素晴らしい自分の人生を生き抜きましょう

2017/02/21(火)10:17

21日の日記

ある方からウッシーさんは運の良い方ですね といわれました。 運とはどのようなことをいうのでしょう。私自身確かに運のよい人間だと思っていま す。 ところで運とは何なのでしょう。よく、天運、努力運などといわれます。   私は20代に起業してから、いろいろな方に出会ってまいりました。 ソニーの創業者盛田さん、この方もよく運の良い方だったといわれますが、決して天 運の方だとは思いません。 自ら運を開いていかれた方だと思います。 確かに盛田さんを取り巻く方々を思いますと、それらの方々に支えられてきた盛田さ んは天運の方だと言えるかもしれません。 しかし私の知っている盛田さんは、それらを決して運とは見ず、それらを活かそうと 努めておられたように思います。 本田宗一郎さんにしても然りです。あれだけのことをなされた本田さん、きっと運の 良かった人だと思う人も居るかもしれません。 私は本田さんこそ、そのような天運などに固執せず、自ら自分の道を切り開いて生き た人だと思います。 天運の人とは、そのことに満足し、現状に諦め、それ以上道を高めようとしないで生 きている人のことをいうようです。 それで生きていけるから運の良い人というのでしょう。 世間一般に言われている運の良い人とは、現状に満足せず、自らの努力によって、自 分の人生を切り開いていった人の結果を 見て言っているようです。 努力をするということは、その先に何かを求め、何かを描いている、夢のあることの だと思います。 即ちその人にロマンがあるのです。運とはロマンを求め、ロマンに生きる人の特権の ようにすら思えます。 盛田さんにしろ、本田さんにしろ、常に順風満帆ではなかったのです。 本田さんは社員の給料が払えず、家屋敷を担保に入れられたこともあるそうです。盛 田さんにおいても然りです。 ただお二人を見ますと、何かに失敗された時、それを失敗とせず、次へのステップと して活かされていたのです。 失敗すら運として活かす、即ちそのことを反省し幸運とされるのです。 多くの人に見るのは、失敗を反省することなく、次への工夫も充分せず運が悪かった のだと諦めてしまうことです。 失敗こそ幸運への先導者なのだと思います。 私もいろんな事にぶつかってきました。上手く行った時は本当に運がよかったなと思 いました。失敗した時は、それなりの 努力が足りなかったような気がします。 ある事業を起こそうとした時、その製品メーカーの会長がアメリカから来られ帝国ホ テルに逗留し、大手の商社と殆ど交渉が まとまりつつありました。私はどうしてもそれが欲しかった。    毎朝会長が起きて来られる前に部屋の前に行って待っておりました。やっと一週間後 に会っていただきました。 そうしてその製品の販売権を頂くことが出来ました。 その方が東京に来られた事は運でしょう。後は何とかしてそれを日本で売りたいとい う私のロマンと努力です。 そうしてそのことを受け容れて貰えた幸運です。本当に運がよかったのです。 ただ、私はそれでよかったと満足できませんでした。そこまでしたのだから、もし もっと大手のように情報を早く手にしていたら、 もっと効果的に話を進めることが出来たのではないかと反省しました。    そうして次への布石をいたしました。 自分が幸運であろうと願うならば、先ず人を好きになることです。人を信頼し、人に 頼られ、人を頼り、自分で精一杯努力すること だと思います。 私は今多くの友人たちに支えられております。一人一人の友人が皆素晴らしい人ばか りです。私は本当に幸せものだと思っています。    私が成功した仕事の多くは友人が持ってきてくれたものです。そうしてそれらを成功 させたのは私ではありません 。私が頼った人たちです。 人の運とは、生まれながらのものであるかもしれませんが、それを活かそうと努める かどうかであり、それらを一緒にやってくれる 人が居て、お互いが頼り合い、信頼しあって努めるかどうかで幸運となってくるのだ と思います。

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