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• お菓子から思い出の中へ

  みやこさんが、昨日の私の日記を読んで、鳥つながりから、彼女の素敵なお話を書いていました。（日記のリンクから行けますので、よろしかったら、行ってみてください）今日は、私の番かな？？水曜日には、マトメテ買い物をしている。ファーマーズマーケットに行って野菜を買い、足りないものを、スーパーマーケットに行って買う。ガソリンも満タンにして、街の雑貨店も覗いてみる。生地やも忘れないように・・・・私の主婦的水曜はとっても忙しい。ファーマーズマーケットで、美味しい無農薬の果物を買い、スーパーや、パイやでは、いつも何か甘いものを買う。アイスクリームとか、チョコレートとか。。。今日はアイスもチョコレートもパイも、買う気がしなくて、輸入物のお菓子のコーナーに行ってみた。そこで、懐かしのクッキー、HITを目にした。コレは私が、よく食べていた、ポーランド製のクッキー。クッキーといっても、クラッカーっぽい２枚のクッキーに、チョコレートが挟んである、とっても基本的なお菓子。素朴で、懐かしい～って感じのするお菓子。私がまだ大学生だった頃、まだソニプラにも、あんまり海外のお菓子が、今みたいに何でも売られていなくて、おまけに何でもまだスゴイ高かった時代、このHITは、唯一、お小遣いの範囲内で買える、海外のお菓子だった。大学を卒業して、アメリカに渡っても、輸入お菓子コーナーにHITは売られていた。留学中、勉強しながら、HITを食べたっけ・・・・当時付き合っていた彼が、ハンガリーに渡り、私も暫く行ってみたけど、そこではHITは、駅のキオスクから、普通のコンビ二みたいな店まで、どこでも売られていた。きゃ～きゃ～言いながら、買って食べたっけ。ポーランド製のお菓子だから、お隣のハンガリーでは、日常的なお菓子なんだったんだな。ハンガリーで食べたのが最後。HITの存在すら、忘れていた。スーパーの棚に並んだ、懐かしいパッケージ。懐かしくて、懐かしくて・・・・きゅ～んって心が鳴った。胸に、響いてくる音だった。家に帰って、旦那と一緒に食べてみた。”こんなに甘かったっけ？”って位、甘かった。味も忘れていたみたい。”これはね、私の思い出のお菓子なんだよ。大学時代から食べ初めて、留学中でも食べて、おまけにハンガリーでも、食べていたんだよ。だから、私のお菓子歴史と言っても過言ではない”旦那は笑って一つつまんだ。これからは、彼と一緒に食べて、又新しい歴史を刻んでいくんだな。。。。な～んてたかがお菓子、されどお菓子。思い出に、ふと、足を止める、今日でございました。

  2004年09月16日

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• ハミングバードのいない庭

  今日は気分が乗らない日。なんだか疲れちゃったよ。まあ、こういう日もあるよね。一日ダラダラして、お昼ね一杯したよ。夕飯も旦那が作ってくれて・・・一寸寒くなってきたけど、まだ家は外で夕飯食べてる。旦那が、限界のときまで外で食べたい人なので・・・フリースジャケットに、中にフェザーの入ったベスト（名前なんでしたっけ？度忘れしちゃったよ～！）を着て、私は夕飯を食べた。あ～、けなげな私。食べながら、旦那が聞いてきた。”今日、ハミングバード見た？”私は一日家にいて気付かなかったけど・・・・そういえば、いない。　いつもなら、夕飯食べてるとき、寝る前の蓄えに、ブーンブーンって飛んでいるはず。。。”きっと南に帰ったね”が～～～～～～～ん。　ハミングバードが、レインフォレストに帰ってしまいました。と言う事は、寒い寒い、死にそうな冬が、モウ直ぐそこにいるって言う事・・・・・・・・・あ～～～あ。。。。。。。。お洒落の出来ない冬。　毎日、雪の長靴を履く冬。雪が降ると、家の中に閉じこもらないといけない冬。何を触っても、びしってショックの来る怖い怖い　冬・・・・モウそこだ～～～～～～～～～・・・・・・誰か私を　たすけて・・・・・ハミングバードのいなくなった庭は、静かで寂しい庭になってしまった。次に会えるのは来年だね。早く帰ってきてね。待っているよ。

  2004年09月15日

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• 変わってしまった海

  ”あれ？　海に２泊３日するって言ってたよねえ～！”ハイ。そうです。２泊３日の予定で、家を出ましたとも。でも実際帰ってきたのは、昨日の明け方　４時半頃だった。結局一泊もしないで帰って来ることに。アメリカの夏は、レイバーデイと言う祝日を持って、終わると言うイメージがある。いわゆる勤労感謝の日であるが、それが９月の頭にある。それが終わると、皆 "夏よサラバ"みたいな態度で、秋支度を始めたり、夏の風物的なことをやめたりする人たちが多い。でも実際、レイバーディが来たから、直ぐに寒くなるわけではなく、まだ中には暖かい日だって在る。私たちは、そのレイバーディを終えた次の次の週に海に行く事が多い。人は減り、町のお祭り騒ぎもなく、モーテルだって、半額になる。静かな町で、静かな海を、自分だけの海を満喫できちゃうから、その時期がイチバン良いのだ!!しかし、昨日行った海は、私たちの知っている海ではなく、人ごみであふれ、座る場所もないくらい。日本の海かな？？？って思うくらいの、人、人、人。大好きなレフボスビーチも、人々であふれ、活気があった。それはスゴイ嬉しかった。いつも、静かなビーチタウンを歩いているから、人がたくさんいるビーチも、又違う顔を出していた。しかし、私は気付いた。私たちのお気に入りの店屋が数件なくなっていた。その代わり、小奇麗なお土産物や洋服やが、並んでいた。新しいショッピングセンターが、又出来ていて、人々は買い物袋を手にショッピングを楽しんでいた。私がイチバン、最初にこのビーチを訪れたのは、確か、１９９５年。モウ９年も前のことになる。大学で仲良くしていた友達のご両親が、ビーチハウスを買ったから、一緒に行かない?と誘われて、１週間滞在させてもらった。初めて行った、そのビーチタウンの感想は、”なんて、ヒップで個性的。面白い人たちも一杯だし、ココに住みた～い”本当に住みたいくらい、楽しくて、刺激の在る街だったんだ。それから何年かして、旦那と知り合い、彼も又このビーチに時々行っていたことを発見し、それから、私たちは、海と言えばこのレフボスビーチに行っていた。何回行っても、何時行っても、私は同じセンセーションを感じた。なんとも言えない、言い現せないパワーの在る街。。。。個性的で、刺激的。それが、一昨年辺りから、少しずつ変わり始めた。店屋の変化。ショッピングセンターが連立し、あの刺激的な個性が、段々と薄くなっていった。去年は、その前の年より、もっとそれを感じた。そして、昨日は・・・・・・・モウ私の大好きなレフボスビーチは、過去のものとなってしまった事を、痛感した。海は同じでした。　寄せては返す波たち。砂浜に反射していた。大きな太陽。イルカの郡。遠くをイルカたちが、ユックリユックリと泳いでいた。波の間を、イルカの背が見え隠れしていた。海はまだ変わっていなかった。でも、ビーチに流れる、あの空気がスッカリ変わっていたような気がして、私は、スゴイ寂しかった。モーテルに入ると、街からのにぎやかな音が聞こえた。それは夜になっても終わる事なく、大きな音で、音楽が鳴り響き、夜中になっても、途切れなかった・・・・旦那が”寝れない”　と言ってきた。私も寝れなかった。森の静かな暮らしに慣れたのか、大きな音楽のベースの音、ドーンドーンが耳について、寝れなかった。”帰る？”と旦那が聞いてきた。”そうだね”そういって、荷造りをした。車に乗り込んだのは、夜中を廻った１２時過ぎ。街はまだ明るくて、音楽も楽しそうに大きな音で流れていた。”街でも海でも、人気が出てきちゃうと、コマーシャル的な店屋や物が増えて、個性の在るものが消えていく。一般的な人たちに、受けるものそういうもので溢れちゃうんだよね。一般的な人たちに受けたほうが、お金になるからさ”旦那が車の中で、ボソッと言った。そして”今度は、もっとコマーシャル化していない素朴な海に行こう”そう付け加えた。

  2004年09月14日

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• ペンシルベニアに欠けているもの

  森の生活において・・・欠けているもの。何だと思います？ハイ、その通り。（って誰も何にも言ってね～）海でございます。海がない。森には海がない。当たり前だけど、海がないのだ。私は、お茶の美味しいS県で生まれ育ち、いつもどこでも海が見えていた。学校に通う電車の中でも、海が見え、通勤に使う電車の中からも海が見え、特別気にする事もなかったけれど、海はいつも、そこにあった。ペンシルベニア州には、海はない。広大に広がる大地や、農場。ブルーリッジマウンテンの穏やかな山々。美しいペンシルべにア。でも、海がないのだ。そうなると・・・・無償に海が見たくなる事がある。あのドボ～ンって大きな音を立てている波の音どうしても聞きたくなることがある。潮風を頬にうけて思いっきり深呼吸をしたくなることが本当によくあるのだ。海のない場所に生まれ育った、家の旦那であるが、何故か海が好きで、海のない生活を不憫に思っている。キット前世は、海の側で暮らしていた。そんな私たちは、一年に２回くらい、海に行く。ここから４時間くらいでいける、デルウェア州にある大好きなビーチ。レフボスビーチボヘミアンな雰囲気たっぷりで芸術家もたむろしたり、ニューエイジの人たちも集まったり・・はたまた、ゲイビーチも合ったりとトテモ個性的なビーチ。ココが大好き。泳ぐわけでもなく、本を持って、ぼ～っとしたりお昼寝したりお喋りに花を咲かせたりそんな人たちでにぎわうビーチ。遠くの方では、イルカが泳いでいるのも見える。そこへ、私たち、明日から２泊３日で行く事になりました。ヒャッホ～～！！前置き、長いよって感じで申し訳ありません。ハイ、行ってきます。今の時期だったら、モウ人数も少なくなって海も静かな穏やかな空間になっているそんなビーチで、ぼ～～～～としてまいります。思いっきり、海の風を吸ってまいります。行ってきま～す。海の妖精に・・・・なって来るぞ！

  2004年09月12日

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• 我が家のこだわり卵

  結婚して約３年が経つ。マダマダ主婦にはなりきれていないのか、周りからは、いまだに独身だと思われているらしい。”うちの旦那がね”、と話すと、十中八九”え？結婚してたの？　いつもいる人、彼氏だと思ってた～！"と言われてしまう。　ネーチャーセンターに来る、小学校５年生の女の子にまで、”え？同棲中のカップルだと思ってたんだよ！結婚してたの??信じられない！”と言われてしまう始末。。。そんな、主婦からおよそ遠い私も、食料の安全性には、とっても気をつけている　　　　　　　　　　　　　　・・・・つもり。今日はとっても主婦っぽい日記になりますが、ご容赦くだされ!日本にいる両親も、とても健康フェチで、幼い頃から私は、母の手作りのもの以外を口にしたことのない子供だった。パンからキャラメル、お味噌にマヨネーズ。体に悪いものが入っていてはいけないと、母は何でも手作りをした。一日３３種類以上のものを食べて、免疫力を備える。そう言われ続けて、私は育ってきた。母のようなわけには行かないけれど、母の行き方は私の中に大きな影響を与えた。だから、旦那と出会った時、彼の食べ物に対するこだわりに、私はトテモ共感した。添加物の在るものを食べない。農薬を使ったものを食べない。私と出会った時、うちの旦那は、ビーガンと呼ばれる、ベジタリアンの中でもイチバンのウルサイ種類の人間だった。ベジタリアンと言うと、肉を食べない人たちなんだけど、その中にも色々レベルがある。まず、１赤い肉だけを食べない人たち。２魚や肉を食べない人たち。３デイリーと呼ばれる、卵や牛乳などまで一切摂取しない人たちまだ細かく分けれるけれど、大きく分けるとこうなるかな？旦那はこのナンバー３だった。肉どころか、ヨーグルトもアイスクリームも、バターもチーズも、一切取らなかった。（理由は、肉を作る工程で環境破壊に関与してしまう事や、動物愛護の精神やら、健康管理と、色々だったらしい）付き合っているだけなら、それでOK.あなたの好きにして頂戴・・と私も寛大だった。でも、結婚して私が料理をする以上、そんな難しいこと言われても、困ります!!!!話し合いがあって、結局、卵、チーズ、魚、アイスクリームなどを食べる事に決定。その時に、”卵は食べるけれど、フリーレンジの卵しか食べないよ”と言われた。フリーレンジの卵とは、鳥が自由に放し飼いにされている状態で、その鳥の餌も、人間が食べても害の無いものを食べている鳥から生まれた卵。普通のスーパーで売っている卵は、小さな箱みたいな中に、閉じ込められた鳥が、化学薬品一杯入った餌を食べて、産んでいる卵。だから、卵事態にも、その化学薬品が廻って、体によくない。勿論それは鶏肉にも同じ事がいえる。私は、フリーレンジの卵を売っている農家を見つけ、いつもそこで卵を買っている。いつも買うのは、ブラウン大。茶色の大きいのを買う。（家の母が茶色のを食べていたので、真似しているだけで、意味はありませんが、白と茶色、栄養面ではどうちがうんだろう？どなたか知っている方、教えてください）一パック、約２ドル。スーパーで買うよりは、少しお高くなると思う。でもその分、安全。その上、美味しい。黄色のキミが、つるんと光っている。ピカピカ。産みたてを売っているから、忘れて冷蔵庫の中に３週間くらい置いておいたって、全然腐ってない！！皆様も一度お試しあれ。卵の違い。一目瞭然！

  2004年09月11日

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• 個人経営の店を支える町

  今日は、おひさしブリブリで、友達のエレンとお茶をした。（カナリ前の日記、ファンキーフレンドにて、彼女のことは紹介済みです。）相変わらず　個性ぎらぎらの彼女。私のかぶっていた、ストロベリーショートケーキの帽子に、さっと目が行って・・・・”うわ、それ超可愛いじゃん、新作？”うちの旦那って・・・・何を作っても、言わないと気付いていない。”これ作ったんだよ”　って見せると、”良いね”　って言うけど・・・・・・・・”本当にそう思ってる～？？？”　　ッて感じ。だから、そうやって、新しいものを作ると、エレンに会うときに着てったりして、お披露目をする事もよ～くある。分かってくれる人に見せるのって、作る人にとっては、張り合いになる。世の旦那様がたに言います。奥様が、新しいものを作ったり、料理してくれた場合、限りなく大げさにほめてあげましょう。それが、言いすぎ？って思うくらいでも、良いのです。ほめれば、奥さんは嬉しくて、又新しく何かを作ってくれるはず。今日エレンと落ち合った、コーフィーハウスですが、私たちの住む山を降りて、イチバン近くのTOWN,町にある。この町と呼ぶには余りにも小さなビレッジ。　ダウンタウンは一応在るけれど、在るのは、カナリ昔から在るハードウェアストア、スーパーマーケット（といっても、カナリ小さなお店。古臭い感じの、地元の人しか行かないような・・そんな店です）、そして何故かペットストア。そして、郵便局とピザ屋。　そして、一つ１７００年に建てられた建物をINN　（ホテルのようなもの）にしてある古い家。以上。その間、信号ですら、一個もない。眠っている町。その小さな町に１年程前に、コーフィーハウスが出来た。この山に住む夫婦が、退職金を使って、夢の喫茶店（日本語にすると、喫茶店だよね・・・）をオープンした。小さな小さなコーフィーハウスで、テーブルは２つ。奥にソファがあって、おしまい。カウンターの奥には、明るい奥さんがいつもニコニコと笑顔で待っている。そんな小さなこのコーフィーハウスには、地元のお年寄りが集まる社交場になった。ほのぼのと、家庭的。暫くすると、飲み物以外にも、朝食やらスープやらを出すようになる。何時行っても、地元のお年寄りで一杯。皆スナックを食べたり、一杯のコーフィーを飲んで、喋って・・・くつろいで・・・・和気藹々の、コーフィーハウスだった。そのコーフィーハウスが、店を閉めると言うことになった。どうやら、ズット赤字だったらしい。これ以上続けていけないということで、店を閉店するという知らせがあった。地元の人たちは、どうにか閉めないで欲しいと懇願したらしい。少しでもそれが助けになるのなら、値段を上げてくれと・・・そうして、少し頑張ってみてくれ・・・・とアイディアも出した。余りの熱い要望に、奥さん、もう少し続けてみる事を決意！熱い話。だから、私もナルベク、この店を応援したいと思っている。私たちの町は小さすぎて、スターバックスもないし、大型チェーン店が入ってこない。それが、この地元の人たちの誇り。アメリカ全土に在る大型店、チェーン店の味ではなく、その店特有の個性を大切にしたいから。個人経営店だと、やっぱりチェーン店よりも、値段が高めになってしまう。それでも、皆、少しお金を出したって、個人経営の店を支えていこうと言う姿勢がある。多くのアメリカでは、こういう姿勢は崩壊してしまった。安いのがお得とばかりに、国民はWマートで買い物をし、こういう個人経営の店は、ドンドン消えていく。昔ながらにあった店は生き残れない。カツテは、ハードウェアストアは、どこにでもあったのだそう。けれどもこのご時世、そんな店は消えていく。そういう社会の中、値段を上げてでも、残って欲しい店が在る。おまけに、この町には、そのハードウェアストアですら、健在する。眠っている町だけど、暖かい人たちで一杯だ。PS今日の散歩のときに、小鳥が何羽か空を舞っていた。旦那が、”あの鳥は、寝るとき以外は、ズット飛んでいるんだよ。”と教えてくれた。寝るとき以外は、ず～っと空を飛び続けている。。。”疲れないの？”　と聞いてみた。　”それが、習性だから、大丈夫だよ”だって・・・チムニースイフトと呼ばれる、他に例を見ない、唯一飛び続ける鳥らしい。そんな鳥がいるんだってことすら知りませんでした。その後、ワイルドターキーを何羽か見た。ワイルドターキーについても書きたいけど・・・・寝る時間がやってきました！又書きます。　今日の散歩は、鳥で一杯でした。

  2004年09月10日

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• ペットの悲劇

  お友達のNさんから、とっても素敵なパッケージを、日本から受け取りました!! 中には、たくさ～んのスゴイ綺麗な着物生地と,　日本の番組を録音したビデオテープ。そして、ラスカルや母を訪ねて３千里のキャラクターグッツが入っていました！感動です！！　ありがとう!!ありがとう!ありがとう！ラスカル好きの私には、モウたまらないあのグッツ・・・・あんなの売っているんですね！日本にはかないませんわ。子供の頃、ラスカルが大好きで、毎週楽しみに見ていた。何回も、リバイバルがあって、そのたびに又見て・・・その頃、自分が本物のラスカルと一緒に、森で暮らすようになるなんて・・・・夢にも思っていませんでしたよ。♪しろつめ草の花が咲いたら、さあ、行こう！ラスカル～♪ラクーンを見るたび、この歌を歌い聞かせています。もしかして、覚えてくれるかも・・とか思いながら・・・この歌知っている人って、どの位いるかなあ？若い人たちは知らないだろうなあ・・今日の雨は、ハリケーンの残していった残骸らしい。しかし、残りものとは言え、結構大粒で一日中降り続いていた。旦那は今日は暗かった。寂しいから暗かった。何が寂しいかって言えば・・・・それは、センターで飼っていた大亀のタイニーが、センターを去ったから。その亀は、アフリカンジャイアントと呼ばれる亀で、アフリカの砂漠に存在し、２５０ポンドにまで成長する。（約１２５ｋｇ）背中に、人間を乗せて泳ぐ亀。それが、その亀です。（正確には泳ぎません。砂の上に住み、砂を掘って、中に入ったりしますが、この亀は、泳ぐ事はしません。あしからず）私たちが、来たばかりの頃、その亀は、３０cmくらいの可愛い亀だった。なのに、この３年間で、みるみる大きくなり、今では、モウ持ち上げる事も出来ないほど。このままドンドン大きくなっても、置いておけるスペースがない！そこで、旦那は、彼女（女性でした）を受け取ってくれる施設を探した。フロリダにある亀のセンターみたいな場所を発見して、彼女は、今日飛行機に乗って、フロリダに去った。そこには、巨大化する亀を置いてくれる、施設があった。困って行き場のない大亀の面倒を見てくれる場所。この亀、トテモ愛嬌があり、人間好きで、触られたりするのが大好き。子供の間で人気者になった。センターに来た子供達は、皆、このタイニーに会うのを楽しみにしていた。そんなタイニーだったから、旦那も寂しいらしい。センターに、スペースさえあれば、彼は、ずっとタイニーを飼っていたかった。それは旦那だけでなく、センターに来る人たち、皆がそう思っていたと思う。元々、この亀は、ペットショップで買った人が、大きくなっていく彼女に困り果て、センターに寄贈した。寄贈というと聞こえはいいが、押し付けたのだ。飼う方も飼う方だ。まず、動物を買う前に、基礎知識として、この亀が大きくなることを、調べなかったのか？可愛いからと、ペットショップで買ってきて、手に負えなくなったといって、捨ててしまう。ペットショップは、もっと罪だと思う。こういう大きくなって、個人では飼いきれなくなると分かっているのに、売っている。アフリカに生きるこの亀を、アメリカの土地から誘拐し、そして売り出す。アフリカンジャイアントは、タイニーだけの問題ではなく、沢山の数のこの種類の亀が、同じ境遇にいるという。買ったは良いけれど、大きくなっていく。モウ飼えない。どうしたら良いのか・・・・捨てちゃえ！亀に限らず、沢山の動物が同じ目にあっている。お金になるから、ペットとして、売り出す。でも、動物はオモチャじゃない。私たち人間と同じように、生きている。土地が変わり、食べ物が変わり、気候が変わり、もう、ついていけません。最初は可愛いがってくれてたのに、途中で捨てられたら・・・どうしたら良いの？でも　僕らは、自分で家には帰れない。生まれた所に帰りたいのに。。。。動物たちの声を、聞いてあげて欲しい。

  2004年09月09日

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• 蛍の赤ちゃんの庭

  夜の散歩から戻ってきた旦那がPCの前に座っていた私を呼んだ。”綺麗なものがあるから、出ておいで”外に出てみると・・・・・地面一杯にうっすらとキラキラと光るものが。。。。。地面に一面・・・・草にも一面・・・・・”蛍の赤ちゃんだよ。２－３日前から、卵からかえっているんだ”そう教えてくれた。　蛍ほどの光は出ていない。うっすらと蛍光の光が、地面の上を這う。フラッシュライトを照らして、子供を見てみた。足が一杯生えていて、触るとクルっと丸くなる虫みたいな感じ・・・・光を当ててよく見ると、この虫がこんな神秘的な光を出しているとは、全く思えない。湿気の多いこんな夜には、卵から孵った赤ちゃんが外の空気を楽しむのだそう。寒くなると、地面にもぐって、来年の夏を待つ。大人になって、来年は又、キラキラとイルミネーションを見せてくれる。”アメリカ人だって、こんな蛍の赤ちゃんを見た事の在る人は少ないんだよ”と旦那が言った。”BECAUSE　THEY　DONT　CARE"　（だって皆、気に留めてないからさ）気に留めよう。こんな小さな命がある。沢山の命が集まって、この森は存在しているのだから。蛍の赤ちゃん達へお誕生、おめでとう。PS今日友達から”ニュースに出てたよ”と言われた！やった～！ヤッパリ出ていたんだ！！旦那は出ていなかったらしい。ふふふ。詳しくは９月４日の日記をどうぞ。

  2004年09月08日

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• 友達のお父様の死

  日本の仲良くしている友達からメールで、彼女のお父様が亡くなったと知らされた。メールは２日に来ていたのに、私はそのアカウントを最近使っていなくて、読んだのは、４日も過ぎてからだった。余りの突然の事で、心臓がバクバクして、頭の中が空っぽになって、スゴイ動揺した。私は、彼女からよく話は聞いていたけれど、直接彼女のお父様と会ったことはなかった。デモ、何時も聞くお父様の話が頭の中にあって、直接の面識は無かったけれど、やっぱり知っているような気がしていた。メールを見て、すぐさま私は電話をかけた。いてもたってもいれない気持ちだった。彼女は思っていたよりも元気な声で電話に出た。でも、無理をして元気を装っているのでは？と心配になる。まだ心の整理ができていないと言っていた。その時が来たら、聞いて欲しい事が在るけれど、今はまだ話せないと・・・・６３歳だったそうです。幼い頃、６３歳なんて、果てしなく遠い年齢で、物凄いお爺さんのような感じがした。けれども私たちも年をとり、６３歳はマダマダ人生の真っ只中。死ぬには若すぎる年だと気付く。親の死。コレは誰にも平等にやってくるもの。早く来るか、遅く来るか。。。でも必ずやってくる。”親は大事にしてね。”そう彼女が言った。どういう形の死でも、キット、”ああしてあげれば、よかった、こうしたら良かった””あんなこと言わなければよかった、こんな事しなければ良かった”という後悔は在ると思う。でも、親が生きている間に感謝の気持ちをできるだけ伝えて、生きていてくれる事に感謝をして、親とは接していかないといけないな・・・と思った。ロシアのテロで、何百人もの尊い命が亡くなった。この醜い戦争でも、毎日命を落としている人たちがいる。交通事故や、病気で死んでいく人たちも、沢山いる。。。。そして、その命の影には、皆家族がいて、その分の涙がある。親族を失った悲しみは、どれだけ辛いものだろう。恋人との別れだって、手足をもがれた程の辛さがある。でもそれとは、モウ違うレベルの大きな悲しみが、心に襲ってくるのだろう。幸い、私の両親は、現在も元気で幸せに暮らしている。だから、まだ私にはピンと来ないけど、でもそれを当たり前と思っていたらいけないと、思った。親には、いつも言っていよう。ありがとう。産んでくれて。ありがとう、育ててくれて。お父さんとお母さんがいたから、今の私が存在します。本当に感謝しています。彼女のお父さんも、今はキット、彼女の事をそっとそっと見守っていると思う。絶対に。彼女のお父様のご冥福を、心からお祈りいたします。そして、ここに黙祷をささげます。

  2004年09月07日

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  ルート９　ウエストバージニア　フォークフェスティバル

  アメリカに住んでて良かったな！って思う事に一つに、夏になると、沢山のイベントがいたるところで行われ、お祭り騒ぎが何時でもどこでも出来る事。特に、音楽のイベントはスゴイ数で、ホールで行われるような、チャントしたコンサートから、野外のライブ、又は街角で演奏のストリートまで、兎に角毎日、どこかで沢山のMUSICIANが音楽を奏でている。私の旦那は、アコースティックな音がすきで、得にフォークミュージックにはコダワッテイル。と言うのも、彼は現在の仕事をするまで、歌を歌ってご飯を食べていた。レコードも出して、アメリカ国内やカナダにまでツアーに行ったりもしていた。そして彼たちのヤッテイタ音楽はフォークミュージックだった。ただ、日本のフォークミュージックと言うと、吉田拓郎さんとか、神田川の人、なんでしたっけ？見たいなイメージをうけるけど、フォークミュージックと言っても，スゴイ広い世界で、ケルト音楽もアイリッシュのアコースティックな音も、全部フォークミュージックに入る。そのフォークミュージックフェスティバルがいたるところで開かれる。フィラデルフィアにも，一年に一回、３日間通しでフォークフェスティバルが開かれる。若いお洒落な子達、ヒッピーたち、おじさん、おばさん、子供、家族連れ、色んな人たちが、集まる。家の旦那のフォークソングに対する入れ込みは、やっぱりすごいので、一年に何回かこのフォークソングフェスティバルには、行く事になる。昨日私たちは、ウェストバージニア州の小さな町で開かれたフォークフェスティバルに出かけた。フィラデルフィアのように、大規模ではないが、その分暖かいほのぼのとした家庭的な感じを受ける良いフェスティバルで、去年も行って、トテモ楽しかったので、今年も行ってみた。大きな農場に３つのステージを組み（このへんは、フェスティバルと言うと大きな農場を借りて、会場にする事が多いです）、朝の１０時から夜の１０時まで、この３ステージで色んなミュージシャンが歌を歌う。それ以外にもダンスやストーリテイラーなんかのWORK　SHOPもあったり、おみやげ物やみたいに、色んな人たちが露天を出したりと、他のフェスティバルと同様、色々な企画があって、本当に楽しめるイベント。 こんな感じでステージが組まれています。イチバン前の席には、ほら、麦で作った椅子。。。。ほのぼのしてるでしょ?こちらThe Mammalsというバンドで、ふけて見えるが、若手のアイリッシュミュージック界の新規スターらしい。カナリ実力あって、スゴイ上手かった。この写真のあと、ステージの横やら前で、踊る人たち続出でした。オウディエンスは、プログラムを見ながら、自分の見たい・聞きたい人のステージに移動する。私たちは、朝一から出かけた。私の大好きなケルト音楽がイチバンにあり、うっとりした気持ちで一日を始める。そして次から次へと、色んなジャンルのフォークソングを一日中聞くのだ。この家庭的なイベントのよさは、ステージが近く、本当に直ぐ側で演奏が聞ける。だから、私たちの表情までがミュージシャンに伝わっていく。演奏が終わったら、気軽に声をかけて、時には友達になったりもする。昨日も旦那ととあるミュージシャンは，気があったようで、カナリ長いこと話し込み、メルアドを交換して帰ってきた。こういう楽しい事が起きるのも、こういうイベントの良いところ。私がイチバン感動したミュージシャンは、この人です。はじめ、”タダの親父じゃん”とかって失礼な事を思ってしまったの・・・で旦那に”他のステージ行く？”って聞いたら、”キット好きだと思うよ。彼良いから聞いてみな”って言われて・・・・そう？と半信半疑で聞き出した・・・・始まったとたん、うわ～～～～～～～と鳥肌もの。彼は、一般的な楽器というものはギターしか使っていません。後は、リサイクル。ほうきの先にタンバリンをつけたものや、ゴミ箱、大きなプラスティックのボトルなどで楽器を作って歌っていた。それが・・・・・・・・・・スゴイ良いのだ。歌も、メッセージの在るものばかりで、オーディエンスを巻き込んで、一緒に歌わせていく。それも、スゴイメッセージをもって。リサイクルやら環境保護的なことやら、本当に素晴らしい歌を歌っていた。スゴイハイエナジーで、飛び回るパフォーマンス、兎に角本当に素晴らしいステージでした。皆さんにあのパフォーマンスをお見せしたかった！！ Billy Jonas。　こちらは、農家の大きな小屋をステージにしてある。彼の手作りの楽器が見えますか？そして、一日のとりのシンガーがメインステージを飾る。デブのフクロウみたいな叔母ちゃんなんだけど、これがスゴイんですよ。スゴイスゴイ！！エンターテイナーで、本当の意味で、スゴイ実力のあるステージでした。時期が時期だけに、リパブリックを皮肉った歌を、会場の人々とリンショウしたり、ブッシュをぼろくそに歌ったり、会場から割れんばかりの笑い声と、拍手喝さいでした。彼女が終わって、ミュージシャン全員がステージにあがり、フィナーレの歌を歌って・・・・・イベントは終わり。久々に、すっか～と晴れた気持ちになった一日でした。その分疲れて、昨日は日記かけませんでしたが・・・・・又来年が楽しみです。http://www.mofolk.comこちらが昨日のイベント。良かったらチェックしてみてください。

  2004年09月06日

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• ゲティツバーグの熱い日 （レッドネック、KKKへの皮肉）

  今日は、ゲティツバーグのファーストフライデー。町中のギャラリーが開放になって、アーティストが集う日。一ヶ月一回の、大ソーシャルディである。私たちは、欠かさない。今日はそれだけでなく、ゲティツバーグは熱かった。ゲティツバーグ大学のキャンパスにて、ある黒人アーティストが、南軍の旗を吊るスデモンストレーションをすることになっていた。それがどうした?　普通の日本人なら、そう思うはず。私もそう思った。旗をつるす？それが何でアートなの？アメリカを語るにあたって、CIVIL WAR（南北戦争）無くしては語れない。今現在のアメリカは、南北戦争で北軍が勝っていなかったら、存在していないと断言できる。皆さんもご存知の通り、アメリカが二つに分かれて、北軍と南軍とで戦ったわけであるが、その戦った理由の大きな原因の一つに、黒人奴隷制度があった。南部では、黒人は奴隷であり、人間として扱われていなかった。　白人は人間で、黒人は家畜と同じと言う世界だった。南北戦争では、ありがたいことに、北軍が勝利を修め、奴隷制度も廃止になったわけであるが、今でも、こういう精神を持ったレッドネックが大勢いる。勿論、彼らは黒人を奴隷だとは言わないし、家畜だとも口に出しては言わない。でも、前の日記にも書いたように、レッドネックたちは、白人が人間の中でイチバンの人種だと思っていると、私は思う。そういう人たちは、いまだに、南軍の旗を、家に掲げたりしている。そういうレッドネックが、過剰に行き過ぎると、タダの人種差別とは言い終われないものが生まれる。それが、KKKである。よく映画でも出てくるが、白い衣装に、白い三角帽みたいなものを、顔が隠れるようにスッポリかぶり、黒人狩りをする、あの集団である。南部の奥に行くと、今でもこのKKKの集団が存在する。彼らは、白人以外の人間は必要がないと、黒人やユダヤ人を特にターゲットに、首を吊って、リンチをする。イチバン新しく記憶に残っているこのリンチでは、確か２０年くらい前に、ユダヤ人のラジオジョッキーかなんかが、リンチをされて殺された。彼は、ラジオ番組の中で、KKKを批判したそうだ。首を吊って、リンチ。南軍の旗を吊るす。　まるで、人が首から吊らされているように。これはKKKや、レッドネックへの、強烈な皮肉だったのだ。”何で?それがアート？”と思ってしまったのは、私がこのアメリカの歴史にうといからだった。このデモンストレーションが行われる事は、インターネットを通じて、全国に行き渡ったらしい。そして、カナリの反論が出たのだと言う。まずKKKが脅迫をしてきた。これを中止しないと、大変な事が起こると。全国のレッドネックが、怒りの抗議をしてきた。　歴史を重んじる人たちも、軽々しくそういうことをしない方が良いと、訴えてきた。大変な騒ぎになってしまったのだ。そこで、大学は、一旦コレを一切、キャンセルした。デモンストレーションも、何もかも無しにした。しかし、そうは行かなかった。リべラルな人たちからの支援や、沢山のの熱い要望もあった。ゲティツバーグ市事態は、大学に、キャンセルとして欲しいと、物凄いプレッシャーをかけてきたらしいが、大学側は、それを突っぱね、実行を決定。しかし、旗の吊るしは、安全性を考慮し、ギャラリーの室内でと言う事になった。それを聞いたアーティストは、へそを曲げ、それでは同じ事にはならないと、拒否。彼のデモンストレーションは、結局キャンセルになった。しかし、ギャラリーの中に、色んな南軍の旗をモチーフにしたアート？やら、その吊るした南軍の旗も、展示された。６時にギャラリーはオープンするのだった。新聞やラジオでは、反対運動の人たちやら、KKKまでもこのギャラリーの押しかけ、プロテストをすると言っていた。だから、６時前のそのギャラリーの前は、人だかり。ニュースキャスターまで来て、ニュースの撮影をしている。ニュースキャスターと目があった！彼女は私と旦那のところに来て、”質問してもいい？”と聞く。”勿論よ～！”って答えて、即効　撮り。”今日ここにいるのは、支援派ですか？それとも反対派？”まず旦那が答え・・・その間。ナンテ言おうか考える。。。でも私の番は直ぐに来て、考える時間ゼロ！”勿論、応援派です！　この小さな古ぼけた町は、毎日寝ているような感じなのよ。だから、こんなエキサイティングなことが起こって、嬉しい！　レッドネックに目を覚ませって言いたいわ！！　ピース！（勿論ピースサインも）”＊ピースサインですが、日本では写真を撮るときなんかに、使われています。こちらでは　ピース＝平和ヒッピーの人たちがよく使っていたサインで、今でも、ヒッピー系の人たちの挨拶は、この中指と人差し指を立てた、ピースサインを使ったりする。バイバイって言う代わりに、ピースって言ったりします。コレをスゴイ元気に言った。キャスターも、カメラマンも、大うけで、滅茶苦茶笑っていました。FOXテレビの取材だったんだけど、今日の１０時のニュース，私出てたかなあ？旦那は　”CHANCE　IS　SLIM”　（チャンスは少ないよ）って言っていたけど、でも、ジンジョウじゃないくらい、うけてたんだけどなあ・・・・・・・・・家はテレビ無いから・・・・分からないの。　もしも ”ピース”って言ってる元気な日本人がテレビに出てたら、それは私どす。（ローカルでしかやらないと思いますが・・・・）　　

  2004年09月04日

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• ステレオタイプのアメリカ的クレームと反省

  アメリカにいると、何か合ったとき、強気で行かないと、全然駄目って言う事がよく在る。日本人同士のように、あいまいな優しい態度でいると、事が全然進まない事もたくさんある。例えば、夏の初め、６月ごろ突然、電話が使えなくなった。訳が分からないが、電話線がなんかなったに違いない。街に出て、電話会社に電話した。すると忙しくて修理に来るのは、３日後しかないと言う。仕方ない。しかし、その３日後、待てど暮らせど来ない。結局来なかった。挙句の果てには週末が入り、直ったのは１０日経ってからだった。その間電話無し、インターネット無しの日々。私が怒って、電話会社に電話をして、マネージャーに直接文句を言ったから、１０日できてくれたが、あれを呑気に文句を言わないでいたら、もっと待たされていた。こんな風なことが度々在る。言わないと事が進まない。言うのでも、やんわりと相手の気持ちを察して言っていたら、全然駄目。だから、アメリカにいると、人間的に嫌だなあ・・・こんな事言いたくないなあ・・・って思う事を言わないと行けないことがある。日本にいたら絶対に言わない言葉を、アメリカ人だからと言って、相手にぶつけている自分がスゴイ嫌になる。昨日は、水周りの修理が来るはずだった。トイレの隙間から水が漏れていて、私のバスルームの床は水浸し状態が続いていた。何時もバスタオルを３枚しいて、難を防いでいたが・・・・水漏れだけでは済まなくなってきた。シャワーを浴びていると、突然、お湯が止まった。止まってから１分くらいお湯が出ない。。。まだ夏だからいいけれど、それでも寒くて・・・それが３日続いて・・・・朝、顔を洗っていたら水が止まった。１分位して又出てきた・・・そういう被害が出てきたので、私は電話をして、修理をしてもらう事になった。　大したことではないと思っていたけど、やっぱり水周りの事は直しておいた方がいいと思った。電話をかけると、呑気そうな人が出て、”今日か明日行くわ”と答えた。それがおとつい。おとついは、”どうせ、来ないな・・・”と思ったので、鍵を開けたまま出かけ、ドアに”出かけますが、修理お願いします”とメモを書いて行った。帰ってきても、修理に来た様子はなかったので、待っていなくてよかったな・・・・って安心して終わった。昨日は、朝イチバンで電話をかけた。すると”あと２－３時間したら行きます”と返事があったので、私は待っていた。しかし・・・・待っても、待っても・・・・来ない・・・・おまけに電話もない・・・・”またかよ～！”（ぷっちん←－血管の切れた音）今朝一バンに電話をかけて嫌味を一杯言ってやった。”昨日来るって行ったからどこにも行かないで、ズット家にいました。行かなければいけない所あったのに・・・一体どうなってるの？あと２－３時間したら来るって言いましたよねえ？・・・来ないなら来ないで電話位して欲しいものだわ。”すると”今、ジェフがたった今、そちらに行く所なんです。今ココを出ますから”と言う返事。やっぱり、強く言わないと駄目なんだな～！言った者勝ちの世界なんだな～!と思いながら、そのジェフを待った。彼は来た。ニコニコして、レッドネック丸出しでやってきた。昨日は、ココに来る前にやっていた仕事が、思っていたより長くなって、来れなかった事をHILLBILLY英語で説明した。レッドネックだけど、スゴイいい人っぽい。仕事もチャントやってくれて、おまけに日本に興味あるのか、スゴイたくさんの質問をしてきた。会話は結構弾んだ。おまけに、彼はとても礼儀正しい。何も言わないのに、靴を脱いでくれた。（大抵のアメリカ人は、頼まないと靴のまま家に入ります）お礼の言い方もスゴイ丁寧だ。暫くすると、どうやら私は、前住んでいた家の台所の水周りを直してもらうために、彼に修理をしてもらっていたらしいと言う事を発覚。スッカリ忘れていた。全然覚えていなかった。何故???って位、記憶から抹殺されていた・・・・・でも彼は覚えていた。話した事も全部、スッカリ覚えていた。だから、我家では玄関先で靴を脱ぐと言う事も、彼の脳にしっかりとインプットしていたのだ。いい奴～！って思った、なんかスゴイいい人～って。。。単純な私だけど、さっき嫌味を言った自分をスゴイ反省した。あんな事言わなきゃ良かったな。。。。。確かに、連絡を入れなかったのは、向こうの落ち度だけど、でもこの田舎では、そんな事で、いちいち、きりきりして怒ったりしないのかも・・・・・そう思いながら、私は別のことも思い出した。アメリカで、車の事故をしたら、絶対に謝ってはいけないと、常に私は言われていた。旦那にも、友達にも、皆から言われていた。それから、どんなに小さなカスリ事故でも、示談をしてはいけないと。警察を通さないと、大した事故じゃなかったとしても、後から因縁をつけられて、一家の財産を失った人もいると。。。。言われていた。だから、何があっても事故だけはしてはいけない。アメリカでは事故はしてはならない。そんな私も。。。。実は・・・・・ここだけの話。。。一回、お釜をほうってしまったことがある。（コレは誰にも言っていない秘密なの。）ダウンタウンを走っていたとき、友達が歩いているのが見えた。”あ”と思って、ちらっとソッチを見た。その瞬間、ガン！！！！って音。私は前の車に突っ込んでしまったのである。。。。。ああああああ・・・・・・・・・・どうしよう？？？？？前の車止まったよ・・・・・あ、運転手、出てきたよ・・・・私も車から出るべきだよね。デモ何って言ったら良いの？？？？謝るべきなのは私。ごめんなさいって言いたい・・・でも言っちゃいけない・・・・何って言ったらいいの！！わからない～～～～～～～～～！コレだけのラインを１秒で考え、私は車から出て、前の車の運転手の所に行った。”・・・・・・・・・”何も言えなかった。だって～～～～なんて言ったら良いのか、全然分からないんだもん・・・・・・こりゃ、警察ものでしょうね・・・・あ～あ、又旦那に怒られちゃう事できちゃったよ～・・・ア・・・・・辛いわ・・・頭の中をぐるぐると言葉が廻っていく・・・・・”ARE　YOU　OK?"　（キミ大丈夫？）運転手が私に聞いてきた。そう言う言葉が来るとは思っていなかった。”車を今見てみたけど、僕の車は全く大丈夫だから、キミの車の方、確かめてみて”おじさん、優しく私にそう言ってくれた。私は、拍子抜けとビックリと、おじさんの優しさで、涙が出た。半泣きでおじさんに”大丈夫です”と答えた。おじさんは、”痛いところあるの？涙でてるけど”と心配までしてくれ・・・・・私は、自分を恥じた。一般的なアメリカでの接触事故は、こんな風には行かないと思う。殆どのケース、キット、謝ったら負けみたいな、そんな感じで事が進んでいくんだろう。でも、中にはこんな良いおじさんもいたんだ。車はなんとも無いからといって、私のこと、私の車まで心配をしてくれていた。ただのラッキーだったと思う。でも、こんな接触事故もどきも、アメリカにはあったんだと言う事を、私は言いたくなった。それは、今日の水周りの親父が、あんまりいい人だったから・・・・・クレームをつけるのは仕方の無い事。　でも、これからは、やっぱり、人間として嫌だなって思う事は、ナルベク言わないでいたいと思ったから・・・・損をしたって仕方ない。その分、自分の道を生きていく。その分、もっと気持ちいい。その分、もっと　もっと　笑顔！あの親父、ホント、スゴイ訛りだったな～！でも愛嬌の在る、働き者。そして、キット、正直な人なんだと思う。おじさん、明日も誰かの家のトイレ直して、笑顔振りまいてね！

  2004年09月03日

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• Wのキャンセル

  私はキャンセルが嫌い。キャンセルするくらいなら、最初から始めない！キャンセルするくらいなら、頼まない！でも、今日は２個もキャンセルに出くわした、いや～な感じである。実は明日、とある町にある老人ホームにて、日本についてスピーチをするバイトが入っておりました。前～の日記にも書いたのですが、ここら辺には日本人が余り住んでいないので、私の存在が目立つらしく、時々、日本の事についてお話してくれませんか？見たいな依頼が来る。私は、人前に出て話す事が大好きな人なので、躊躇なんて全然しない。大喜びで受けている。今回のこの話は、夏の初め６月ごろ、旦那のセンターのボランティアで働いていたときに、声をかけられて、その場で承諾したものだった。そこの老人ホームの企画運営を任されている人が、直接声をかけてきた。なんだかスゴイ調子のいい人で、やたらに無駄に明るく、落ち着きのない人だった。大抵、スピーチなどを頼まれると、１週間くらい前に、確かめの電話がある。必要なものはないかとか時間の再確認などをするために電話がかかってくる。それが全くなかったので、私は、前日（今日）、電話を入れてみた。その女性は、前あったときと同じ様子で、頭の先から声を出して、”WE’LL　HAVE FUN!"　（楽しむわよ～！）と調子のいいことを言って電話を切った。暫くすると電話が鳴って・・・・出てみると旦那。”今、電話があって、スピーチ延期になったよ。”どうやら、その人、旦那のセンターに電話をして、キャンセルを申し込んだらしい。”なんだかね、混乱しちゃって・・・Wブッキングしちゃったみたい。悪いけど、スピーチ来月にしてくれる？”と言っていたそうだ。来月？し～らない！・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・私は性格がカナリ大雑把で、細かいことが苦手。何でもどんぶり勘定だし、小さいことをキチキチやったりするのが、本当にできない性質。そんな私が、ある事をきっかけに、キルティングの先生と出会う。彼女、私の色使いが良いと絶賛してくれ、なんと個人授業をしてあげるから自宅に来いと誘ってくれた。私は母がキルト（パッチワーク）をするので、それがどんなに細かくて、キチキチしているものか知っていた。。。だから、気が乗らなかった。なんとか言い訳をして、伸ばし伸ばししていたが、それもできなくなり、はっきり断れない私は。。。。彼女の門をついに叩いたのである。”パッチワークはプレサイス（正確さ）がイチバン大切なのよ。日本人のアナタには、正確さなんて簡単な事でしょ？？”開口一番に出た言葉がそれだった・・・・私はビビッた。ああ・・・やっぱり場違いな所に来てしまった。それも個人授業だよ。誰か助けて～!でも彼女のサポートで、時間はかかったものの、何とか一つのキルトが出来上がった。彼女は、次はコレとコレを教えて、その次は・・・・と計画を立ててくれている。。。。。あ～～～～～～～～～！！！！ピンチ。”日本に帰るんですよ。帰ったら連絡します”と言って、私はその場を去った。。。。。あ～嘘つき。閻魔さまに舌抜かれるぞ！！！そんなイキサツが合ったものの、私はクレージーキルトと言うのにトテモ興味がある。これは決められたピースを決められたピースにはっつけていくのではなく、自分で自由自在に、好きなピースを好きな形で取り付けていく。レースやらビーズやら写真やら何でも付けたい物を付けていったりする。兎に角自由に自分の好き勝手に、創作できるのだ。やってみたい！　でも・・・・ヤッパリ、最初はプロに教えて欲しい。チャントやり方を教えてもらって、それから自分流にしていきたい。そう思って、クレイジーキルトのクラスを探した。しかし、ないのです。何で？？ッて位ない。これだけキルトのクラスが在るのに、なぜか全然クレイジーがない。私は電話をかけました。前ミシンを買ったバニーナに。（スイス製のミシンです）そして聞いた。クレイジーキルトのクラスはどこかでやっていませんか？すると、その女性（彼女もミニナイでした。昨日の日記にミニナイの説明あり）が、”じゃあ、今度企画するよ”と言ってくれた。暫くしてやってきた、バニーナ新聞に、”クレイジーキルトクラスのお知らせ”と載っていた。”クレイジーキルトのバッグを作ります。生地は皆さん持ち込みで”即効で電話して、お礼と予約をした。それから、私はクレイジーキルトにあいそうな、ビンテージの生地を見つける度、持っていく積もりだった缶に入れては、そのクラスを本当に楽しみにしていた。。。。。。。すると・・・・今日の午後、電話が鳴って・・・・・・・・・・・・そうです。そのクラス、キャンセルになりました。応募したのが、私しかいなかったらしい。。。。私一人。。。。。クレイジーキルトに興味の在るのは、私だけ？？？？そんな～～！と言う事で、今日はWキャンセル。Wショックの日でした。長くなりました。。。失礼！最後に一寸良い話。猫を抱っこして、外を何気なく見ていた。すると、私の目の高さを、ハミングバードが飛んでいる。。。。飛んでいるけど空中で停まってる。羽をぶんぶんしながら、ハミングバードは私を見ていた。私もハミングバードを見つめて・・・・私たち、猫、ハミングバード、私の一人と２匹（鳥って匹ですか？？？）は、暫くの間。。。。。。見詰め合っていました。良い時間だったな。

  2004年09月02日

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• アメリカ流　激安食料品店

  今日は友達のバニーに”食料品買出しに行かない？”と誘われて、朝一で出かけていった。食料品の買出しに何故、ワザワザ誘うのだ？？？とお思いになる方もいると思いますが、この店、カナリ遠くに在るため、しょっちゅうはいけない。でも、行くと必ず２－３ヶ月分の缶詰類のものを買ってくる。だから、彼女は自分が行くときは必ず私を誘ってくれる。この店、アーミッシュが経営している、食料品アウトレット。パッケージとかが壊れてしまったり、缶が曲がってしまったり、中身には支障は無いものの、外側に傷がついてしまったため、プロパー代金で売れない商品だけを揃えて在る、激安の店だ。何時も同じものを置いて在るのではなく、週に２回トラック一杯に、不良品が届けられ、それが倉庫のような店に、乱雑に置かれていく。棚があるが、そこにざーーと置かれる。だから、何があるかは行くまで分からない。普段私は、ナチュラルフードストアで買い物をする。そこには、添加物の入っていない、ALL　NATURAL自然のものだけでできているものだけが売られているから、安心して買い物ができる。最近では、WHOLE　FOODなんていう、大型チェーン店のナチュラルフードストアも現れて、本当に価格的にも安くなって、大いに嬉しいのであるが・・・・この店にはかなわない!　WHOLE FOODで１ドル９９セントで売られている、クスクスも、この店に来れば５０セント。４分の一。冷凍えびも、普通なら２０ドルのところ、ここでは８ドル。栄養バーのクリフも、１本１ドルの所、ここでは５本で１ドル。という様に、何でも激安なのである。ただ、この店には、ALL　NATURALのものばかりが売られているのではなく、ジャンクが殆ど。添加物一杯のアメリカンフードがたくさん売られている中、目を肥やして、見つけなければいい物は買えない。だから、無添加ブランドを知らなかったら、私流の買い物はできないけど、でも、ジャンクも普通の店で買い物をするよりはカナリのお徳のはず。一見の価値は絶対に在る店です。宝探しみたいで楽しいですよ。本日、私たちが買い物を済ませ、車を走らせた時、丁度そこで働く人たちのランチタイムに出会った。アーミッシュとミニナイ（アーミッシュと同じ信仰なのですが、アーミッシュより、もう少しだけ文化を取り入れた生活をしている人たち。アーミッシュの人たちは黒い服で、馬車ですが、ミニナイの人たちは、色の服も着れるし、車の運転もできます。ただ黒い車も光っていてはいけないらしく、光が反射しないように細工されています）の女性が集まって、ランチを食べていました。家から持って来たランチを、皆で一緒に外で食べる。なんだか微笑ましい風景でした。買いまくって、安くって、嬉しい。。。。帰ってから何時も思う事。。。。あ～どこにしまいましょう？？？

  2004年09月01日

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• チュービング！TUBING！チュービング！

  昨日の午前中から、旦那の弟エンディと、友達のマイクが遊びに来た。私たちは春のうちから、ウェストバージニア州にある、HARPERS FERRY（ハーパースフェリー）に流れる川にて、テュービングをしに行こうと言うことで、盛り上がっていた！皆忙しくて、中々予定が合わず、やっと昨日に決定した。私たちは大のテュービングを楽しむ４人組み。夏が来ると、いろんな川に行っては、このチュービングをしに行っていた。今年はなぜか忙しくて中々時間が合わず、コレが最初で最後のテュービングとなってしまった。チュービングという言葉、日本では余り聞きなれていないと思う。大きな浮輪＝チューブ。直径１メートルくらいの大きな浮輪に乗っかって、川の流れに乗り、ぷかぷかと川を下る。途中で川岸に降りて遊んだり、大きな岩で休んだり、一日楽しめる遊びである。アメリカ全土で見られるものなのか、この辺地区だけのものなのか、それは分からないのですが、私たちの住んでいる周りの州、メリーランド、ウエストバージニア、ニュージャージ、デルウェア、ペンシルベニアでは、人気を持つこの遊び。夏になると、”TUBING行った？”なんていうのも、挨拶になったりする。私と旦那の大好きな、ハーパースフェリーという街は、歴史的にも大変に面白い背景を持った街で、（それについては、お気に入りの街で、ページを設けようと思っております）古い建物をそのままに残している。そして、小さな町がそのまま国立公園になっている、なんとも言えない風情の在る、素敵な町。地理的にも面白く、Potomac and Shenandoah Riversと２本の川が流れていて、その２本の川が重なる部分に、この街は存在する。川を隔てて、バージニア州、ウエストバージニア州、そしてメリーランド州と３州が接点している独特の地形。ダイナミックな大きな２本の川が流れて、緑も美しく、なんともいえない、美しい景色を作り出している。何時見ても、何時行っても、ため息の出る景観である。カツテ、トーマスジェファーソンが、”コレだけ美しい景色を見れるのなら、ヨーロッパ大陸から船に乗って、やってくるだけの価値がある”と言ったといわれている、大きな岩も残っている。（ジェファーソンロックと呼ばれています）そんな街が大好きで、私たちは月に１回は必ず、ココに足を運ぶ。　昨日はPotomac RiversのほうでTUBINGだった。川はカナリ大きい。夏の間深さが余りなく、浮輪で浮くには丁度いい感じ。途中、深くなっているところもあるし、浅くなって、岩にお尻が当たったりすることも・・・・岩が多い所では、急流になっているので、一寸したホワイトラフティングのミニチュア版のような感じも味わえる。中には、クーラー持参で、飲み物を飲んだりしながら、パーティ気分で川を下るグループもいる。（アルコール禁止）周りには緑。空は高く澄んでいた。大きな川をぷかぷかを浮かびながら、周りに見える景色・・・・・丸ごと私の物！なんて思いながら、私たちは川を下った。http://www.rivertrail.com/Tubing.htmlこちらに、TUBINGの写真が、チラッと載っております。ハーパースフェリーも、ほんの少しですが頭の所に見れます。よかったら見てください。このTUBING、一人２０ドルくらいで、この大きな浮輪を貸してもらい、送迎バスにて、送り迎えをしてもらう。（終点地点は指定される）身長にあわせて浮輪を借りるのだが、そこに、自分のイニシャルを書いてもらう。私は小さいので、子供用の浮輪が来る。名前は？と聞かれ、”ストロベリーショートケーキ”と答えた。イニシャルはSSC!子供用の浮輪にSSCのサイン！周りにいたみんなが、大笑いしてくれた、ギャグをかましました！やった！今度、是非、エンディやマイクの事も書きたいと思います。そして、ハーパースフェリーの事も、もっと書きたいです！今日は、まずテュービングのことにて、おしまい！

  2004年08月30日

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• オンラインできない訳

  明日から、旦那の弟と友達が遊びに来ます。一緒にウエストバージニア州の、大好きな町に遊びに行くんだ。というわけで、さっきから打ち合わせの電話が、ひっきりなし。又これからも、かかってくるんだって・・・・・だから、電話線をあけておいてねって言われちゃった・・・明日早いし、待ってられないので、今日の日記はこれだけ。ごめんちゃい。明日も、友達がこの部屋に泊まっていたら、書けないかも。日記無くても、心配しないでね！（しねえよ！って声が聞こえてきます。。。涙へへへ）では、今度書くときは、楽しい週末情報になると思いますので、皆さん、お楽しみに！ナンチャって・・・お返事書いていない方、すみません。次回、チャントお返事いたします。今日は、ソロソロ・・・・かかってくるかもしれないので、オフラインいたしまする。。。皆さん、楽しい週末を！

  2004年08月28日

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  ビンテージお婆ちゃんのビンテージシャツ

  今日は朝一で、ネイチャーセンターにてプログラムのアシスタント＋縫ぐるみ踊りボランティアをして、帰って直ぐにランチの用意。旦那が戻って一緒に食べる・・・・なんか、調子悪いんだよね・・・・頭重いし、のど痛いし、おまけに体の節々が、ずきずきするの・・・・ヤバイ、コレは風邪？明後日から、旦那の弟が遊びに来て、遠出する事になっているので、風邪で寝込むわけには行かない。こういうとき、家で大人しくユックリしていると、私は益々風邪を引いてしまうタイプ。体には鞭打って、外に出かけて、何か楽しい事をしてたら、忘れちゃう事もある・・・・と言うわけで、昼飯を食べ終わって・・・玉ちゃんと遊んだりしてダラダラしていたけど、外へ出た。一応本を持って、私の好きな公園で本でも読もうかと思っていた。この公園には、大きな池が在るのだが、ソノ池には、睡蓮の花が一杯咲いている。（ほら、モネが描いた睡蓮です）水面上一杯に咲いている睡蓮の花を見ていると、なんともいえない落ち着いた気持ちになる。そこまで、車で約３０マイル。４８ｋｍ。”頭痛いなあ・・・”と思いつつも、私は進んだ。ドンドン行く。この辺は、スゴイ田舎なので、信号が無い。兎に角まっすぐ、途中曲がったり、グネグネしたりはするものの、一本道を、５５マイル（６６ｋｍ）のスピードで行く。この３０マイルの道中、信号は一個も無い。大きな道に出て、人家がぽつぽつと見えてくる。そこで発見したのが、ヤードセールのサイン。アメリカで暮らしている方なら、何時も見る光景。こちらでは、自宅の庭やガレージを使って、要らなくなったものを売る習慣がある。要らなくなったもの、何でもを売る。兎に角何でも。びろびろになったTシャツから、要らない雑誌や靴下、お皿やコップ、家具まで・・・ほんとに何でも売る。私もアメリカに住み始めたときには、珍しくて、寄ってみたりしたけど、このへんの田舎に住むレッドネックのヤードセールに、私の欲しいものは、まったく見つからなくて、それからヤードセールを見ても、車を止めるのはやめてしまった。今日もそのヤードセールが、とある家庭の庭で開かれている。寄るつもりは無かった。でも、どういう訳か・・・・”一寸見てみるかな？”って気分になって、私は車を止めた。ざっと見てみると、想像していた通りのガラクタの山。”良いのなんて無いと思ってたよ・・・・”なんて、つぶやいたりして・・・さ～、帰るかな・・・と車のほうを見た瞬間、在る色に目が停まった。あれれ？近寄ってみる。それは、まさにビンテージのシャツ。おおおおおおおおお、６０年代のシャツじゃないか・・・・・・・・・！！値段は？？５０セント!!!！！！！！！！！！！！！！！！買うしかないでしょ！！！！！！！！！！！！それを見つけて、私は他のものにも、鋭い注意を向けてみた。すると・・・・ビンテージのハンカチも発見だ。アンティークショップだと、一枚３－５ドルの品。”コレ幾らですか???値段ついてないんですけど・・・・”叔母ちゃん、暫く考えて、”２枚で１０セント”うひょ～～！買いです。それから、又よく見ると、ファイヤーキングのカップ、発見。２５セントだ！！！！！！そうやって、私は宝の山を探し当てたのです。お金を払うとき、そこにいたお婆ちゃんが、私の握っているビンテージのシャツを見て・・・言った。”それ、私が若い頃、着てきて着て・・・着まくったシャツよ。アナタ似合いそうね。””どの位古いの？””２０年””そうなんだ～！凄いなあ・・・ありがとう。又ね。バイバイ”私は１ドル５０セントの買い物を追え、車に乗り込んだ。イエ～イ。いい買い物だ。。。こんなお値打ちあったなんて・・・・ってワクワクだった。。。そして、ふと考えた。２０年前？それじゃあ８０年代って事？そんなはずは無い。この生地は、絶対に６０年代のプリント。おかしい。 こちら、私のコレクションの一部。６０年のビンテージ生地。全部ビニール袋に入れてあるので、写真もそのまま撮りました。見にくかったら、すみません。 そして、こちら、５０セントのシャツ。ね？同じ時代のプリントでしょ？って・・・コレじゃあわかんねえよ!って感じですかねえ・・・・・・・ぱっとひらめいた。お婆ちゃんもやっぱり女性。どんなにお年になっても、年はさばよみたいのが、女性の心理。。。。ま、いいわ。２０年前ということにしておくわ。でも、真実は。。。私の秘密にしといてあげる。そうこうしてたら、時間はスッカリ過ぎ・・・・睡蓮の花を見ることなく私は帰宅した。あれ？もう頭痛くないや。スッカリ元気で～す。

  2004年08月27日

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• ギャラリーがブッシュのオフィスに！！！！！！！！！

  今朝早くに友達のケビンから電話があった。私が早起きが苦手と知っているはずなのに・・・とは思ったが、なにやらスゴイ興奮をしているようなので、眠い目をこすりながら、話を聞いた。ケビン　”俺たちのギャラリー、ブッシュのオフィスになってる!!!"私　”はあ？・・・・・・・・・・・・”　　　　”なんだってえええええええええええええ！”ケビン　”行ってその目で見てよ。今日行ってみてよ。”私　”分かった。絶対に行く。又電話するから”私は飛び起きた。ココまで読んで、内容を理解してくれている人は、私の身内と友達だけだと思うので、説明をします。私たちがここに引っ越してきて、まだ日が浅いある日、私は、とある女性と知り合いになった。その彼女、モカシン（靴）を作る人で、街のギャラリーに出展していると言う。私も物を作る人だということを誰かから聞いて、アプローチしてくれた。彼女が自分のギャラリーを紹介して、私にも参加しないか？と誘いをくれた。そのギャラリーと言うのが面白くて、アーティストのコープギャラリー。作品を置かせてもらう代わりに、労働を提供する。つまり、店番を自分たちでするのだ。他のギャラリーでは、お客さんとの接点なんて、殆どないし、スゴイ楽しそうだな・・・って思って、早速、審査をしてもらう事にした。作品を持っていって、何人かのアーティストにインタビューをしてもらった。その中に、今朝のケビンもいた。そうして、私も晴れて、そのコープギャラリーに参加する事になる。お客さんは少ないものの、自分たちの手で、好き勝手にディスプレーも出来、その場所でパーティもよくやった。色んなアーティストが来てくれて、知り合いも、ドンドン増えていった。その建物と言うのが、ここらでは結構有名だった建物で、１９００年初期に建てられた、アールデコのビルディング。３階建てで、大きなギャラリーの出来る部屋が、ストリートに面してある。その建物の持ち主と言うのが、とても素敵なお婆ちゃんで、家賃も一切取らなくて、タダで私たちにその場所を提供してくれていた。彼女は何時も”私は芸術が好きだから、貢献したいのよ”って、口を開けば言っていた。その芸術好きのおばあさんから、立ち退きを求められたのが、一年前の夏だった。急に言われて、当時参加していた１０人くらいのアーティストは、皆がっかりする前にビックリした。理由を聞くと、”家賃が欲しいから。”と一言。今まで芸術のために貢献してくれていたが、やっぱり、お金が欲しかったんだ。だったら、’私たちで家賃を払います’と言う事で話は落ち着くと思った。しかし、彼女の言ってきた家賃は、私たちの想像を遥かに超えた額だった。売り上げもソレホド在るわけではなかったギャラリーなので、私たちは退散をした。。。。サヨナラパーティも大々的にして、参加アーティスト同士で、作品を交換したりして・・・・名残惜しく、私たちは其々の道を行った。その、ギャラリーがである。なんと、ジョージブッシュのオフィスになった・・・・よりによって。。。。午後になり、私は出かけてみた。火事に合ったCOFFEE HOUSEを越え、その隣の大きな白いアールデコのビル。ひょおえええええええええええ！ギャラリーだった部屋には、等身大のジョージブッシュのパネルが置かれている。ブッシュは、こちらを向いて、手を振っている。大きな窓には、一面にポスターだの、ブッシュの写真だのが、貼られていた。兎に角、ブッシュのだらけ。ブッシュ一色。W　MEANS　WOMEN　（Wはブッシュのミドルネーム）Wとは女性と言う意味。。。。女性の見方だよと言わんばかりのスローガンが張られていて・・・・・・頭がくらくらしてきた。ビルの中を見ると、何人かの人がいる。。。水曜の平日、私たちがギャラリーを開いていたときには、殆ど誰も来なかった平日の昼間。それも若い人たちだ。。。。直ぐ様、ペイフォンを探し、（すみません、携帯持ってないんですよ。。）電話をかけた。”ケビン、見たよ。ハートアタック起こしそうです”そうメッセージを入れて、私は去った。大きなため息が出た。家に戻ると、ケビンからのメッセージが留守録にあった。”あの叔母ちゃんさ、よっぽどお金に困ってたんだね。キットブッシュ政権から、相当の金額の家賃もらってるんだぜ。彼女リパブリックじゃなかったはずだぜ。やだやだ”キットそうだろうな。。。と思った。相当の家賃をもらっているんだ。でも、それと引き換えに、彼女の顔にはたくさんの泥が塗られてしまった。けれども、今回の選挙でブッシュが当選したら、彼女は嬉しいと感じるのだろうか？一回、それを聞いてみたい。

  2004年08月26日

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• 森の生活に、必ず付いてくるものとは・・・・・

  森の中の生活って・・・・いいですねえ。マイナスイオン一杯で、体にも心にもよさそうですよね！って、皆に言われます。そうです。トテモ良いですよ。木に囲まれて、自然の中で暮らしていて、小川が庭に流れていて・・・本当に贅沢です。でも、知ってました？森の生活には、カビも付いてくるって。小川が庭に流れているという事はですねえ、もう最初から土地が湿っているという事なんですよね。木が多いという事はですねえ、湿気が多くて、お日様も入らないから、カラっとしないという事なんですよね。水周りのカビ発生は、日本でも同じ。でも、普通に置いてある家具の上に、うっすらと一面に広がるカビたちを見つけたときは、私は心臓発作を起こすかと思った。。。靴箱の中に入れてあった、私の黒いブーツが、緑色に変化をしていたときもビックリした。”あれ？黒いブーツだったのになあ・・・・”よく見ると、カビが一面に生えまくっていた。昨日も、お好み焼きをしようと、キャベツを切り、卵を冷蔵庫から出し・・・・小麦粉をボールに出した。小麦粉が、ぼたぼたと、落ちる。あれれ？？見ると、小麦粉が湿気を吸い、玉状になっている。まあ、手でつぶせば何とかなる！と、大きな玉状小麦粉を押しつぶすと・・・・緑色の粉が・・・・・・げげげ！！カビが小麦粉にまで発生。同じ材料で出来るのは、焼きうどんだ！と、メニュー変更。乾麺を出してくる。袋から出してみると・・・・なんとなくやわらかい。う？真ん中を押さえた、紙を取る。ばらばらと、麺は広がるはず・・・・なのに、まとまったまま・・・・う？こちらも湿気で、固まっていた。おまけに、カビも容赦なく麺にも生えていた。ぎょえええええええええええええええええ！誰か助けて・・・・・こちらには、日本のように、カビキラーなんてものは売っていない。だから自分でブリーチを水で薄めて、ボトルに入れて作ります。それを事在るたびに、シュッシュと吹き付けて、拭く。コレを繰り返しています。今は除湿機を買おうかと、探しています。良いのを知っている方、教えてください。乾麺等の、乾燥物、買ったら即効で食べる！コレに限りますね。もう買い置きしません。（出来ません）森の優雅な生活情報でした。チャンちゃん。

  2004年08月25日

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  レッドネックとラスカル

  隣のオバサンが、いきり立ってやってきた。”又ラクーンが、私の池に悪さするのよ””悪さって？”旦那は、とてもソフトな人で、話し方もマナーもとても柔らかい。だから、人当たりがトテモ良い。（得な奴）そんな彼だが、私は彼が少し不快な感情を持っているなって言うのが直ぐに分かった。”ほら、私の庭にある池、あの横に置いてあるカエルの置物が、引っ繰り返ってるのよ”勘弁してくれ！GIVE ME　A　BREAKって感じ。その人の言う池なんて、ナンチャッテ池。日本にも売っていると思うけど、人工の小さな池を作るために、プラスティックで池の形になったキットが売られている。普通、庭に穴を掘り、それを埋め込む。そして、池らしく見えるものが出来るというわけ。けれど、彼女はその穴を掘るのが面倒臭いと見え、穴を掘らないで、地面にそのまま、そのプラスティックの池のキットを置いてある。水を溜める様に、そのプラスティックは、変な形の洗面器みたいな姿で、それが地面の上に直接置かれているから、バランスも悪く、ぐらぐらとしていた。勿論、概観的にも最悪だ。その横に、彼女のお気に入りのカエルの置物を置いていた。それが、起きると毎日、転がっているのが気に入らないというのだ。バランスの悪い池において在るから、自然に転がったんじゃないの？って思ったけど、私は口を出さなかった。そのお隣さんは、いらいらした様子で、”この前ラクーンを捕まえたけど、又別のが来たよ。殺すしかないね”と、又もラクーン残虐の計画を旦那に打ち明けた。カエルの置物が、引っ繰り返っている＝殺す考えられます？そりゃ、本当に何か悪さをするのなら、仕方が無い。でも、その位、別になんてこと無い事だと私は思ってしまった。そのカエルの置物だって、プラスティック製で、転がったからと壊れるものではない事を、私は確認をした。”レッドネック！本当に困ったもんだ”彼女が去って直ぐに、普段文句を言わないうちの旦那が、一言言った。アメリカには、色んな人種がいる。白人、黒人、東洋人、ヒスパニック・・・そして白人にも、２種類の白人がいる。１つは、普通の白人。２つ目は、レッドネック＝ホワイトトラッシュ（白人のごみって言う感じの訳になります。白人の中での、軽蔑語みたいな感じです）レッドネックとは、都会や大学街には殆ど存在をしない、白人の種類である。田舎に住み、カナリの保守的で、チャントした教育を受けず、外の社会を知らず、よって、カナリ偏った偏見やら考えを持った人たち。アメリカがナンバー１、やられたらやり返せ！そんな考えを持った人たち。語源は、農家の人たちは常に外で働いていて、首が赤く日に焼けているという所から、レッドネックという言葉がついた。（けれど、農家の人たちがそのレッドネックだという事は、まったくありません。）自分たちがイチバンだから、人種差別も激しく、白人以外は人間じゃないと言い切ったりする。アメリカ南部に行くと、このレッドネックの数は、驚くばかりになる。普段は、本当に良いおばさんで、レッドネックだけど、彼女の事は、別になんとも思わない。でも、前回に続き、又。（前日記に書きましたが・・・）どうして、そんなに、殺したがるの？旦那が生け捕りをして、逃がす事を決めた。何時もの捕獲するワナで、ラクーンは簡単に捕まった。まだ生まれたての、小さなラクーン。おびえて、ぶるぶると震えている。捕まえたラクーンは、そのまま、家の庭に運んだ。今日は忙しくて、遠くに逃がす事が出来ないので、かわいそうだけど、その檻の中で、一晩を過ごしてもらう事になった。水と食料を与えてみた。怖がって、私を見てくる。つぶらな瞳。餌をあげても、怖がって、手をつけない。かわいそうで見ていられなかった。放して上げたいけど、そうしたら、殺される。。。”カエルの置物が転がるからって、このチビをせっかく見つけた自分の家から、離さなきゃいけないなんて。。。”旦那がつぶやいた。明日、旦那がどこか遠くの森に放してくれる。怖がら無くても良いように、人間のいない、遠くの森に。。。血の気の多いレッドネック。やたらに銃を突きつけて、殺す殺すと言う。私たちには、まったく理解できない人種。同じ人間なのに・・・・・・はあ～～～～～・・・・（ため息） 可愛そうなラスカル。今日は一晩、ココで我慢してね。ごめんね。

  2004年08月24日

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  ファンキー文化生まれる　　

  今日は、私たちのお気に入りの町、ボルティモアの中心にあるスクエアーにて、野外の小さなボサノバコンサートがあったので、出かけた。ブラジルで生まれたボサノバと言えば、夏！ゆったりしたメロディーと、ポルトガル語の、なんとなくホンワカした音が、ポカポカした陽だまりみたい。大好きな”イパネカの少女”も初っ端から、演奏してくれて、ゴキゲンのライブでした。（日本語訳、イパネカの娘でしたっけ？）腰まで在るドレッドヘアの、でっぷりした黒人の女性ボーカルにうっとりとした、午後でした。ここの少し先に行った所で、開かれたコンサート。芝生に座って、ユックリと音楽を聴いた。踊りたい人たちは、勿論、踊っていましたよ！ボルティモアは、メリーランド州にある街。そんなに大きくもないが、スゴイ面白い町である。港があって、今はその周りには、色んな店屋やバー、レストランなどが立ち並ぶ、スゴイ面白いセクションになっている。水上タクシーと呼ばれるボートも走っていて、湾の反対側には、モールなんかが出来て、こちらは観光客で一杯のスポットになっている。 波止場の建物も、今では、レストランやお店やに変わっている。。。観光エリアを越えると、街にはファンキーなセクションが沢山ある。でもファンキーセクションでは、カメラを出すのが、一寸恥ずかしくて撮らなかった。。。ごめんなさい！カツテこの町は、港から工業が発達した。工業が発達したため、沢山の労働者階級が、この町には入り込んできて、その文化を築いていった。黒人も沢山移住し、その文化形成には、大きな影響を見せる。そういう力強さの在るファンキーな文化の空気が、町中に満ち溢れているのだ。あのフランクザッパも、このバルティモア生まれの、バルティモア育ち。ペンシルベニア州には、フィラデルフィアがある。この町は、旦那の両親、弟が住んでいるので、私たちもちょくちょく行くが、この町にも、それと同じ空気を感じる。力強い、ファンキー文化。有名なジャスミュージシャンや、ソウルミューシャンも、沢山フィラデルフィアから生まれているし、フィラデルフィアからは、サウンド　オブ　フィラデルフィアと呼ばれる、独特のソウルミュージックも生まれている。皆有名になるために西海岸に出てしまうし、そこから又有名になる。でも、ルーツはココに合ったんだと信じている。西海岸にある町も素敵だし大好きです。でも、この力強さが、どうしても感じられない。ヤッパリ、歴史が西海岸はこちらに比べて浅いって言う事と、アップスケールだって言う事が大きく理由しているように感じる。でも、これは私の感想なので、反論される方、申し訳ありません。コンサートの後、ちらっと寄った、チベット人の経営する店。コレもすこぶるファンキーであった。チベットの色んなものが売られていて、その中にはダライラマの写真が飾られたりしているし、なぜかビンテージの服なんかも売られていた。本があったので、なんとなく手にしてみた。タイトルが漢字で、薔薇なんとか（この、なんとかが忘れてしまったの・・・もう、直ぐ忘れます）って書いてあった。あけてみると・・・・・それは、写真集。よ～く見ると、それは、若かりしころの、三島由紀夫。裸で、ふんどし一枚つけた姿で、カナリ過激なポーズもとったりしている。舌べろをだら～と出したり、男性と抱擁しているショットがあったり、カナリのアートでした。高校生のころ、三島が大好きで、彼のホンをむさぼるように読んだ。そのコロだったら、買っていたなあ・・・って思いながら、本棚に置いた。三島由紀夫。彼は、時代を早く行き過ぎました。ほんと、今日は私に沢山の刺激の空気を、びしびしと入れてくれた、楽しい一日でした。

  2004年08月23日

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• ワシントンDCから来たお金持ちの週末の家

  私たちの家の在るドライブウェー上には、現在４軒の家がある。現在４軒だが、暫くしたら５軒になる。と言うのも、５軒目ただ今、工事中。２年半一寸前、ワシントンｄｃに住むピーター夫妻が、旦那の働くネイチャーセンターの、メンバーになった。月一回の週末のネイチャープログラムに参加して、スッカリ彼のセンターを気に入った夫妻、メンバーになり、それから、事在るたびに参加してくれる良いサポーターになった。このへんは、ｄｃから車で約１時間半。程よい距離で、週末を自然の中で過ごしたいDC民族がカナリやってくる。以前の日記にも書いたが、この町から少し行ったスキー場付近には、DCに通う人々の家が目白押しだし、リタイアした老後をココで過ごしたいと、家をかうDC　PEOPLEも後を絶たない。そして、週末だけを過ごしたい、別荘に家を買うケースも多い。ピーター夫妻もそんな感覚で、センターに来始めた。そして、ココにWEEKEND　HOUSE（週末の家）を建てたいと思いついた。当時このドライブウェーには、１８世紀に建てられた、ログハウスが、もう直ぐ腐り果てる様子で、存在していた。その土地は、長い事売り地になっていたが、地元民にとってみると、郷愁の家らしく、誰もそれを取り壊して、新しい家を建てることをしなかった。その場所を、このピーター夫妻が買った。２年半前。近所では、争議をかもし出したが、（家を取り壊す事に反対者が出たりして・・・・）、出来るだけ古いログハウスの観を残せるような家を建てるということで、話が落ち着いた。彼らは、それはそれは楽しみにして、その年のクリスマスは、その家で過ごしたいと抱負を語っていた。彼らは、オハイオ州にあった、１８世紀のログハウスを購入し移築する事に決めた。１８世紀のログハウスとは、日本で言ったら、古民家。そんな家に住めるなんて、私にとっては夢。彼らは、”小さな週末の家を建てるから・・・”と言っていた。カナリ建って、ログハウスが出来てきた。思っていたよりも、相当大きくて、旦那に言った。”あれって、彼らにしたら小さい家なんだな・・スゴイねえ・・・”暫くしてからわかったのであるが、それは彼らの家ではなく、ガレージだった。ガレージが、我家が３個は入るだろうという大きさだ。家の工事は、それが終わってから着工に移った。オハイオ州から、家の素材を運び込み、工事は進んでいるかに見えた・・朝６時から工事は始まり、夜の７時まではトントン、ばたばたとやっている。しかし、２年半たった今でも、工事は続いており、ログハウスの完成まではマダマダ時間がかかるのだそう。こんなに遅いケースは、今までにないらしく、皆が口々に”あんなに遅い建築やだったら、首にすべきだよね”なんて言っている。大きなガレージの裏に立てられている、小さなはずのログハウス。コレも又、大きな大きなログハウスであった。移築したログハウスを家の一部にしたものの、あとは大きなポーチをつけたり、たくさんの部屋をつけたりと、カスタムオーダーで、小さなログハウスも、大きなマンションと変化を遂げている。毎日朝の６時半から始まる工事。トントンと鳴り止まない音。早く、おわってくれ～！と祈るばかり。本当に、このDCから来る人々の金持ちぶりには、驚かされる。政府関係の仕事の人が多いという事もあって、物凄いお金持ち。アメリカは、所得の差が物凄いあって、中には食べ物ですら買えない人たちだっている。旅行なんて、一回も行ったことがなくて、買い物は何時もダラーストア（日本で言う１００金）でしか出来ない人々も沢山いる。もっと言えば、ホームレスだって都会に出れば沢山いる。そういう低所得者のほうが、ピーター夫妻のような高給取りよりも数的には、圧倒的に多い。彼らの大きなログハウスの工事を見ながら、なんだか複雑な気持ちになっているのは、私だけだろうか？

  2004年08月22日

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• アメリカのクラフト・アートショー

  日本でも最近、デザインフェスタとか、色んなクラフト展が人気みたいですが・・・・こちらアメリカも、たくさんのアートショーやらクラフトショーが開かれている。レベルや種類も、ピンからキリで、多種多様。お金さえ払えば、一日ショーに参加できるものから、審査があって、それに受からないと参加できないショーまでマチマチである。私の場合、２つのギャラリーに委託として置いてもらっているので、ショーに参加しなくても、パブリックに紹介する場所がある。けれど、やっぱり自分の作品を、自分で飾って、自分の作品を気に入ってくれた人たちと話をすると言うのは、トテモ楽しい。ギャラリーにおいてあって、誰が買って行ったか分からないけれど、チェック（小切手）が送られてきて、又注文が入ると言う、システムよりも、ずっと魅力的だ。けれど、２つのギャラリーとの契約で、私の時間は使い果たされがち。毎日コツコツ出来ない人なので、発注が入るとそれを作るのも、結構時間がかかる。だから、自分のショーのために別の作品をたくさん作ると言うのが結構大変だ。だから、１年に２－３回、ショーには参加しようと決めている。去年も３回、参加した。私の参加したショーは、まず、メールで写真を送って、審査をしてもらうものと、スライドを作って審査をしてもらうものがあった。自分の作品のアピールを書いたり、アーティストとしてのプロファイル（今までどんな活動をしてきたかとか）も、求められる。めんどくさいのです。この審査もタダではない。高いと５０ドルくらい取られるところもアル。私はそういう高いのは、お小遣い上、挑戦していませんが、大抵２５ドルから３５ドルの審査料が取られる。そして、審査に合格すれば、参加料も払うわけである。コレもピンからキリで、安いと２５ドルくらいから、高いと一日で５００ドルなんていうところもある。前置きがカナリ長くなってしまいました。１０月２日に近所のワイナリーにてアートショーが開かれる。私は申し込みをしていなかった。スライドを作って、送って審査の結果を待つ。今現在の心境では、それがスゴイめんどくさい事に感じていた。私の友達の一人に、ここら地元では有名な陶芸家がいる。ジャックと言うゲイの陶芸家であるが、家も近所。彼の親友のスーザンと去年私は、共同個展みたいな事をしたのもあって、ジャックとも親しくなった。２－３日前ジャックと立ち話していたとき、”ワイナリーのショー、参加する？”って聞かれた。”めんどくさいから、申し込んでないの”正直に答えると・・・彼が”ワイナリーとはズット契約があって、作品を置いてるから、君の事話しておくよ。参加したかったら、電話してみて”とやさしいことを言ってくれた。”でももう、申し込みの期間終わってるよ。それに審査は？”と思ったけど、一応電話を入れてみた。すると、”ああ、ジャックから聞いてるよ。彼なら良い推薦者だから、一応、作品持ってきてくれる？見せてもらって、よかったら、是非、参加して”という返事だった。ラッキ＿！スライド作らなくても良い！というわけで、今日、私は作品５点ほどを持って、ワイナリーに出かけた。私の作品とは、着物生地を使ったバッグやら洋服、ちりめん細工など、日本情緒たっぷり～！のもの。（自分で言うなって。。。すみません）作品を見せたら、スゴイ気に入ってもらえた。即効決定！１０月２日、１２時から５時。ワイナリーにて、作品を展示します。皆さん、近くにお越しの方、寄って見てね。なんてね。。へへ。その後私は、ファーマーズマーケットへ直行。何時も買う、オーガニック農家の人が、今日はおまけに取り立ての、バジルをくれた。良い香り。。。大好きなバジル。そこで、本日のディナー、ペストとなりました。ペストはバジルを粉々にペースト状にしたものに、オリーブオイル、パーマジャンチーズ、ガーリック、ナッツなどをお好みで入れて、ますますペースト状にします。それをゆでたパスタにあえて食べる。ミキサーがあったら、簡単に出来ます。皆一緒に入れて、エイ！っと回すだけ。このペスト、ピザの生地の上において、その上にチーズをのせて焼いても・・・美味。機会があったら、皆さんやってみて！今日の夕飯、ペスト、枝豆（そのオーガニック農家で作っているの！今枝豆がアメリカで人気です。枝豆と呼ばれています）、野菜の方が多い、マーボー豆腐。取り合わせ、滅茶苦茶悪いけど、全部美味しかったです。デモ、家の旦那、ペストも麻婆豆腐も、一つの皿にとって、混ぜて食べるんだよ。コレが・・・・・・・・彼、本とに、味って分かっていないと思う。ガックリよねえ・・・・・さてさて、これからも作品を、作っておかないとね・・・頑張るぞ！

  2004年08月21日

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• ホームスクール

  今日、オイルチェンジに行ってきた。私たちは、週末の度に、遠出をしているので、オイルチェンジは３ヶ月に一回はしている。マイルを旦那が覚えていて、一定のマイルが来ると、ソロソロですよ・・・と言って来る。それもワザワザ選んで、遠くの所まで行っている。って言うのも、そこのサービスがトテモよくて、スッカリ気に入った旦那は、そこ以外のところに行こうとしない。何時も行くのは私なのに・・・・今日も山を二つ越えて、行ってきました。その途中、知り合いの子供が手を振ってきた。普通の子供は学校に行く時間、彼女は家にいて外でブラブラしている。１１歳の少女。（といっても今は、夏休みでした。あしからず。。。。すみません）アメリカにはホームスクールプログラムと言うものがある。日本では、よほどの事がない限り、小学校から中学までは、普通に学校に登校して、卒業をする。それが当たり前である。しかし、ココには、学校に行かず、家庭で教育を受けると言う生徒がカナリの数存在する。統計を見ていないので、割合とか、詳しいことは分からないけれど、私の周りだけでも、このホームスクールをしている子供が、１０人以上いる。ホームスクールとは、先生は保護者。大抵は母親で、コレも高校以上の学歴があれば、そのホームスクール教師の資格は、既にある。其々の州によって、違いはあるものの、州の教育委員会のようなものから、一年の課題（この教科で、ココまでは教えてくださいというようなもの）が出て、それに合わせて、保護者は子供に教えていく。ホームスクール集団と言うものもあり、学校に行かない代わりに、その集団と色々と一緒に学んでいく。劇を習ったり、語学をならったり、自然を習ったり、普通の学校教育では味わう事が出来ないものを、多彩に教えていけるのも、このホームスクールの利得な点である。地区によって、色んな集団があり、自由に選択して、加入できる。その集団が良く、旦那のセンターにやってきています。学校に子供を行かせないで、家で教育をする。それにはたくさんの理由がある。まず、学校教育の質が満足できないと言う事。子供の個性を無視した、多数参加の授業では子供を駄目にすると言う人もいる。宗教上の問題もある。信仰心の強い人たちは、進化論を信じません。神が全てを創ったということで、私たちの祖先が猿だったということは、受け入れられない事実。こういう状況から、科学の時間に、子供に変なことを教えてもらっては困ると言った理由もある。理由は其々であるが、子供は家にいて、学科は保護者から学ぶ。ホームスクール成功者は、子供は普通教育を受けた子供よりも、早く教科も終えることも出来る。例えば、小学校は６年間であるが、コレを子供のペースに合わせて、５年で終了したりも出来るわけである。学科を早く終わらせて、もっと子供の興味を引く事に、時間を割いたりする事も可能である。成功者の中には、ハーバード大学等のような、超一流大学を卒業し、人生の成功を収めた生徒も、たくさんいるらしい。最近は、このホームスクールプログラムが、人気になってきており、急上昇らしい。特にこの州ペンシルベニアでは、カナリの人気だと言う。家の旦那は、このプログラムを悪く言わない。それよりも、利点が多いと、何時も言っている。私は、この意見には、賛成できない。確かに、学力は普通の学校に行った子供よりも、優れる子供が出来るかもしれない。個性も特技も持ち合わせた子供が出来ると思う。けれど、集団生活の中で、覚えていく事。我慢とか規律。子供同士の間で、大人には教える事の出来ない、色んなルールと言うものが、あるはずだ。そんなものを、まったく知らないで育った子供は、どんな大人になるのだろう。人生は、辛いこともあるし、悲しい事もたくさんある。いじめっ子もいるし、泣き虫もいる。そうして、子供の社会が出来ている。最近、日本で起こっている、悲しい子供の事件。そういうものを読むと、ホームスクールのほうが良いのかなあ？と思う事も会った。けれど、やはり、私は、子供は学校に行って、子供同士で、鍛え合うべきだと思う。いやな事が合っても、それを乗り越えられる強さ。そういうものを子供同士の社会の中で学んで欲しいと思うから。ヤッパリ、子供には、学校に行って欲しいと思う。

  2004年08月20日

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• 1分からないなあ、ブリトニー　2ジョンケリーを応援するぞ！

  今日、スーパーのレジの列を待つ間、ふと雑誌を手に取った。そこには、ブリトニースピアーズと、新しい彼女の旦那、それにその旦那の連れ子の３人が、作り笑いを浮かべて、アメリカでイチバン下らない雑誌の一冊である表紙を飾っていた。ブリトニーは、皆も知っていると思うけど、アメリカのアイドル。セクシーを売りにだし、露出度の高い洋服を何時も着ては、そういった類の歌を歌っている。（デモ、カラオケで何時も歌っちゃうんだけどね・・・これが。ついつい。）ブリトニーは、最近２度目の結婚をしたわけであるが、その旦那と言うのが、兎に角、一般的に言ったらハチャメチャ。元彼女との間に子供がいて（その写真の子供）、ブリトニーと結婚する直前だか、直後だかにも、別の人が彼の子供を産んだらしい。ブリトニーは、結婚＝義母になる。何時まで続くか、この結婚・・・・って言う感じ。結婚する人が、前の彼女又は奥さんとの間に、子供がいるのは、仕方がないとして、でも、結婚する時と同時期に、別の人との間に、彼の赤ちゃんが産まれてくる・・・・それを受け止められる、ブリトニーの神経が私には分からない。それだけ彼を愛しているのか？それとも、知名度を上げるための、演出？まあ何であれ、彼女はそれをねたに、一段とメディアに登場している。私がなんと思おうと、彼女の中では、勝ち組なんだろう。そんなことを思いながら見た写真は、本当にワザとらしい色あせた写真にしか見えなかった。”CONFESSION（告白）”と言う、ココで今流行っているヒット曲がある。この歌の内容が、又すごい。初めて聞いたとき、私は”なに～！？”と聞き入った。誰が歌っているのか分からないけど、兎に角、内容がこうだ。良く知らない人との間に、子供が出来てしまった。彼女に打ち明けるのが、怖い。分かってくれるだろうか？そのことを聞いて、初めに考えたことは、彼女のこと。次に、本当に自分の子か？そして、どうしたら良いのか？本当に愛しているのは、彼女で、受け止めてくれるだろうか？？良く知らない女との間に、赤ちゃんができちゃったなんて・・・・・どうしたら良いのか分からない！！てなことを、トウトウと歌う。コレが大ヒット。どう思います？日本でもこういう手の歌でヒットしているのってありますか？日本との文化の違いをひしひしと感じて、生活しています。はい。買い物の帰りに、ガソリンを入れた。私の隣に黒のバンにガソリンを入れている、ヒッピーぽい６０歳くらいの女性がいた。腰の辺りまである、長い白髪。カッコイイ！っていうか、オーラが出ているような気がして、私は、スゴイ気になった。彼女は私よりも、早く終わり、車に乗り込み、去っていった・・・・私は、ガソリンを入れながら、彼女の黒いバンに目が行く。後ろには、たくさんのバンバースティッカーが張られていた。その中には、ジョン　ケリーのスティッカーも。よっしゃ！もう直ぐやってくる、大統領選。（１１月２日です）私は、シチズンではないので、選挙権はない。でも、ケリーを応援することは出来る。ケリーが素晴らしく、突き出た大統領候補かといえば、分からない。でも、今現在の大統領を再当選させることは、ダンゴ許せない!前回の選挙も、物凄く怪しかった。ブッシュは絶対に落選していたと思う。そうしたら、あれよあれよと。。。策略か、どうだか・・当選してしまった。今回は、もうズルイ事はやらないで下さい。アナタが再当選したら、アメリカは益々、世界から嫌われてしまいます。アメリカ人はヤッパリ馬鹿だってレッテルが、２重どころか３重にされてしまいます。アメリカの大統領選挙は、州の数によって決まる。日本のように、一人一票ではなく、州ごとで勝利者が決定し、それがポイントになって、大統領は選ばれる。そのポイントも州によって違う。ペンシルベニアは、今まで、デモクラを指示する州だった。しかし、今年はデモクラとリパブリックの接戦がささやかれている。ブッシュは、この接戦状態のペンシルベニアのポイントをどうしても欲しいのである。だから、ペンシルベニアに、しょっちゅう来て、演説などをしているらしい。その彼がターゲットにしているのが、なんとアーミッシュの人々。アーミッシュの人たちは代々、選挙には参加してこなかった。と言うのも、彼らは戦いを拒否する宗教。なので、選挙に参加して、戦争を起こしたりすると、それも戦いに参加したことになると言う理論らしい。しかし、ブッシュは必死である。どうしてもペンシルベニアのポイントが欲しい。だから、彼はアーミッシュの人々に、君たちが選挙に行ってくれたら、僕は生き残れると、演説をしているのだそう。驚いたことに、アーミッシュの人々は、戦争を除けば、殆どがリパブリックなのだそうだ。その理由は、彼らは、キリスト信仰がトテモ強いので、子供をおろす事には反対。バースコントロール反対。そういう点では、リパブリックの言っている保守的な考え方と、一致するのだそうだ。五分五分のペンシルベニア。馬鹿ブッシュが勝利を収めたら・・・・家の旦那はこの州を去ると言い切っています。。。リパブリックを応援するような州は耐えられない・・・と。そんな私たちの州だからこそ、ケリーを応援する人たちを見ると、嬉しくなります。ケリー頑張れ！！ブッシュなんて、ぶっ飛ばせ！！昨日書けなかった分、今度書きたいなあって思うけど。。。。毎日色々書いてるから、もうキット書けないなあ・・・ま、いいか。

  2004年08月19日

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• 楽天むかつく

  今長い日記を書いたのに、登録したら・・・・混みあっていてという何時ものメッセージ。おまけに、私の書いた日記は消えていた。おいおい。勘弁してよ。もう同じの書くの嫌だ。ムカつく！絶対にムカつく。

  2004年08月18日

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  新しい町へGO!　ビンテージ生地でおおはしゃぎ。

  家の旦那は、家にじっとしているのが苦手なのか、何時も家にはいない。前も書いたが、雪が溶けると、”サーこれからは俺の世界”と云わんばかりに、外に釘付けになる。外で寝て、外でご飯を食べ、外で本を読み、外で仕事もし、外外外・・・外にいるだけでなく、色々とアクティブに遊びます。週末のスケジュールはお影さまで、夏中パンパン。予定山盛りです。気に入った催し物がないときは、インターネット等で、行ったことのない街を探します。昨日の夜も、探していた。私が仕事部屋で、物を作っていたらやって来て、”明日行きたいところ見つけたから、見てほしいんだけど・・・”と相談をしてきた。では明日行きましょう!と決定して。。。。。。。。。。今日そこに出かけた。ココから西へ１２０マイル（１９２ｋｍ）ほど行ったメリーランド州にある、小さな町へ。名前忘れてしまった。。。すみません。そこには、１８１３年に作られた、石の橋が残っている。当時は、世界で一番長い石橋だったらしい。１９３３年まで使われて、その後は、鑑賞用と言うか、観光用に残されている。 その周りに、１８００年の家が数件残っていて、そこが、小さなギャラリーみたいになっていた。陶芸家から、籠編み、絵描き、機織りなど色々なジャンルのアーティストが、創作活動をし、作品を並べていた。 彼が、新しく行く所を見つけるポイントが２つある。１自然があるところ（勿論です）　２アート関係、それも布を使ったものがあるところ（これは私用）今日は、そのアーティストの場所がメインではなく、そこにはキルトの本格的なお店があると書いてあったそうなんです。私はキルトには、余り興味がありませんでしたが、布を使って色々作っている関係柄、色んな人との出会いがあり、その中には、キルト作家さんやキルトの先生もいたりして、その影響から、キルトにも目が行くようになりました。せっかく本場にいるのですから、目を肥やしておきたいと言うのもあります。お店に行ったのですが、布が多すぎて、物が多すぎて、なにやら全然分からなかった・・・目的なしに、キルトのお店に入っても、やっぱり勿体無いって感じでした。母を連れて行けば、キット大喜びだっただろうに・・・・と思ったり。デモ、その横にあったアンティーク屋にて、フィードサックの布を発見。１メートル四方くらいのアンティークのフィードサックの布。買おうかやめようか・・・散々迷って・・・・結局買わないで帰ってきてしまった。途中までスゴイ後悔していたのですが、途中まで来たら自然に忘れていた。その町は、余りに小さくて、見るところもなくなったので、４時には街を去った。家に帰る途中で、私たちの大好きな町によっていこうと言う案を旦那がだしたので、賛成!!って言うのも、その街には私の大好きな、ビンテージの生地を置いてある店屋がある。行くと何時も、可愛いーーーのが売られていて・・・・迷っちゃう!のである。店に入ったとたんに、何時もの叔母ちゃんが私を見つけ”好きそうなの今日もあるよ”って言って来た・・・・”どれどれ？？？”どっかーん！！ありました。可愛い可愛いイチゴちゃんのビンテージの生地です。どうやらコレは７０年代初期のものと見えます!それも１５ヤードもある!!お値段は・・・・・・・・・・・高い!!!!!!（自分の中では）でも、買うしかないでしょ～！他にも見てたら、これまた可愛いもの発見・・・・う～！欲しい。買っちゃええ！というわけで、ワクワクビンテージ生地を手に入れ、ゴキゲン頂点になって、かえって来ました!!　さっき、フィードサック買わなくてよかったーーー!この店で買ったビンテージの生地は、一個も使っていません。たたんで置いてあります。時々見ては、可愛いな～って思ったりしていますが、ハサミを入れられないのです。ハサミを入れる勇気がないの・・・・布好きな方なら、絶対に分かってもらえるはず。。。。その後も色々寄ったりして帰ってきましたが、この布を手に入れてから、後はもう煙の中のお話になってしまいました。（私の神経全て布へ行ってしまったのです）と言うわけで、今日も楽しい一日でした。全然まとまりのない、変な日記です。すみません。

  2004年08月17日

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• 学歴社会に離婚社会　アメリカ

  旦那の働くネイチャーセンターでは、春、夏、秋と３ヶ月単位で、インターンを雇う。インターンとは、イワユル教育実習みたいなもので、夏はサマーキャンプを受け持ち、朝から晩までのプログラムを企画し実行したり、動物の世話をしたり、事務仕事をしたり、秋や春になると、学校行事に一緒についていってアシスタントをしたりする。今日は、夏インターン、リズが昨日の最終日を終え、去っていった。３ヶ月と言うと、仲良くなってきて。。。。気心も知って、と言うちょうどいい感じになってきたところでのサヨウナラ。何時も寂しくなる。リズが帰りに家によって、サヨナラを言いに来てくれた。あいにく旦那は散歩に出かけていなかったので、少し待ってもらうつもりで、お茶を入れた。彼女は大学院２年生。あと１セメスターを終えると、あとは卒論で卒業だそう。彼女は、ここでも経験はすばらしかったと、本当に感謝してくれていた。何時も彼女と話すときは、普通の日常会話をしていたので、余り仕事の話をしたことがなかった。しんみりしながら、リズが言った。”この業界の仕事って、スゴイ人気で、インターンでも中々採用にならないんだよ。知ってた？”それは、何時も旦那が面接をする数から、私も分かっていた。山のように送られて来る履歴書の中から、旦那が選らんで、面接をして、決定する。”普通はね、インターンでも大学院以上の学歴ないと取ってもらえないの。だから、私大学院にいったんだ・・”家の旦那は、やる気のある人を取るという。学歴がすばらしくても、頭が大きいだけの人間を採用したら、仕事にならない。それよりも、自然を愛し、一生懸命さがある人を採用しているらしい。他のセンターは、学歴を重んじ、インターンの面接でさえ院生以上でないと、してもらえない所がが多いのだそうである。日本は学歴社会。そして、アメリカは実力の世界だと、よく言う。確かに日本よりは、チャンスは自分でつかめると思うし、実力があれば、のし上がっていける国。でも、ある意味、日本以上に、学歴を重んじる部分も多いと思う。現に旦那のポジションだって、大学院を出ていないと、雇われない。ヤッパリ、学歴社会だと思う。旦那が帰ってきて、リズとサヨナラをいい、彼女は涙を浮かべながら、去っていきました。又会おうね！って約束して。夜になって、久々の友達からの電話。留学していたときからずっと仲良くしているジョナサン。彼は、大学で付き合っていた、タンヤと結婚した。タンヤはジョナサンにぞっこんで、一回別れて、ジョナサンは、別の子と付き合い始めても、ずっと思いを寄せ続け・・・・・又寄りも戻し、ついにはゴールインだった。彼らの結婚は私も嬉しかった。なんとなく疲れたような声のジョナサン。”what's up? little one!" 何時もの挨拶・・・そして、他愛無い会話。暫くしてイキナリ”タンヤと離婚したの、言ったっけ？””ええええええええええ？””何時?””つい最近””OH　MY GOD!"大ショックの私でした。でもジョナサンは、もっとショックなんだよね。色々愚痴を聞いて、電話を切った。ナンか本と悲しいな。アメリカは５０％のカップルが離婚をする国だそうだ。２人に一人は離婚。（私が調べたわけではなく、人に聞いたので、違っていたらすみません）でも、立ち直りも早く、直ぐに次が出来るのもアメリカ人。”もう彼女いるんでしょ？”って聞いたら、”うん。もう直ぐ一緒に暮らそうかと思って・・・”おーーーーーーーーい。それ、早過ぎ!!!! って、でも、明るく前向きに生きていくのは、見習わなければね。学歴社会に、離婚社会。。。。

  2004年08月16日

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  環境保護団体が買ったハイキングコースと、ラズベリー狩り　画像あり！

  ハリケーンチャーリーは、今日の夜ごろPAに上陸するらしく、それまでは天気も悪くない。旦那が、何時ものオードバンソサエティの自然探索できる場所の乗っている本を持って、私を起こした。”起きてください！今日は、又新しい所、発見しました。行って見ましょう！！”私は急いで起きて、急いで朝ごはんを軽く済ませ、お昼用のサンドウィッチを急いで作り、出かけた。車で行くこと１時間。小さなタウンを何個か越して、私たちは到着。川が流れていて、中々感じがいい。自然そのままって言う感じで、手が入っていない。大きな国立公園もすばらしいが、人の手が入っているので、とても綺麗になっているのが、国立公園や州立公園。デモ、こういう本当にワイルドな場所って、中々人も来ないよねえ・・・と旦那と話しつつ、ハイキング開始!川の横を歩くような散策コースが出来ているが、草はボーボー。足元はぬかるみ。歩くのがトテモ大変。私は、DEVAをはいていたので（濡れてもOKのサンダル。紐みたいなものでサポートされていて、マジックテープでビッと履きます。オウトドアを好きな方なら、ご存知のはず）OKでしたが、旦那は、きっちりしたハイキングブーツを履いていたので、ずぶっとぬかるみにはまったりして。。。。笑いを取りながら歩いていった。途中、沼が出てきた。がまの穂が生えていて、一寸日本を思い出した。がまの穂は英語では、CAT’S　TALE（猫の尻尾）。猫の尻尾みたいと言われれば。。。そうかも？？？その時に、旦那が言った。”ああ、この沼が合ったから、nature conservancy がココを買ったんだな”と。言ってる意味、訳わかめの私。説明を求めた。nature conservancyと言う団体がアメリカにはあって、絶滅しかけている植物が生えている場所とか、動物のすんでいる場所、又は、大切な動物の生きている場所habitatを守るために、その団体が、その土地を買って、自然のままに残しているのだそうだ。この団体はアメリカのものであるけれど、世界中の、そういった場所を買っては、自然保護をしているらしい。”お金はどこから来るの？”それは、全て寄付金からきているらしい。知らなかったが、旦那も一年に一回、２０ドルほどの寄付金をしていたらしい。たかが２０ドル、されど２０ドル。お金持ちの方は、勿論もっともっとたくさんの寄付金をするらしいが。中には、ココを保護してくれと、名指しで大金を出して、そのリクエストした場所を保護する方もいるそうな。今日行った場所は、そのnature conservancyが買った、自然保護の場所だった。寄付金でまかなっているために、全ての場所を買い占めることは出来ないので、条件があるのだそう。それが、さっき書いた、絶滅しかけている、植物又は動物が消息している事、又は、何か特別な動物世界があること。彼が言った、この沼が合ったから・・・と言うのは、そういう意味から出た言葉だった。 今書いたnature conservancyは、ナショナル、国規模。コレ以外にもまだ自然を保護しようと言う団体が、アメリカには、たくさん存在する。GREEN　PEACEもその一つ。彼らは土地を買って保護すると言うことはしていないが、自然を保護しようと言う姿勢は同じ。私たちの知り合いで、自分の土地を、そういう団体に寄付した人がいる。彼は１００エーカーの土地を持っていた。しかし、自分が死んだ後、子供や子孫が、その土地を、どこかの企業に売って、それが住宅街になってしまったり、ショッピングモールになってしまったりすることを恐れ、彼は自分の持ち土地を、さっくりと、地元の自然保護団体に、寄付してしまった。こちらの団体は、国レベルではなく、郡レベルで行われている団体です。アメリカって、本当に極端です。前の日記で書いたけど、こんなに遅れたリサイクル。石油を湯水のごとく使う国民。その反面、環境を守るためになら、自分の財産までも、投げ出せる人たち。奥が深いかも。今日行ったハイキングは、その団体に守られ、自然そのまま。草もボーボー。まあ、それは仕方ないか・・・と思いつつ歩いてきました。場所によっては、人をいれないところもあるそうです。絶滅しかけている植物などがある場所は、人が入るといけないので、そういう場所は、立ち入り禁止らしい。帰り道、旦那が、”ラズベリー狩り寄ってく？”と提案。”ヨッテクーーー！”私は、大のベリー好き。イチゴとラズベリーが大好物。まだチェリーが時期だったころ、一回チェリー狩りに行った。こちらの、○○狩りは、日本と違い、その場で食べるのではなく、お持ち帰り。そして、はかり売りになる。チェリー農家に行って見ると、大きなバケツ一個一杯からスタート（それ以下では売れません）と言われ・・・・そんなに二人で食べれないなあ。。。と帰ってきたことがある。皆パイを作ったりジャムを作るから、バケツ一杯でも困らないんですよね。今日は、ラズベリー。行ってみた。すると、小さなバケツをくれて、その中に取っては入れていく。取っては入れて・・・時々、口にも入れて・・・あまーーーーーい。粒粒がプチプチって口の中で言って、甘いジュースがこぼれそう。旦那から、”食べたら駄目だよ。バケツに入れてよ。まだお金払ってないから・・・・”と、注意を受け、（家の旦那はモラルの固まりなの）ラズベリーを取る。 旦那がチラッと見えていますが、こんな感じで取っていきます。最初は、話しながら、取っていたんだけど、途中からもう夢中になって、彼なんて目に入らない。美味しそうな取り時のラズベリーを見つけて、取って、バケツに入れていく。変だけど、禅の心だった。無我無心で、ベリーを取る私たち。気付くと、旦那は、遠く離れて取っていた。二人でバケツ一杯を二つ。コレを計ってもらいお金を払って、帰宅。 こんなにあって、なんと１３ドル！安い。普通のお店で買うと、５ｃｍ四方くらいの箱に入って、３ドルくらい。だから、コレがどんなにお得か分かっていただけるでしょうか？私は、パイにするとかジャムにするとかじゃなくて、そのまま食べるのが好きなので、これからはお腹が痛くなるまで、ラズベリーを食べます。ほんとに嬉しい！ラズベリーには、２種類あります。普通の赤い奴と、黄色い奴。黄色いのはGOLDEN　RASPBERRYとよばれていて、赤より少し甘さが多いを思う。今日は殆どが赤を取り、少しだけGOLDENを取った。今、うちの冷蔵庫、ラズベリーで満ちています！良かったら、おいで下さいませ。一緒にラズベリー狩りに行きましょう。９月から１０月まで取れるそうですよ。良かったら、この農場のHP,興味ある方、どうぞ。http://home.earthlink.net/~yellowhillfarm

  2004年08月15日

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  ファンキーフレンド

  今日も旦那と一緒にランチを済ませ、私は郵便局へ寄りながらファーマーズマーケットへ。車でビューと行き、おしゃれな人々に会うこともない。皆Tシャツに短パンやジーンズ。動きやすい格好。THAT’S　AMERICE!って言う感じである。私も、少しだけそういう色に染まってきてしまったことがあった・・どうせ誰に会うわけじゃないもん、部屋着で出かけたって平気!!おしゃれしたって、誰も私のことなんて、気にも留めてないし、何のためにしてるか分からない！そんなふうに思いだしたこともあった。そんなある日、友達のエレンは言った。”おしゃれって、自分のためにするもんジャン！人に見せるためとか、誰かに良く思われたくてするお洒落って、本当のものじゃないよね！”私が、部屋着で外に出ても良いかなあ？って色に染まりつつあるときに、その言葉・・・はたと気付いた。その通りだ！お洒落は自分のためにしている事。誰も見ていないからって、部屋着で外に出ているのは・・・女として悲しい！それから、あ～、まあいいかコノママデ・・・と思ったりするときは、何時も彼女を思い出す。その彼女とは、会ったとたんに大の仲良しになった。アメリカングリーティングと言う、大手カード会社で、デザイナーを１０年していた彼女。仕事をやめて、お父さんの別荘のあるこの街に引っ越してきた。その別荘で自分のアートしながら暮らすために。そして田舎の生活を心から楽しんでいる。この小さな保守的な町で、彼女は、浮いている。街を歩く姿も、１００メートル先から、彼女だと分かる。原色、ビンテージ、ファンキー。そんな言葉を彼女からは連想する。彼女みたいな格好をしている人なんて、他にまったくいない。デモ、彼女は、自分のお洒落を楽しんでいる。私のビンテージへの興味も、彼女からの影響が大だといえる。彼女の家も、彼女のアートで飾られている。家具も全部ペイントされていて、とってもカラフル。バスルームからキッチンまで、彼女のイラストが所狭しと描かれている。行く度に何か新しいものも増えている。その材料の出先も、道で拾ったものや、お婆ちゃんの家の倉庫からもらってきたもの。。。などなど、ファンキーな作品が彼女の手から生まれていく。心からカッコイイ女。そんな彼女の彼氏、コレが地味な人。コンピューターお宅系の、いい人なんだけど、パットしないみたいな・・・（ひどい。。。こんなこと言って。すみません）最初付き合いだしたとき、私はビックリした。ええええええええええええ？彼と彼女?全然アワナイジャン！！って・・・でも、コレも又、私の偏見一杯の意見であって、エレンにとっては、超いい男。ヤッパリ、自分の世界を楽しむのだ。人から見たらどうの。。なんて事は考えない！ゴーゴー！エレン！エレンが私を描いてプレゼントしてくれた。やっぱり羽が生えている。 エレンの作品が、少しだけど見れます。良かったら・・・http://www.tla1.com/Talent/Erin_Brown/ERIN_BROWN.htm彼女のHPのアドなくしたので、コレしか見つけれなかった。すみません！又興味ある方がいたら、聞いてください。キット二階に行ったらあるとおもうんだけど・・・・you inspire me!（アナタから刺激を受けるわ・・・って感じ）、何時も会うとそう言ってくれるエレン。私も同じことを思っている。これからも刺激し合おうね！！

  2004年08月14日

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• 日本語教師（家庭教師）のバイトの日

  私は、高校生の生徒を一人教えている。何を？って・・・日本語。日本にいたコロ、英会話を教えていたが、何時も思っていた。”英語は私の母国語じゃないのに、ずっと教えていていいのだろうか？”と。だったら日本語を教えるほうが、自分の中で納得がいく。そう思い、通信講座、日本語教師養成口座を始めた。しかしながら、地道にコツコツやる事に到底向いていない私には、それを達成させるのは、やはり無理だった。延長金までだして、２年かけたが、やっぱり、自分で本を読んでコツコツと努力をしていく事が出来なかった。挫折。仕事も忙しくて、そのままになっていたが、ふと目に留まった日本語教師養成学校の広告を見て、説明会に行き、学校の本質が余り私に合っていないなあと思いながらも、日本語を教える事を学んでおくのも、無駄じゃないだろうと思い、行き始めた。確か週末一日中で、３ヶ月か４ヶ月行ったと思う。それから、週2日を４ヶ月くらい。。かな？（もう忘れてしまった）課題がたくさん出て、テストもあって、思っていたよりも努力をしないといけなかったが、今度はキチンと終了した。その日本語教師の養成口座で学んだことは、無駄になっていない。でも、全然使っていなかった。こちらの学校で日本語を教えようとしたら、大学院をキチンと出て、理論とか色々を学んでいなければ、お話にならない。だから、こんな実践のみの紙切れは、何の役にも立たない。でも、別にそれでよかった。自分でも、それで食べていこうなんて思っていなかったし、何かで使えたら良いな・・・くらいの勢いだったので。だが私にも、生徒が一人来た！この生徒との出会いは、約２年前にさかのぼる。彼女は（女の子です）、大の日本の漫画、アニメ好きの高校生。犬夜叉から、セーラームーン（古い！）、ランマ、るろうにけんしん、などなど、私が知らない漫画を、それはもう良く知っている。漫画から得た日本の情報は、それは凄いもので、彼女は熱烈は日本ファン。コスプレもプロ並みで、アメリカ国内、アニメの集まりがあれば、どこまでも行く。その力の入れようといったら、半端じゃない。自分で自分を、”アニメお宅”と呼んでしまう、本当の筋金入りのお宅だ。そんな彼女が、本当の日本人から、日本文化を学びたいと思い立ったのが２年前。お父様がお医者さんのお金持ちのお嬢様なので、親に一言言ったら。。お母様が、大学に電話をして、高校生に日本文化を教えてほしいが、誰かいないか？と尋ねたらしい。すると、私のお点前を以前に見たことのあった、大学教授が私を思い出し、”やってみるか？”と声をかけてくれた。それが出会いだった。イチバン最初から、彼女はスゴイ情熱で、日本のことを色々聞いてきた。日本の宗教のことから、祝日のことや、習慣、食べ物、高校生活やら大学生活、兎に角、質問の内容も濃くて、本当に良く知ってるねえ!!と私のほうが感心したものだった。その情報は全て、アニメから来ていると聞き、私はぶったまげた。アニメ、漫画も、日本文化を紹介するには、いい媒体なんだなあ・・・・って思ったりもした。そんな感じで日本文化を２ヶ月教えていたが、いささか、ねた切れ。。。そこで、日本文化を教えることから、日本語を教えることに、スイッチを切り替えた。あれから、もう二年。ぼちぼちではあるが、確実に彼女は、日本語を覚えていく。内言葉と、外言葉も使い分けできる！！（お母さん←－内言葉。母←－外言葉）ボチボチだけど、私の楽しい日本語教室。私の楽しいアルバイト。それが今日であった。PS昨日のメディアシャワー、家の庭から見たけれど・・・木が多すぎて、空の面積が小さくて・・・・・・全然見れなかった・・・・・・・・・・残念。一寸歩けばよかったんだけど、行かなかったから・・・・・ただ今、ハリケーン　バニーとチャーリーだったかなあ？忘れちゃった。。。２つ接近中。大雨である。ザーザーと大きな音を立てて、雨粒は間髪いれず、容赦なく地面を叩きつけています。そんな中、うちの旦那は、テントに行って寝ております。ほーんとに、外の好きな人・・・・・・

  2004年08月13日

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• 水曜は食料買出しの日

  本日、水曜日。ファーマーズマーケット、オープンの日。何時もより早く出かけた。と言うのも、前回遅くに行ったら、ほしかったパンが売り切れで、トテモ残念な思いをしたから・・・行って見ると、野菜がいつもより少ない。”今日は、ケールないの？”と聞いてみる。すると、”ああ、なんとかかんとかの種類だよね？”と聞き返される。”うーん。種類の名前は分からないけど、ケールだったら何でも良いんだけど・・・”（ケールには何種類か違う種類があって、そこでは３種類売っている）そう私が言ったとたん、彼女、ハサミを持って、裏の畑に出て行った。数分待っていると・・・取立てのケール、手に一杯持って、彼女は帰ってきました。チャント私の何時も買う種類を心得てくれてるのも、スゴイ嬉しかったし、取立てのほやほやを買えた事も、スゴイ嬉しかった。ケールとは、日本では余りなじみのない野菜だと思いますが、ジュースとかに入れてあるのを売っているのは知っています。緑の大きな葉っぱ。本当に葉っぱです。味は、”緑”ってな感じ。ほうれん草なんかに比べると、一寸ごわごわしているので、慣れていないと、口に当たる感がして、いやかもしれない。。私も最初、アンマリ好きではなかったんですが、何でも、ほうれん草よりも相当栄養価値が高く、豊富なカルシウムやビタミンがあると知ってから、たくさん食べるようになった。抱えるほどのケール、２束を購入。２ドル５０セントなり。パン、３種類（うちはパン大好き夫婦なので・・）、熟してもう最高に甘くて美味しいラズベリー、取立てツルツルのピーマン、ピーンと張ったインゲン２箱分を購入。しかし、思っていたより少ない野菜だったので、行きたくないけど、スーパーへ足を伸ばした。次のファーマーズマーケットは金曜だし、ブロッコリーがほしかったから。そのスーパーは、オーガニックの野菜も置いてあるので、冬はそこで買い物をする。知り合いに会った。知り合いと言っても、一回、私が旦那のセンターでボランティアをしていたときに来ていた、可愛い男の子のお母さん。この辺は、田舎なので、皆いなかーーーって感じで素朴さが一杯の子が多い中、そのこは、タイダイに、グレートフルデッドのデッドベアーのついたTシャツ。それにおしゃれな帽子をかぶっていた。”うん？この子、一寸違うぞ”と思ってみていると・・・・ついて来ていたお母さんも、トテモおしゃれ。ヒッピー系のかわいいエプロンドレスを着て、アーシーな感じ。”友達になれそう！！”勝手に思い込んでいたが、別に話すこともなく、彼らは去った。そのお母さんと、このスーパーでしょっちゅう会う。そのたびに、立ち話をするが、ヤッパリ、友達になれそうだなあ・・・って何時も思う。私の着ていたトップを見て、”超かわいい！作ったの？？？”って聞いてきた。”これ私のも、作ったんだよ”って言われて、よく見ると、見たことのある作品・・・・”あれ？作品、イママデ○○コーフィーハウスにおいてなかった？？？””置いてあった、火事になるまで！”そうなんです。私は何時も、コーフィーを飲みに行っては、彼女の作品を見ていた。可愛いなあ・・・って思いながら。その作家さんだったんだ!!!話を切り上げ、私は買い物へ。”何を買いにきたんだっけ？”あーアイス、安くなってる！！ハーゲンダッツ、２個で５ドルだ！！　オーガニックチップも安くなってる！！そうそう、魚買わないとねえ！！今夜は魚料理にするかなあ？？家路に着き、冷蔵庫に食料を入れながら・・・・・・・一番ほしかった、ブロッコリーがないことに気付く私・・・・・・・何時もそう。買いたかったものを買わないで、余計なものばかりを買ってしまう・・・・アホ主婦代表選手です。今夜は、メディアシャワーらしい。流星群？日本語わからないけど、流れ星。今年最高らしいです。こちらの１２時過ぎ。日本では、昼間だから、見えないかなあ？１２時過ぎたら、外に行って見ます。流れ星見えたら・・・・・・皆のためにも何かお祈りしておきます！

  2004年08月12日

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• nature discovery 自然発見のプログラムをメキシコ人に教えた！

  私たちの住んでいるアダムス郡は、リンゴの産地。リンゴ畑が、いたるところに広がっている。リンゴ農家。今現在こちらアメリカでは、重労働、危険な仕事、などにはメキシコ人労働者が雇われている。最低賃金で雇われ、小さな本当にぼろい部屋に、何人もギューギュー詰めになって、彼らは暮らしている。それでも、彼らの表情は明るくて、メキシコの暮らしよりも、楽だから。。。と言い切る。そんなメキシコ人労働者の子供達が行く、デイケア（保育園みたいなもの）が、旦那のネーチャーセンターに、やってきた。プログラムは Nature discovery。自然発見。森に入って、五感を使って、色んなものを発見しようと言うもの。私も本日は、教師としてプログラムを持った。私の役目は、子供達に見たもの、聞いたものを説明する。４５人の生徒を２つのグループに分け、私はチビのほうを担当。３－４歳、２０人。彼らは、まだアメリカ社会には、順応しておらず、英語もまだ分からない。５－６歳の方になると、もうスッカリ英語もネーティブになっているが、３－４歳だと、家で使っているスペイン語が、彼らの母国語になるので、マダマダ英語に慣れていない。と言うわけで、通訳付きのプログラムとなったのです。何時も注意されるのだが、私はスゴイ早口だ。子供に教えるときは、スピードを落とせと何時も言われている・・・今日は得に、何時ものスピードの５倍はユックリ話した。でも、全然分かってない！！通訳の方は一人だったのですが、私が話すことを一生懸命訳してくれて、一寸不思議な気持ちになった。通訳がいないと、話は通じなかったけど、コミュニケーションは、取れた。自然に入ると、子供達は、目をキラキラさせて、私の言うことを一生懸命聞く。分かっていなくても、分かろうとしているのが伝わってきた。自然の魔法って、本当に凄いなあ・・・・私が何時もやる事、自然のコンサート。目をつぶって、自然の音を聴く。川のせせらぎ、鳥や蝉の声、時には遠くでキツツキのくちばしの音。目をつぶって、耳を澄ませば・・・・色んな音が聞こえるから・・・・DEER EARS　鹿の耳も勿論一緒にやります。（フリーページのセンターを訪れた子供、夏の様子に写真あります）そして、このプログラムを終え、２つのグループは合流し、歌を歌う。そこで登場は？？？勿論、私の縫ぐるみ踊り。（詳しくは、前の日記をお読み下さい！）今日も、盛り上がった！！子供達は皆、本当にそれは喜んでくれました。楽しかった私のお仕事でした。

  2004年08月11日

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  バッグ完成！でもねえー。。やっぱり私のタイプじゃないよ。画像あり

  バッグが出来た。今大好きなストロベリーショートケーキの生地を使ってバッグを作りたかった。持ち合わせの生地を縫い合わせて、色々と新たなイママデ使ったことのないボンボンみたいなものなどを使ってみたり、イチゴのアップリケの中にストロベリーショートケーキを入れてみたり、ストロベリーショートケーキのバッグ完成。バスケット型にしてみました。でも、これって私のタイプじゃない・・・・・絶対に使わないなあ・・・って出来て思った。ヤッパリ、色かなあ？何時ものパープル系じゃないし、ガーリー（女の子）ぽ過ぎ・・・・・・・・まあ。作品の幅を広げたと言うことで・・・・良いとしましょう。一応画像載せちゃいますね。上手に撮れてなくてすみません。よく見えませんねえ！ こんな感じです。帽子のほうは、ファンキー系に出来たんだけどなあ。。。。とぶつぶつ言う私の独り言をお許し下さい。今日の散歩で、小さな小さな蛇君を発見した。直系５ｍｍくらい。長さも１５cmくらいかなあ？小さくて、首にリングのような模様のある蛇。森の道の真ん中に、動かずに横たわっていた。。。全然動かないから、死んでるかと思ってみてみたら・・・生きてた。良かった。この子、これでも大人ですって・・・・首にリングがあるから、リングネックスネークと言うそうです。 かわいいなあって思うまで、私も成長いたしました。全然関係ない、まとまりのない日記をお許しくだされ。

  2004年08月10日

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  クラフト展から１８０度の展望台、コンサートまで盛りだくさんの日曜（画像あり）

  今日は隣の州メリーランド州にて一日を過ごした。旦那のところで夏の間、教育実習生みたいな感じで働いているインターンのリズが、あと１週間で任期を終えると言うこともあって、今日はフェアウェル（サヨナラパーティみたいな・・・）もかねて、彼女も誘って、一日を過ごした。朝の１１時出発。ここから車で約１時間、へーガースタウンと言う、それはそれは小さな町がある。そこの公園にて、クラフト祭りがあったので、行って見る。タイトルは”フロンティアスピリットのクラフト”この手のクラフトは、アート色よりも手芸と言う域の手作り物が多い。お婆ちゃんが編んだ毛糸の帽子とか、お母さんが作ったクッションとかまで売られていた。殆どがカントリー系。手作り家具とか、ガーデニングの飾り、ラガディアンの人形も、並んでいたりして、９０％がカントリー。旦那と二人で”全部同じに見えちゃうね”と言いながら歩いた。その後、食べ物を食べて、次の場所へ移動！ワシントンDCにある、ワシントンモニュメント。それよりももっと古く、アメリカでイチバン古くに作られたワシントンモニュメントが、近郊にあったので、リズを案内する為に行った。DCのモニュメントのように、白くて高いのとは全然ちがって、石が積み重なっているだけの３メートルくらいの塔。なんでも、独立記念日（だったかなあ？兎に角、なんかのホリデーでした）に、市民が盛り上がって丘に登り、一晩で作り上げたと言うこと。やる気になった人のパワーってすごいなって思った。そこにいた家族ずれの会話が可愛かったので、一寸走り書き。子供（６歳くらい）：なんで石で出来てるの？父：石なら悪くならないでしょ？ずーットずっと残せるようにだよ。子供：だから、イママデも残っていたんだね。ずっと昔に作ったんでしょ、これ？これからもずっと残る？別の子供（３歳位）：nothing lasts forever. ずっと存在するものなんて、ないよ。この言葉を３歳の子の口から聞くとは思ってもいなくて、噴出してしまいました。そのこは、私に気付いて、怪訝な顔をしてきたので、笑って”ごめんね。アナタは頭が良いのね”って言ってその場を去りました。ソコノ景色は１８０度の地平線。こちらでは珍しくないけれど、日本では中々見れないかな？と写真を撮りました。上手じゃないけど、どうぞ。 そのあと、ピザを食べ、そして、フレドリックの日曜恒例の野外コンサートへ。（３週間くらい前の日記に詳しい事がかいてあります）今日はアイリッシュミュージック。アイリッシュの音楽は、ケルト文化も入り、ハープや弦楽器の透明感のある、すばらしい音楽。その中にアコースティックのギターやバイオリンや笛など、素朴な音色もはいり、兎に角、私の血は騒ぐ。のはずだった・・・・しかし、会場行ってみたら、若いロックバンドみたいな・・・・音楽が始まってみたら・・・・・なんとタダのへたくそロック。あれーーー？MCでボーカルが言った。”僕たち、血はアイリッシュ！アメリカンアイリッシュです！だから僕たちの音楽はアイリッシュミュージックです!"おいおい、ちがうだろーーーーーーーーーー！それって、私がこっちで下手糞なロックをやっていて、MCで”皆さん、私は日本人です。だから私の音楽は、日本の演歌よ！”と言っているのと、同じ。３曲聴いて、”もう耐えられない”と言う旦那と一緒に、私たち３人は、その場を後にした。今日はトテモ、イベントフルな一日でした。

  2004年08月09日

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• 寒いよー！

  ペンシルベニア、どうしたんだ！！昨日と今日、スッカリこれじゃあ秋じゃないか？？！！本日日中温度１５℃なり。夜間１０度。寒い!トテモ寒い。今もフリースを出してきて着ています。夏なら夏らしくしてよーーー！どうせ、あと少しで夏とはお別れなんだからさー。。。と言うわけで、ここ２日間、寒くなってきたこの地域です。今日は短くてごめんなさい。明日、又書きます。

  2004年08月08日

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• ゲティツバーグのファーストフライデー

  私たちの住む森から一番近い街は、リンカーンがかつて、”人民による人民のための・・・（反対かも？）と”演説をした場所で有名な、ゲティツバーグと言う街である。夏になると、アメリカ中、色んな州から、観光客が集まる。バトルフィールドは、とてつもなく広くて、南北戦争の時代をそのままの形で残している。中は車でいけるコースになっていて、色んな州からのモニュメントが寄贈され、飾られている。野外でモニュメントがこれだけ飾られている場所は、世界でもココが一番だと聞いた。南北戦争時代の洋服を着て、町を歩く人たちもいるし、南北戦争を再現する一般民が出演する、大掛かりな劇？（バトルフィールドで、本当に起こったことを再現しています）も、毎年、独立記念日に行われる。秋には、南北戦争時代に着飾った人たちがパレードをしたりもする。兎に角、この街は、南北戦争で一色。観光客は、こぞって、南北戦争にちなんだ、みやげ物屋に行き、こぞって、Tシャツやら、南軍や北軍の旗や、帽子、バッチやらを買っている。これが、ゲティツバーグだ。観光客の行く、みやげ物屋一群の通りは観光客に任せておいて、私たちは、ダウンタウンに行く。ココも大したことはない。街事態が保守的で、垢抜けた、若者のいく場所はあまりない。一つ面白いCOFFEE　HOUSEがあったが、火事にあって、焼けてしまい、今はお休み中だし、他にも色々あるけど、特別ココは行きたいなあ！って思えるところはない。そんなゲティツバーグですが、月の第一金曜になると、町にあるギャラリーが全部開放になる。（と言っても、６個くらいですが）色んなアーティストが集まったり、ワインとチーズが振る回られたりして、地元民の社交場と化す。私たちも、このファーストフライデーは欠かしたことがない。６つのギャラリーに立ち寄り、そこのフィーチャード　アーティストと話をしたり、たまたま一緒になった、友達とワインを飲んで、つるんだり・・・・そんなファーストフライデー。今日はなんと、友達が３人も作品を出品していたので、そこにつるみに行ってきました。（私も去年、フィーチャードアーティストとして、作品を飾りました！）作品の形は其々違うけど、ものを作る心は同じ。彼らの作品を見て、べちゃくちゃ色々話しをして、刺激を受けて、さて、私も色々作らなきゃと、思いを寄せて帰ってきました。こういう良い空気を、私の中に吹き込んでくれるだけでも、ファーストフライデーは、行く価値がある・・・・と思う。さて、これを書き終わったら、WORK　ROOM（仕事部屋）に行って、物作りをしよう！

  2004年08月07日

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• サマーキャンプ最終週。今年最後のクックアウト！

  今日は、今年最後のサマーキャンプのクックオウトでした。２週間前の木曜（アメリカ時間の）に、クックオウトのボランティアについて書きましたが、本日で最後。来年までサヨウナラです。初めは、やり方がまったくわからなくて、ハンバーガーも石のように焼けてしまったり、ホットドックも、墨化してしまい、誰も食べてくれなかったり・・・・と失敗ばかりだったのですが、毎週木曜にやってくる、このボランティア。最終の本日には、プロ並みの焼き加減。（本とか？）誰にも手伝ってもらわず、ドンドン一人で３０人ほどの食料を焼いた私。人間って、本当に学ぶことの出来る動物だと、つくづく思いました。（変なことで感動する私）日本にも、べジバーガーや、べジドッグと言うものは売られているでしょうか？肉を食べたくない人たち、もしくは、ジャンクを食べたくない人たちが食べるハンバーガー、もしくはホットドッグで、肉は入っておらず、野菜やソイ（大豆）から出来ている。色んな種類のべジバーーガーが、出回っており、味も結構いける。（まずいものもありますので、注意が必要）お値段は、普通のハンバーガーに比べると高いのですが、味も良いし、健康に良いので、こちらを食べる。べジドックは、大豆から出来ている。見た目は、普通のホットドッグと変わらない。でも味は、大豆から一生懸命、肉の味に近づけようとしている・・・・と言う感じの妙な感じ。どうせ、大豆なんだから、肉に近づけようとしないで、独自の味を出せば、美味しくなるかもしれないのに・・・・といつも思いながら食べている。この辺に住んでいる人たちは、代々ここに住んでいる人々と、DC周辺に住んでいて、田舎の暮らしにあこがれて引っ越してきた都会人と２種類に別れる。おかしいミックスだ。私の住んでいる森は、代々住んでいる人たちが殆どなんですが、この山を降りて少し行くとスキー場がある。そこ周辺は、ココ５年くらいで、DCからの人々がこぞって買い占める地区になったそう。だから、ここらの地価も以前に比べると５倍くらいになってしまったそうです。話がそれました・・・だから、このクックアウトをしていても、食べるものを見てるだけで、どこから来た人かがわかってしまう。ココ出身の、田舎の人たちは、皆、ホットドッグかハンバーガー。”べジもあるよ”と言っても”いらなーい。げーーー”なんて言われたりする。その反面、都会から来た方は、やはりべジ派。べジバーガーに人気が上る。旦那の元いたセンターは都会の中にあったので、べジバーガーに長蛇の列が出来ていたといつも言っていました。ここは、短蛇の列も出来ないって感じ。私の書き方だと、都会の人だけが食べるべジっていう風にとられてしまいそうですが、勿論、田舎の人たちにも、垢抜けた感覚で、キチンと健康管理をしている人たちも沢山います。一寸つけたし。そんなこんなで、私の楽しいクックオウトのボランティアも、今日を持って、今年最後になりました。来年まで、やり方覚えておいてね！って・・・・言われたけど・・・・。どうだろう？一寸心配の私です。

  2004年08月06日

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• 縫ぐるみ踊りと手作りパイ屋

  今日は朝から忙しい一日でした。私にしては珍しく、早起き。それもそのはず、今日はボランティアが入っていたからです。私のボランティアは、沢山あるけれど、今日は、名づけて、”縫ぐるみ踊り”と言っても、着ぐるみ着るわけではありません。手を入れる指人形、英語ではポペットと言います。指じゃないから、指人形じゃないんですけど、兎に角手を入れられる縫いグルミを使って踊るお仕事。ずっと前の日記にも、ちらっと書いたので、もう知っている方もいると思いますが、旦那が小さい子供を対象のプログラムの閉めに、必ず、そのプログラムをまとめた自作の唄を歌います。例えば、エネルギーのことをやったら、エナジー　ブルース。五感のことをやったら、五感の唄と言う感じです。今日はその五感の閉め用歌のダンスに呼ばれたんです。この唄は五感なので、見る、聞く、味わう、触る、嗅ぐの唄。それについて旦那が上手に歌を作り、歌詞を載せた。その歌詞に出てくる、色んなものの縫いグルミを、私は歌のタイミングにあわせて、登場し、子供の興味を引き、又引きすぎず（歌が中心ですので）、加減をしつつ、踊ります。このさじ加減が、なかなか難しいらしく、私以外の人がやると、うまく出来ないらしい。なので、この縫ぐるみ踊りは、私の独占となる。歌にあわせて、手に縫いグルミを入れて、踊る・・・・文で読むと、なんだそれ？と思うと思うのですが、これがやってみると、結構楽しい。子供達、楽しそうに旦那と一緒に歌っている中、私は歌に合わせて踊っている・・。。子供達は、皆大喜び。やってて良かったワーって思う。午後からは、買い物へ。今日はファーマーズマーケットの開く日。（こちらも過去の日記に書いてあります）買出しに行くときには、マトメテ色んな買い物に行く。一軒一軒が遠いので、町に出るときはマトメテ用を済ませる。地元の生地屋もチェックを入れ、小物も買い、ファーマーズマーケットでも、オーガニック（有機野菜）を仕入れ、そして岐路へ。家に帰る途中で、もう一軒大切な場所に寄る。それは、果物農家の人が、自分の農場で取れた果物を使って作る手作りパイの店。家族で経営をしている。子供も手伝っているらしく、夏休みの間は、子供達がレジ場にいる。果物が取れる春から秋まで、この店は開いている。私のお気に入りは、ベリー系のパイ。中でも、イチゴのパイは、世界で一番美味しい。イチゴがぎっしりと乗っていて、甘すぎず、口に入れると、イチゴの種がプチプチを言いながら、甘酸っぱいジュースが広がっていく・・・・・・生地も美味しくて、絶妙な味。こちらはイチゴの季節のみに限定。もうイチゴは終わってしまったので、来年まで食べられない。今の季節は、ブラックベリーパイがシュン。これまたサクサクのパイシートに、たっぷりのブラックベリーが中に入った美味しいパイ。日本のパイ・ケーキと違うのは、兎に角フルーツの量が多い。べりーパイだと、本当にパイを食べていると言うより、ベリーを食べていると言う感じ。今日は、旦那のお気に入り、バナナクリームパイを買った。バナナはこの地区では作られていないので、輸入ですが・・・これは新作で出ていたので、先週買ってみタラ、結構美味しかったので、再度購入。パイ生地の上に、バナナのクリームとバナナ、そして、その上に生クリームが乗っている、素朴な味。これまた甘すぎず、バナナのにおいが一杯。普通のアメリカのお菓子は甘くて食べられないけど、このお店のパイは、何時食べても美味しい。果物から手作りの、正真正銘の手作りパイ。愛情が入っているから、もっと美味しいんですよね！？

  2004年08月05日

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• パンの移動は、ラスカルがやったのかな？

  うちの、生ごみは自然に返すと言うことから、旦那の作ったコンポーズに捨てている。ちらっと前の日記にも書いたけど、それほど大したものではなく、穴を少し掘り、その周りにレンガを積んだだけの、コンポーズ。そこに、生ごみは毎日捨てている。日本のように、お隣さんが直ぐ近くにいたら、迷惑で怒られてしまうもの。洗濯を干す森の、少し奥にそれを作った。生ごみは腐り、虫がわき、地に返る。もっとプロの方は、それを土に混ぜてガーデニングの肥料として使っていますが、私にはその知識がまだないので、ココで止まっております。前置きが長くなりました。昨日、パンが酷くかびていた。良くやってしまう私の失敗。森の生活では何でもかびるのが早い。なのに、なんだかノンビリしていて、見るといつも、真っ黒になっている。。。。。”アー勿体無い！！”と思いながらも、コンポーズの中へ捨てた。今朝、外へ出ると、庭の真ん中に何か見たことのない物体が、ぽつんとあった。草の上に、なんだろう？と思い近づいてみると、それは、昨日捨てたパンであった。良く見ると、誰かがかじった跡がある。ラクーンだ！！ラスカルだ！と私は、直感した。前、友達になったラスカルは、近所の脅迫にあって、遠くへ逃がした。（フリーページ、ラスカル参照）そのあと、ラクーンが中々来なかった。でも、これは絶対にラクーンの仕業に違いない。私たちの逃したラスカルではないけれど、又別のラスカルがキットこのパンを見つけて食べてたんだ。今度、寝ないで、誰が来たのか見てみよう。夜中になったら、又絶対に来るはず。ワクワクの気分になった、パンの移動でした。又分かったら、日記に書きます！仕事から帰った旦那に、パンを見せると、彼は”誰かが食べたね、昨晩！”と嬉しそうに笑った。

  2004年08月04日

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• 和風一辺倒だった私のストロベリーショートケーキ熱

  最近の私は、急激に趣味が変わってきている。変わってきていると言うか、広がってきている。それまでは、和風、骨董、着物生地。この３点が私の中心アイテムであった。勿論、色んな可愛い雑貨も大好きだけど、和のもの以上に心をときめかせるものなど、存在しなかった。だから、ヤフーオークションで、骨董ものや着物を落としては、実家で保管してもらっていた。アメリカに住んでいるが、出来るだけ和風にしたくて、インテリアも食器も殆どが、重い思いをして、日本から持ってきたものだ。私の作る作品も、着物リメイク一辺倒だった。アメリカのコットンには興味がなかった。フィードサックを見ても、ときめくこともなかったし、タダのプリントと言う感が抜けなくて、魅力を全然感じなかった。そんな私だったのに、６０年代ー７０年代のビンテージ生地にはまる。ヒッピーの派手な色合い、斬新なデザイン、兎に角、カラフルでサイケデリックなプリントに夢中になった。着物生地の鮮やかな、デザインと合い通じるものを感じる。その上、ストロベリーショートケーキと言うキャラクターにまではまりだした。はまりだしたら止まらない！現在のストロベリーショートケーキ（ＳＳＣ）には、余り興味がないのだが、８０年に出ていたＳＳＣには、目がない。コチラでオークション一番大手のＥＢＡＹで、競ってみるが、これが中々落札できない。（私がマヌケなんですけど）今日も、ベッドシーツを落札する予定でいたのが・・・・見事、最終１分で他の方の手に落ちた。ガックリ。これこそ、まさにタダのプリント。今までの私だったら、見向きもしなかったのに、今では落札に一生懸命になっている。ドンくさい私は、今は普通の生地やで買ったＳＳＣの生地を使って、帽子を作った。６枚のピースをつないで、上にマルをつけるタイプの帽子。簡単で直ぐ出来る。一枚づつのパネルを変えて作ったが、ＳＳＣとあわせてギンガムチェックなんかを始めて使ってみた。今現在、それとお揃いのバッグを作っているが、ジャバラ？ぐにゃぐにゃしたテープやら、ボンボンのついたテープ？を使ったり、イチゴやテントウムシの形のボタンを使ったりしている。今日、ふと思った。これって、カントリー系？ひょエー！私は和が好きな女・・・・・そのはずだったのに・・・バッグはマダマダ完成遠し。趣味が広がり、着物リメイクから、ＳＳＣのバッグまで作るようになりました。良いことだ・・・と思うけど？！出来たら画像載せてみます。今日は、一日、特別何もしないで、ぼーっとしていました。日記も思いっきりつまらなくて、すみません。　

  2004年08月02日

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  ナチュラリストの行く動物園と１ダースのカニ（画像入り）

  私は前から、動物園に行きたかった。小さいころから、私は動物園が好きで、一年に一回くらいは、行きたいなあ・・・って思うことがある。しかし、動物園とは、自然の中で生きている動物が捕らえられ、檻に入れられ、野生化を失って生きていく場所。そんな場所に行こうといっても、旦那が首を縦に振るわけないなあ・・・・と思って、諦めていた。しかし、言ってみるもんである。”知り合いから、ケタクトンの動物園、相当良いらしいって聞いたんだけど、動物園行ってみたいなあ”と２－３日前に言った。それは、ここから車で１時間以内でいける、東京で言ったら、上野動物園。名古屋で言ったら、東山動物園みたいな感じ。旦那は間髪いれずに、”あそこの動物園は、動物たちに対して、良い対応をしていないって良く聞くし、あんなコマーシャル的な動物園をサポートできない”と、いつものごとく、却下でした。しかし、今朝になって、”動物園、行きたいって言ったから、探しておいたよ。今日、行ってみようか？”と地図を見ながら、旦那は言った。どんな動物園かなあ・・・？？とすごい期待をしつつ、私たちは出かけた。地図を見つつ、ドンドン運転すること３時間。ヤットのことで着いた。ペンシルベニア州の下、メリーランド州である。着いたけど、私の想像していたような動物園では、やはり、なかった。小さな手作りの味ぷんぷんだしてる、家庭的な動物園。ちょっとガックリきたけど、旦那は、"old fashionで、良い感じ！今でもこんな動物園残っているんだなあ・・・”といたって、嬉しそう。入場料、一人８ドル。これで、一人８ドル？高いなあ・・・・って一寸不満気にお金を払う。入ると、想像の通り、やっぱり手作りっぽい檻ばかりで、最初の動物は、ウサギ。おいおい、ウサギなら、うちの周りに一杯いるじゃないか？！別に動物園来なくても、見れるジャン！と頭の中で、文句の文字がざーーーと急ピッチでタイプされた。次から次へと見ていくが、どれも、いまいちと言う感じで、うーんと思いつつ・・・馬や鳥やヤギを見て回る。フクロウの所に来たとき、旦那が”これがいつも、うちの周りで、鳴いてるのと同じだよ”と教えてくれた。私は、彼の鳴き声を真似して見る。ふくろうは、”ふーーーーん”って言う顔で私のことを見るが、特別の反応はない。何回もやってみた。でも全然彼の興味は引かないらしかった。そのうち、家族連れがやってきた。お父さんと３人の小さな子供達。その中で一番大きな女の子が、（と言っても３－４歳くらいかな？）”このフクロウは、どうしたの？”と私に聞いてきた。”どうしたのって？？？”彼女の意味が分からなくて、私は口ごもる。そして、こういう時こそ、旦那は力を発揮してほしい！と、”この人に聞いてごらん。自然のことなら何でも知ってるよ”と彼に振った。”羽が折れてるんだよ。飛べないんだ。”と彼が答える。子供は、そうなんだ・・・と納得しているが、私は、”え？羽折れちゃってるの？”と仰天。その顔を見て、子供のお父さんが、”ココの動物は皆、自分たちでは、自然界で生きていけない動物ばかりを集めているんだよ。事故にあってしまった動物とか、ペットや家畜だったけど、虐待されていたものを助けたものとかね。あそこにいる、馬は最近来たばかりで、－－農場のものだったんだけど、叩かれたり蹴られたりしてたみたいだね。だから、ココにいるほうが、彼らにとっては幸せなんだよ。他の傷ついた動物も、ここいるから生きているけど、野性に返したら、死んじゃう。だから、檻の中に入っているからって、かわいそうに思わなくても良いんだよ”そういって、子供と一緒に去って行った。頭を”がつん”と拳骨でたたかれた思いだった。私は、なんて、情けない女なんだ。普通の動物園の動物たちは、動物園がお金をだして買ってきた動物たち。それがどう言う手段で、動物園の手に渡ったかは分からないけれど、商売でやっていること。ここは、死にそうな動物や、痛めつけられていた動物を介護して、餌をあげて、命を助け、生活を与えている場所なんだ！！！！手作りの檻で、幻滅だなんて、愚かにも程がある！！！！そういう動物園だから、旦那も喜んで連れてきてくれたんだ！それに気付いたら、動物を見る目が変わった。旦那が、話しかけ、体をなでているロバやバッファローに、私も近寄って、一緒に体をなでてみた。すると、本当に嬉しそうな目をして、私を見る。”もっとやって、もっとやって”と言う気持ちを体で表現してくる。ここの動物たちは、愛情が一杯あふれているなあ・・・そう思ったら、涙が出た。このキリンとは、ずっと目が合っていたんですけど・・・何か言いたかったのね！ 動物は１時間一寸で、全部見終わった。珍しい動物がいるわけでもない。動物のショーがあるわけでもない。けれども、もっと大切なもの、動物にとって、楽園になれる動物園が存在するんだ。本当に良い場所に連れて行ってもらったと、感謝している。入場料の８ドルは、そういうことからすると安いと思いました。全てのもの（動物の治療費や、餌代など）が寄付や、入場料から出されていた。アメリカには、こういうレスキュー的な動物園が、数は多くはないですが、存在しているそうです。メリーランド州には、ベイ（湾）がある。そこはカニで有名だ。この辺では、ゆでたカニに、スパイシーな香辛料をたっぷりかけて食べる、バルティモア風が一般的。去年、ソッチ方面に行った時に見つけた、安くて美味しいカニのスタンドが近くにあったので、寄って食べてきた。汚い小屋の中で、おじさんと、中年くらいの男性が二人でカニをゆでては売っている。外には、ピクニックテーブルがいくつもあり、いつ行っても（まだ今回入れて３回目ですが）、人で一杯。皆カニを注文するが、自分のクーラーボックスを持参で来る。スナックやビール、色んな食べ物を持ち込んで、カニと一緒に楽しんでいる。普通なら、持ち込み禁止とか言われるけど、ここでは、そんなこと気にしない。カニをもらうと、新聞と木で出来た小さなハンマーを貸してくれる。テーブルに、新聞紙を広げ、ハンマーでカニをつぶして食べるのがこちら流。 ２人で１ダース食べました。食べ終わったら・・・こんな感じ。これは私だけの分です。 ちなみに、アメリカ人は、カニの味噌や子供？（卵？）を食べません。全部捨てています。食べる人も中にはいるそうですが、本当にレアだそうです。一番美味しい所なのに・・・・と私はいつも、思います。旦那は、自分の分の味噌は私にくれるので、あーー極楽、極楽です。今日ふざけて言っていたんですが、カニやに来た客のテーブルを回って、味噌を集めて、カニ缶を作っている会社に売れば！良いかも？捨てるかに味噌で、どなたか、商売してみたら？どうせ、捨ててるんだし！

  2004年08月01日

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• ２本の角の生えた鹿に遭遇＜－－鹿の王子様。

  今日は、旦那の代休。休んでばっかりじゃないか！と思われそうですが、４連休の最終日、仕事が入り、休日を今日に回した。朝、”おっはよーー！今日はどこに行きたい？？”てなノリで起こされた。どうせ、私の行きたいところ言ったって、結局ボツになるのは分かってる。だから、こういう天気の良い日は、旦那に任せる。手には、自然一杯の場所を紹介する本を持っている・・・・やっぱり、自分の行きたいところ行く気満々じゃん！と思いつつ・・・・眠気眼で、おきだした。この本というのが、最近出版された、小さなガイドブックみたいなもの。アメリカでは大きな団体、オードバンソサエティー。Audubon society　鳥のことを主にやっている、団体で、バードウォッチング愛好家たちはこれに属して、活動をしている。そのAudubon societyが、新しくガイドブックを作るにあたり、色んなネーチャーセンターなどが、それに載るために応募した。旦那も応募をしたところ、晴れて、彼のセンターもそのガイドブックの載りました！勿論、珍しい野鳥が見れないと載れないわけですが・・・・というわけで、そのガイドブックに載っている、色んなところをこれから全部制覇しようと言うのが、私たちのプラン。（私たちは、鳥には興味が余りないので、ハイキングが目的ですが・・・）先週末にも、別の場所に行って、結構ひどい目にあったので、今回も、きっと、あんな感じだそうな・・・と期待ゼロにて、出かける。しかしながら、着いてみたら、すごい良い感じ。トレール（歩くところ）も　１鹿の道、２狐の道、３展望台へ、４ボーイスカウトの道、など５種類くらいあって、楽しめそう！私たちは、取り合えず、鹿と狐、展望台を回ってみました。山に入ると、ブラックベリーが色づき始めていた。まだ少し早く、すっぱさが抜け切れていない。あと２－３日と言う所の味。残念。沢山の、きのこも生えていた。日本では見たこともない、きのこも沢山ある。中には食用もある。勿論、食べる分だけ、失敬してきました。写真も勿論撮ったので、時間のあるときに、きのこのページを作ります！そして、もっと奥に行った。家の旦那は余りぺらぺら話す人ではないので、一緒に歩いていても、彼は話さず、私が一人で喋っている。その彼が、突然、歩行を止め、遠くを指差した。そして、シーっと、人差し指を口元に持っていく。”何？”と彼の指先をたどって目をやった。そこには、悠々と歩く、一匹の鹿。鹿は珍しくない。私たちの森にも沢山住んでいるし、道路の脇にも、良く車にひかれて死んだ鹿が、横たわっている。それだけ、野生の鹿は沢山回りにいる。けれど、今日見た鹿は、何かが違っていた。気品があって、優美な姿で、ゆったりと歩いている。良く見ると、彼の頭には、大きな角が２本、生えていた。王子様！　そう思った。鹿の世界の王子様だ。鹿は夜行性。昼間寝ていて、日没と共に起きてくる。天気が悪かったりすると、早くに起きて行動を開始するが、今日は天気良好。そして、私たちが行ったのは、昼。他の鹿は皆、寝ているはず。彼は一人だった。一人でユックリと、確かめるように、大地を歩いていた。この辺は、冬になるとハンティングが盛んである。鹿狩りは人気で、ハンティングの解禁日には、学校も休みになる。親子で一緒に鹿狩りに行くからだ。殺してはいけない年齢やら色々ルールがあるらしいが、私はまったく分からない。鹿を殺すことは、賛成ではないが、自然のサイクルが狂っている現代。鹿を食べていた、鹿よりの強い動物が絶滅した。そして、鹿の数はドンドン増えていく。それを調整するのには、ハンティングは必要不可欠なんだそう。ハンターが狙う一番の鹿は、角のある、雄鹿。頭をハクセイにして、リビングルームなんかに飾ったりする。”こんな鹿を撃ったんだ”という、ステータスシンボルみたいなもの。だから、角の生えた鹿は、たいていが殺される。私は毎日、鹿を見ているが、角の生えた鹿は一回も見たことがなかった。それだけ、貴重なのだ。その鹿は、大きな角を持っていた。それは、彼がハンターからも逃れて、生きていると言う証拠。神聖な気高さを持った、その鹿。ユックリユックリと歩きながら、そして、急に走り出し、遠くへと消えていった。”どうぞ、今年の冬も生き延びて・・・”そう祈りながら彼の後姿を見ていた。ちなみに、鹿の角は、毎年別のものが生えてくるって知っていました？毎年冬になると、古いものが落ち、夏になると新しいものが生えてくる。角の生えはじめは、やはり痒いらしく、樹にその痒い角の部分をこすり付けている。夏になって、森の奥深くに入ると、樹の皮が削れたように、すれたようになっていることがあるが、それは、鹿が痒いところをこすった跡。（名前があるんですが、忘れてしまった・・・）落とした角は、沢山のプロテインが含まれているので、動物たちの格好の餌となり、人間の手に渡ることは、殆どない。鹿の王子様と遭遇し、神聖な空気を感じ、私たちのハイキングは、進むのであった。

  2004年07月31日

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• カントリーボーイの失恋

  うちの前の舗装されていないドライブウェーを、もっとドンドン森に入っていくと、あと２件の家がある。我家に近い方には、中年以降の、とっぷりと太ったカップルが住んでいる。奥さんはスクールバスのドライバー。（こちらは、学校に行くときに、黄色のスクールバスを使う生徒が多い。そのバスの運転手はたいてい、主婦のパートである。）そして、一番森の奥の奥に、一軒の茶色の家がある。ここに、１年くらい前に若いカップルが入居した。私たちは、彼らは２０代後半の結婚したカップルだと思っていたのだが、実は、彼女はまだ１９で、彼は２３。未婚。と言うことをだいぶ後から知った。とてもしっかりした二人だったので、年よりも大人に見えた。彼女と一回話すときがあり、彼との馴れ初め等々を聞いた。彼と出会ったのは、彼女がまだ１２歳のときで、二人とも、まだ中学生だった。それから、ずっと交際は続き、お互いがＦＩＲＳＴ　ＬＯＶＥ．ファーストラブ。７年越しの恋愛だ。微笑ましい二人。この辺田舎では、高校を卒業すると直ぐ、結婚する人たちがトテモ多い。だから、彼女たちの結婚も、もう直ぐだよね・・と皆が言っていた。その彼と言うのが、究極のカントリーボーイ。この山で生まれ育ち、そして、キット一生をココで過ごすんだと思う。彼の家族が代々してきたように・・・とても重い、ヒルビリイ （hillbilly）田舎独特の訛りで、いつも陽気に話しかけてくる。。自然を愛し、いつ会ってもフレンドリー。愛嬌一杯の、目の優しいカントリーボーイ。小さいころから、苦労をしてきた彼は、人を気遣い、人のためになることを進んでする。冬の寒い雪の日、私たちのドライブウェーの雪かきの様子がよくない。タイヤに悪いからと、自分の休日を使って、長い長いドライブウェーの整備を、一日かけてしてくれた。春が来て、その道沿いに生えている、大きな木の枝たちが伸びすぎて、皆の車に傷がつくといけないからと、雨の中、木の枝を一日かけて、切ってくれた。きのこ狩りに行ったと、取立ての美味しいきのこを持ってきてくれた。（レストランで食べたら、すごい高いきのこでした）夏が来て、彼の実家の庭でやっている家庭菜園で取れたと、野菜を毎週のように、袋一杯に持ってきてくれる。取立ての、土のついた、ピンと張った野菜たちを、彼は毎週、届けてくれる。お礼を言うと、必ず　”土をいじるのがすきなんだ。自分の家だと、光がまったく入らないから、何も植物が育たないんだ。だから、実家でやらないといけないけど、毎日、仕事の後行ってるよ。でも、こうやって、喜んでもらえるから、作っていてもやりがいがあるよ。ありがとう”そう言って帰っていく。心の優しい人が作る野菜は、愛情が一杯込められていて、本当に美味しい。今日、いつもの様に、帰宅の途中でメイルボックスのチェックをするために車を止めた。（郵便物も、家までもってきてくれません。長いドライブウェーに入る前の道に、並べてメイルボックスがあります）そこに、彼も車を止めた。”やあ、元気かい？この前の野菜はどうだった？今度はピーマンが良く出来ているから、２－３日中にもって行くよ。”といつもの様に、明るい挨拶を交わす。いつものトーン。いつもの口調で、いつもの訛りで彼が言った。”彼女と別れたんだ””えええええええええええええええええええええ？””男作ったんだ。””ええええええええええええええええええええええ？””ココントコロ２－３週間おかしいなあって思ってたんだけどね、キスしてるところ、見ちゃったんだよ。それで、最後まで行ったのか？ッて聞いたら、認めたんだ。そいつの事のほうが俺より好きだって言うんだ””・・・・・・・・・・・・・””彼女のもの、もう半分はないよ。出てった。””・・・・・・・・・・・・・・・・””俺といると、老人カップルみたいな気がするって言うんだ””。。。。。。。。。。””そろそろ結婚かなと思っていたんだぜ。今年のクリスマスには、リングを上げて、エンゲージしようと決めてたんだ。貯金だってしてたんだ。一人はヤッパリ寂しいね。まあ、ピーマン、もってくからさ。楽しみにしててよ”この会話を、いつもの調子で、いつものトーンで、いつもの訛りで彼は話して、そして、手を振ってドライブウェーを去っていった。私はそこに暫く、ぼーっと立ち尽くした。かなりのショックだった。特別、あの二人と親しくしていたわけではない。でも、引っ越してきたときから、ずっと、カップル同士で、色々話したりしていたから・・・・二人をいつも一緒の感じで見ていたから・・・ファーストラブを貫いてほしいと願っていたから・・・そうなるものと、思い込んでいたから・・・彼はキット、家に一人でいて、泣いたりしているのではないか？そう思った。自然がすきで、森の中に引っ越してきた。その生活が、彼女には重荷だったのかもしれない。自然だけの生活が嫌だったのかもしれない。まだ１９．町に出て遊びたい時。私が１９のコロは、ヤッパリ、結婚より町に出て、自分を試してみたかった。彼女の気持ちも、分からない訳ではなかった。でも、透明な彼の心を、どうして、こんな形で傷つけてしまったのだろう？これは一瞬の気の迷い？カントリーボーイは、純粋。そして、悲しいことがあっても、笑っている。今では、森の奥の茶色の家は、彼一人。彼に、心から笑える日が、一日も早く来ますように。

  2004年07月30日

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• 田舎故の特権！

  私は、もともと、田舎が好きで、エコロジー的な人間であったわけではない。って言うか、元々は、都会のほうが好きだったし、田舎暮らしには余り興味がなかった。東京好きだし、NYCも大好き。田舎に自分が住むんだなんて、まったく頭に片隅にもなかった。そんな私が結婚を皮切りに、この田舎での生活を始める。初めの１年間は、慣れるのに必死だった。今までの便利な生活から、コンビ二なし、２４時間営業するもの一切なし。一番近くのスーパーまでカナリの距離。日本人もいない。日本の文化を感じることも、まったく出来ない。毎日、目に入るのは自然。木や動物。おーーい。もう良いよ！刺激がほしい！!!と旦那に、当たりまくっていた。今思うと、当時は気が狂っていたと思う。でも、田舎だから、人も皆やさしい。一人で散歩をしていると、家から出てきて、声をかけてくれる。知らない私に、家に入るように勧めてくれて、コーフィーなんかを進めてくれたりする。治安も良い。家の鍵もかけないし、車の窓も何時も全開。日本のほうが、怖いって、この前来た友達が言っていた。野菜が出来たと、袋一杯の野菜をもらったりすることも、本当によくある。皆が、知り合いであり、皆が助け合っている。そういう良い意味の連帯感を感じる。この辺は、白人が多いのですが、私に対しての、差別は、感じたことがありません。今のところ。昨日郵便局に行った。その時、カウンターの女性が”さっきね、お客がアナタの話してたのよ。”って言ってきた。”へえ？何々？””CUTEって言葉を辞書で調べたかったら、あのほら、日本人の女の子、あの子の写真をCUTEの意味のところに貼っておけば良いよ。あの子は良い子で可愛いねえー”と言っていたらしい・・・私はそれほど、グンを抜いて、良い子でも可愛くもない。でも、そうやって、良い風に人のことをとってくれるのだ。よく、日本のことについてスピーチをしてくれと頼まれることがある。一回１時間くらい、文化や日本人の生活について色んなことを話す。”一回、スピーチおいくらですか？”と電話がかかってきたりもする。お喋りが大好きな私には、もう打って付けのご依頼！！今日は、町を歩いていたら、知らない叔母さんから声をかけられた。”森の妖精さんですよね？お茶会をパブリックでやられてるって聞いたんですけど、こんど家の学校に来てやっていただけませんか？”　電話番号を交換した。日本にいたとき、茶道を習っていたので、それでナンチャってお茶会を何回かやったことがある。それをどこかできいたのだろう。こんなことは、都会にいたら、絶対に起こらない事。沢山、日本人がいたら、私になんて声は絶対にかからない。スピーチや学校に招かれて、ステージに上がることも、この田舎だから起こりえたこと。そう思うと、やっぱり、田舎でラッキーと思うのであった。田舎万歳！！

  2004年07月29日

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• アメリカのカナリ遅れたリサイクル事情ーー明日はごみの日！

  明日はごみの日です。我が家では、ごみをマトメテ、ごみ置き場まで持っていくのは、旦那の仕事。お陰様で、ごみと言うものを持ったことがない。毎日、料理のあと、コンポース出来るものは、彼自作のコンポース場（と言っても、タダ穴をほって、周りにレンガで囲んだだけのもの）に彼が捨てる。他のごみも、彼がガレージにある、大きなポリのごみ入れに捨てる。だから私は余り、ごみ捨ての知識がないかもしれないが、今日は私の気になっていることを、書きたいと思います。こちらでは、ごみ収集は行政で行われていない。プライベートな会社、ごみ会社が営利を目的のために、普通の会社の様に仕事として、こなしている。私たちは、毎月いくらと言うお金を払って、ごみを持っていってもらう。日本のように、仕分けはない。プラスティックには、１から８番くらいまでの番号が記されているが、リサイクルできるのは、１と２だけ。それも、殆どのプラスティック容器は３－８のリサイクルできない容器で出来ている。そういう場合、他のごみと一緒に捨てる。電球も、発砲スチロールも全部、ごみ扱いで捨てる。日本のような、仕分けがないから、家の旦那も、簡単にごみ当番をしてくれているのかもしれないけれど・・・兎に角、何でもかんでも、一諸くたんに捨ててしまうのだ。粗大ごみも同じ。コンピューターや、冷蔵庫まで、何でも一緒に捨ててある。これは特別なお金を払うと持っていってくれる。しかし、このお金も、特別に大きなものを持っていってもらうからの為の人件費であって、決して、リサイクルのために特別な処理をしてもらうからのお金ではない。一般ごみを持っていってもらうのに、お金を払うというシステム。リサイクル用に、仕分けをして持っていってもらうと、又別料金取られる。さっき書いた、１，２番のプラスティックを持っていってもらうのも、別料金かかる。だから、皆、何でもかんでも一緒クタンに、一つの袋に入れて、捨てる。プラスティックの１－２番の仕分けすら、特別にしている人を数えたら、この地域で、過半数はいないと思う。燃えるごみ、燃えないごみ、全部一緒に捨てて、一緒に燃やしているのだ。怖い。町で飲み物を飲んでも、カン、ボトル、プラスティックと区分けした、ごみ箱が見当たらない。これまた、皆、一緒クタンに捨てている。これは地域によってまったく違います。前、旦那が住んでいたCAでは、リサイクルはトテモ進んでいました。日本には、全然かないませんが、この地区よりは、はるかに進んでいました。何故、こんなに遅れているの？勿論、この国は、国土も広く、豊富な資源がある。でもそれだけではない。前もちらっと書いたけれど、現在の大統領は石油会社を経営している。石油が売れれば、それだけ彼の懐は暖かくなる。石油会社の重役も皆、彼らを支援する、リパブリック。（日本語訳はなんでしょう？）保守党？そんなこんなで、リサイクルをやりにくい状況にしているのが、この国の政府なんです。リサイクルどころか、車にしろなんにしろ、兎に角石油を使うようなものばかりが、大量消費されている。マスコミもあおって、人気になっている、SUVもその良い例。心ある新聞が、SUVのデザイン性は、燃費が悪く、環境破壊をかなりしているだけでなく、安全性の面でも、カナリ赤信号だと、書いてあった。（もっと詳しく知りたい方は、コメントいただければ、詳しく書きますね）なのにだ！一部のそういう正しいコメントは、支持されない。兎に角、今,町は、この国は,SUVであふれかえっている。燃費が悪いから、ガソリンは売れてしまう！（SUVとは、スポーツタイプ大型車のことです。日本でも今入ってきていますね。チェロキーとか。。。ほんとに、色々！兎に角、今人気絶頂で、大学生からOLさんまで乗っているんです）クリントンが、出馬したとき、福大統領である、ゴアが環境を守るトテモ良い策を、沢山打ち出した。ゴアは、環境を専門にする人で、政治家ではありませんでした。しかし、クリントンが大統領になったとたん、リパブリックを支配する、大金持ちたちからの、プレッシャーがかかり、ゴアの打ち出した、すばらしい案は全て、お釈迦。（かなりの資金がそこから出ているため）石油会社が力を振るっている間、この国では、環境に良いことが全国民に広がることはないと思うと、悲しくなる。勿論、アメリカ人も皆が馬鹿ではないので、家の旦那のように、環境のことを考えて、行動している人たちも沢山いますが・・・と言うわけで、ごみの話から、こんなにダラダラと書き綴ってしまいました。今日の話は堅くなってしまいました。すみません。おやすみなさい。そうそう、今日、この前渡した、写真のパンフの見本が出来上がってきた。とってもいい感じーー！自分の写真が、こんな形でパンフになるとは・・・・・”プロの写真みたいジャン！！”って天に昇っちゃうようなお褒めの言葉を頂きました。（ほんと、コンピューターのマジックですね！）それから、蝶とHOMEのコーナーにも追加しましたよ！良かったら見てね！お暇つぶしの時間があったら・・・じゃあ、本当に寝ます！night night, sweet dreams!

  2004年07月28日

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• アーミッシュの町ランケスターへ行ってきました。

  アーミッシュと言う人たちのこと、ご存知ですか？社会の時間にも少しだけ習っていたと思うのですが、電気や車、私たちが日常に使っている、色んなテクノロジーを生活に取り入れず、今でも馬車を使い、洗濯も手で行い、私たちがかつて、遠い昔にしていた生活を、今でも続けている人たちのことです。宗教上から彼らはこういう生活を選んでいるのですが、最近のナチュラルな生活を目指したいと言う方には、是非、見習ってほしいことが沢山ある。彼らが宗教上の迫害を受けて、ドイツから移民してきたのが１７００年。いかなる宗教も受け入れたペンシルベニア州に地を構えます。それから、３００年。今でも、ペンシルベニア州には沢山のアーミッシュがすんでいる。その中でも得に、沢山のアーミッシュの住む、ランケスター。私たちの家から、約８０マイル。１３０ｋｍ。私たちのお気に入りの場所なので、一ヶ月に１回か、２ヶ月に１回くらいで訪れている。観光客の行く場所は、何時も人で一杯。バスで一杯。偽者のアーミッシュの馬車に乗ったり、、ずらっと並んだ、おみやげ物やには、観光バスであふれている。私たちは、そこには行かない。観光道のルート３０を避け、私たちは裏道を走る。そこには、本当のアーミッシュの生活が広がる。馬車がパカパカと走り、農場ではアーミッシュの人たちが作業をしている。自宅の庭で、取れた野菜を売っていたり、手作りのチーズを売っていたり、夏ならホームメイドのルートビアー。バンと呼ばれる、帽子をかぶった女性から、麦藁帽子をかぶった男性まで、皆本当に、シャイだけどとてもフレンドリー。本日も、旦那の大好きな、手作りチーズを買い、ルートビアーを買い、野菜を買ってきました。そして、アーミッシュと言えば、キルトです。色んなところで、キルトが売られています。そして、生地屋もトテモ充実しています。手作りがすきナ私には、もうたまらない場所。お気に入りの店が２軒あるのですが、行ったときには必ず寄っています。一軒は、現代物の生地が売っている、イワユル普通の生地や。そしてもう一軒は、なんと、ビンテージ物がざくざく置いてある店。私はカラフルなビンテージの生地が、大好きなので、ランケスターに行くと、幸せなときを過ごせます。本日も、満足の出来るお買い物が出来ました。布って、みてるだけで幸せになれるんですよねえーー・・・今日買ってきた、ルートビアー、まだ作りたてで発酵が浅いのだそう。もう少し寝かしてから飲んでねと言われました。木の根っこから作るルートビアー。トクホンの味がして、私は一寸苦手・・・でも、ホームメイドで、お婆ちゃんが作っているって聞いてから、なんとなく、愛着を感じるようになりました。全てが手作りの彼ら。それが当たり前であり、その当たり前を楽しんでいる。見習うべき姿を見せてもらえる、すばらしい場所です。メルティングポットのコーナーに、アーミッシュのことを、時間のあるときに書いておきます。又ページ出てたら、読んでみてくださいね。おやすみなさい。

  2004年07月27日

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• マイナスイオン一杯の生活　水もスプリングウォーターで！

  今日は旦那の休暇２日目。朝から天気が悪く雨。じとじと。寒い。こういう時でも外が好きな旦那は、雨合羽を着て外にいる。そこまで行くと、もう仙人だ！と私は思ってしまう。それでも、昨日映画に行こうという私のリクエストは軽く却下だったので、こういう天候の悪い日なら良いかと思ったらしく、珍しく映画に行こうと誘ってきた。しかし、車内でごたごたがあり、結局見ないで帰ってくる。ちぇ。家に着くなり、旦那は又、森に出かけていった。やる事もないからーーー雨もやんだし、庭にでも出よう。と一人ブラブラと庭の奥にある小川に行く。　家の庭には、ご飯を食べるようにテントがはってあるのだが、（過去の日記に写真を入れてかきました）その奥に、ずんずんと行くと、小川が流れている。大きな大木も何本もあり、コケむした地面に座ったり、小川の横に置いたスイング（２人用のブランコ）に乗ったりして、旦那はいつもココで時間を過ごしている。２週間単位でテントも張って、寝たりもする。（２週間以上、ずっとテントを張り続けていると、森の中の殆ど光が差さない場所でも、テントが太陽光線によって劣化して破けてしまうため）私は、余りここに来たことがない。日本から友達が来ると、喜んでココに寝たりしているけれど、私は一回もないのだ。一人でそこにいたら、木の精霊を感じた。小川のせせらぎが、さらさらと、私の体の中を流れていたネガティブな何かをピュアファイ（清浄か）してくれていた。妖精が木の陰から、私のことを見ているような気もした。ここに暮らし初めて、日本にいたころよりも肌の調子がずっと良い。日本にいたころは、高い化粧品に、エステまで通って、美白だの、美肌だのとのた打ち回っていた。でも、こちらにきたら、そんな面倒くさいことが一切嫌になり、洗顔後は化粧水をつけておしまい。日本から持ってきてある、乳液やらクリームやら美白の美容液も、まったく手をつけていない。（本当は、チャントお手入れをしたほうが良いのでしょうね）でも、マイナスイオンが私の体を包み、肌にもカナリの影響を表してくれている。プラスして、お水。ここら辺は、皆、井戸水を使っている。水道管が通っていないので、其々の家で其々の井戸を掘るのだ。その水も、スプリングウォーター。運良く、近くで湧き出ているスプリングウォーターを引くことが出来ているのだ。お腹も勿論こわしません。お茶も美味しく入ります。そういう環境に暮らせる幸せを、いらいらした今日、得に自分に言い聞かせました。

  2004年07月26日

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• 旦那の４連休は、パットしない日で始まった。

  今日から旦那の４連休。彼の仕事は、春から秋まで猛烈に忙しい。日本では当たり前かもしれないけど、１日、１２時間労働なんていうときもザラ。そんな彼の待ちに待った、休日。しかし、疲れているのである。彼は大変疲れている。と言って、建物の中にいることも出来ない彼。私的には、映画なんかを見に行きたかった。華氏９１１も絶対に見たいし、BEFORE SUNSET（BEFORE　SUNRISEの続編です）も、絶対に見たい！！けれども、”こんな夏の良い日に、建物の中にいるのは、無駄”と却下。（彼の仕事の日に一人で行きます）そこで、野外でやっていた、へんてこなアンティークフェアと、彼の行きたい別のネーチャーセンターもどきに歩きに行った。アメリカでアンティークと言ったら、要注意である。勿論、本物趣向の、良い仕事しているものを、ぞろぞろ置いてある、お高いお店も沢山ある。しかし、それにまぎれて、タダの、ごみが所狭しと置かれているアンティークショップがやたら多い。今日のフェアも、全部がそのジャンクばっかりの口だった。一周を５分で済ませる。だって、見るものないんだもん！！間違えてほしくないんですけど、私はジャンク物も好きです。でも、ここで私が言ってるジャンクって言うのは、本当に捨てるもの。こんなの売るなよ！って言うようなものなんですよねーー！一個ビックリしたのが、キット自分の家で使っていていらなくなったであろう、お風呂。どうやって持ってきたのか、どう見ても、取って来たいらないお風呂。それが１５０ドルだと・・・・・本と。アメリカ人、何でも売っちゃうから。買う人がいたら、知らせてほしい。５分で終わった私たちのフェア。次はネーチャーセンターもどきへ。彼がなんかの本を読んで、存在を知ったこの場所。いってみたが、駐車場もない。草もボーボー・・・・いやーな予感がしたが、道にたどって、散歩開始。ブーンブーンと周りに寄ってくる蚊。日本のよりも、かなり大きい。一回さされると、跡になる。キット、毒素も多いのだと思う。ウエストナイルにならないと良いけど。。。と思いつつ、蚊を殺しながら歩いた。まだ先に行ったら、犬が５匹走ってきて、飛びついてきた。５匹のゴールデンリトリバー。嬉しくて飛びつくのは良いんだけど、５匹は勘弁してーー！！洋服やら腕に、よだれ一杯で、びしょびしょになってしまった。そのあとからユックリと歩いてくるオーナー。”フレンドリーだから、家の犬はね”と満足そうに去っていった。犬はいなくなったけど、私の濡れた服は、気持ち悪くびちょっと私の肌にくっついている。。。あーーーーー！！それでも、まだドンドン歩いて、蚊に刺されながらも、折り返し地点まで行って帰ってきた。なんだか、あんまり良い気分のする散歩じゃなかったなあーーって思いながらもお家に帰ってくる。電話が鳴った。出てみると、友達の声。”I'M　CALLING　FOR・・・”（・・・サンに電話しているんですが・・・って言うことなんですが、英語では・・・サンが最後に来る）って言うから、名前を言う前に、ふざけて”間違い電話ですよ！！”って言った。すると、変な間があって、”そうですか”と言うなり、がっちゃん。アレーーー？友達じゃあなかったんだ！まずい。彼だったら、絶対に又何か冗談を言ってくるはずだもん！！おーーいヤバイよ！！！！！よくよく考えてみましたら、私、１０月に出席するアートショーの打ち合わせの電話待ちでありました。あの彼は、その人だったと思う。。。。。。。。。あーー落ち込み。２－３日待って、こちらから電話をかけて、謝ろうと思います。もう来なくても良い！ッて言われたらどーしよー！！これからは、ふざけるときには、相手をチャント確かめてからにします。とにかく、今日はなんとなく、気持ちがパットしない一日でした。明日からは、お出かけするかもしれません。日記更新なかったら、いないのね・・・って思ってください。それでは。人生、毎日良いことばっかじゃないよねー。（癒されるとメッセージを下さった皆様、今日の日記は、全然癒しじゃないですね。すみません。）

  2004年07月25日

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  アメリカ手作りログハウス　素敵な友達！写真入り

  今日は、友達の家に初めて招かれて、お出かけした。彼女とは、最近出会ったばかりなんだけど、生き方、考え方がなんとなく似ていて、一番初めにあったときから、意気投合した。小学校の美術の先生をしている彼女は、まさにナチュラルな美しさを体から、びしびしとだしている、とっても素敵な女性。旦那様ともに、自転車（バイク）が好きで、それを通じてお付き合いも始まったらしい。旦那様は、町で、バイクショップを経営している。そんな素敵なカップルの住む家はどんなかしら？とトッテモ楽しみに行きました。教えてもらった道案内に従って、車を運転。途中、少し住宅街を抜けて、もっと行くと・・・そこには、私たちの住んでいるくらいの自然が広がりだした。左手に黒いポストがあるから、そこを入ってね・・・と言う指示に、左に曲がる。森の中をドンドン行く。途中、畑が出てきた。その先には、子供用の遊び場、ブランコや滑り台がある。そしてもっとドンドン奥に行くと。。。そこには、絵に書いたような、ログハウスが建っていました。"ウワーーー素敵!!!!!!!!!!"そのログハウスの周りには、彼女が作ったガーデンが。バラとかのキセイの花ではなく、地元で咲く自然の花が満載のお庭。入り口には、ハンモックやロッキングチェアーが。彼女の６歳くらいの娘さんが、走って迎えに来てくれる。中に入ると、木のにおい。吹き抜けの大きなリビングが玄関で、キッチン、ダイニングと続く。二階にある部屋も全部見渡せる。”オープンな感じにしたかったのよ＿”って笑う彼女の明るい性格にぴったりの、明るいお家。家の飾りつけも、やっぱりアートが一杯で素敵。”シンプルに生きたいんだけどね・・やっぱり、色とか好きだから・・・”って・・・家具は彼女のおじ様の手作りとか。重厚な木の家具が、お家にぴったりでした。ワッフルを焼いたから食べる？とだしてくれた。勿論、有機の化学物一切なしの、食べ物。彼女の娘さんも、彼女の人生の影響をふんだんに受けて、これから成長していくんだなあ・・・ってワッフルを食べながら思った。”なるべく、白い小麦粉は使わないようにしてるの。体によくないから”　その言葉だけで、私たちは良い友達になれるってまた確信。ここにいると、簡単便利な食べ物を食べる人がやたら多い中、ヤッパリ、こうやってチャント、生きている人もいる。嬉しかった。ワッフルの後は、彼女のお庭の散歩をしました。お家の前の横にも、素敵なガーデンがあったけど、お家の裏にも、これまた仰天のガーデンがありました。ヤッパリ、自然のお花をこれまた、素敵にガーデンが作られている。彼女の娘さんは、花を摘みながら、私たちと一緒に歩いてきた。所々にあるベンチに座っては、花の話をしてくれたり、家族の話で盛り上がる。庭の奥には、池が作られていて、小さな魚や、カエルがすんでいる。一つ、いいなーーって思ったのが、庭の隅にシャワーがあった。そこにシャンプーがおいてあったので、”ここでシャワー浴びるの？”と聞いたら、”そうよ。外で浴びるの最高よ。こんな奥に誰も来ないし”って言う答え。彼女、本当にこの暮らしを楽しんでいる！!すばらしい。彼女のご両親がログハウスを一から作ったのだそう。切って来た木の皮をはぐのが、まだ幼かった彼女の仕事だったのだそう。何年も何年もかけて、その家は出来上がったらしい。旦那様と結婚して、旦那様の夢である、ログハウスを建てたと言う。”基礎は業者に頼んだのよ。一から作る苦労は、私が一番良く知ってるから”と笑っていましたが、基礎以外は自分たちでやったんだーーーとビックリする私でした。彼女の、自然を愛する心が一杯詰まった、お庭、そしてお家でした。その後、彼女の畑（さっき私が通ってきた）に行って、取立ての、イエロースクワッシュと、きゅうりを頂きました！！私も、マダマダ序の口。全然、足元にも及びません！！もっともっと、この生活を楽しまなきゃ！って思いつつ家路についた。刺激を受ける、トテモ素敵なお友達になってくれています。ありがとう。彼女の可愛い娘さんとお家の裏にて なぜか彼女は、赤頭巾ちゃんみたいなケープを、散歩に行くときに羽織りました。可愛い。

  2004年07月24日

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