituke55さん
おはようございます。大阪から遥々黒部まで行かれるのですね。長旅になりますが、気をつけてお出かけくださいね。 この季節でしたなら黒部は紅葉が見ごろなので、舞台以外にも、黒部の自然観察もついでに楽しめるからいいですね。近くに温泉もありますね。では、いい旅になることを祈っております。 (October 22, 2008 03:48:19 PM)
ちぇるしいさん
おはようございます。これらのぶどうはワイン用に栽培されているんです。僕が目にしたのは黒ぶどうでした。探せばいろんな品種のぶどうが育っているとは思います。 ガイドさんをナンパですか(笑)?そんな勇気があればね~。ちなみに、僕はドイツ語がしゃべれませんよ(笑)。 (October 22, 2008 03:51:51 PM)
金貨、ありましたね!なつかし~。ところでわたしの周囲にはドイツ人の奥さんをもらった日本人男性のことをけっこう聞きますよ。なんでも日本人男性は家庭のことをきちんと奥さんに任せてくれるのがいいらしいですね。アメリカ人だと財布をしっかり握って奥さんにはわたさないらしいから。
金髪の奥さん連れで帰国というのもいいじゃないですか! (October 22, 2008 04:02:20 PM)
関税を取り立てるというのはライン川の他の城もそうだったのではなかったかと(うろ覚えです)。
コンパクトながら調度品なども重厚で素敵ですね。 (October 22, 2008 04:21:27 PM)
ohanazukiさん
こんにちは、ただいまお昼休みです。さて、この金貨って、ohanazukiさんが見つけられたものと同じものですか?数十年前とお城の雰囲気は変わっていないでしょうか?って、覚えていないですよね~(笑)。 さて、ドイツ人女性を嫁に貰うようにとのご指摘ですが、それもアリかも知れませんね。でも、僕の母が外人だけはやめてくれと言っております(笑)。 (October 22, 2008 07:20:52 PM)
るり1008さん
こんにちは。るりさんのおっしゃる通りで、ライン川にも関税を取るために設けられた城がありますね。るりさんってドイツ語が完璧なんだから、いつの日かドイツに遊びに来てくださいよ~。るりさんぐらいドイツ語を理解できたなら、絶対に生活に困らないだろうなって、いつも感心しています。僕は、困りまくっています(T-T) (October 22, 2008 07:25:05 PM)
確か、Schloss Pflazでは泊まることができたと思うので、土、日をまたいで、一泊されてはいかがでしょう、お城で泊まるなんてすごく素敵だと思うけど。
で、Moselワインの産地のBernkastel-Kuesはすっごくかわいい街らしいし、Burg Landshutからの眺めはきれいらしいですから、一度行かれてみては? Trierってあなたのところから遠いの? (October 23, 2008 03:11:25 AM)
Supernovaeさん
こんばんは。今日から大学の講義が始まったみたいですね。いろいろと大変だと思いますが、頑張っていろんなことを学んでくださいね。きっと将来のために役立つでしょうから・・・(ちょっとニヤ笑)。 さて、Schloss Pflazってどこにあるの?お城で1泊するのってすごく魅力的なんですが、古城の高級ホテルに一人で泊まると変に思われそうだから、あまりそういう気分ではないです。せっかく教えて下さったのに申し訳ないです。 Bernkastel-Kues?それはガイドブックに載っていなかったから見逃してしまいました。次回モーゼル川沿線を訪れたら、ぜひ観光してみたいと思います。 Trierはスゴイ遠いですよ~。コブレンツから快速に乗っても2時間ぐらいかかりますから。でも、ルクセンブルクに行くついでに立ち寄りたいと思います。 いろいろと情報を下さって、ありがとうございましたっと。 ----- (October 23, 2008 03:29:16 AM)
ところでまた聞きなんですけど、シュロス・ホテルってけっこう「出る」そうですよ。血まみれの騎士とか透き通ったお姫様とか…。でも言葉がちがうからわからんでいいか~。(納得したりして)
(October 24, 2008 04:11:23 PM)
ohanazukiさん
こんにちは。 えっ!お化けが出るの?それじゃ、一人では泊まれないではないですか(笑)。トイレにも一人では行けないし・・・。誰か誘わないとダメかも(笑)。 (October 25, 2008 07:09:29 PM)
ぽんすけさん、こんばんは
コッヘム城内部は写真撮影可能だったのですね。食堂や騎士の間などの説明良かったです。ところで、他のお部屋などはありましたか?撮影されていますか? (March 3, 2012 10:51:27 PM) |