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もうり栄子(長野県議5期目)のかけある記

もうり栄子(長野県議5期目)のかけある記

春を呼ぶつどい(2015・2・22)

皆さん、こんにちは。4月の県議選でリベンジをかけて再び県政に挑戦させていただきますもうり栄子です。
今日は寒い中、大勢の皆さんにおこしいただき本当にありがとうございました。また、先ほどは狭間たけし・ゆかさん・青木さんから心にしみる素晴らしい演奏、また田村智子参議院議員からは力強い激励をいただきありがとうございました。
各層からの皆さんの切実なご要望もしっかり受け止めさせていただき、身の引き締まる思いです。

 さて、痛恨の前回県議選から4年がたとうとしています。この間、「誰もが人間らしく暮らせる社会を。弱い立場の皆さんにこそ政治の光を」を信条に、要求実現運動や「何でも相談」を行い、解決のために奔走してきました。このなかでかつてない格差と貧困の広がりを実感してまいりました。街頭演説中に生活苦の相談を何人もの方からお受けするような事は私のこれまでの選挙戦の中では初めてです。「どうしていいかわからない」「誰に相談していいかわからない」「共産党に相談すれば何とかなるかもしれない」と私の声を聞きつけ出てきたというのです。
それだけ安倍暴走政治のもとで庶民の暮らしが追い詰められているし、だからこそ真正面から対決している日本共産党への期待も大きくなっている事を実感しています。

県議選で何としても勝利し、続く市町村議選では岡谷市で今井秀実さん、笠原征三郎さん、渡辺まさひろさん、下諏訪では小池忠弘さん、藤森スマエさん、金井敬子さんの素晴らしい候補者の皆さんを全員勝利させて、この諏訪の地から政治を動かす大きな力を発信していきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。


 昨年の衆議院選挙では、この北陸信越から木島日出夫さん以来の11年ぶりに藤野やすふみさんを国会に送っていただき、本当に嬉しい限りです。また全国では21議席に躍進させていただきました。獲得した議案提案権を使い、通常国会冒頭では「政党助成金廃止法案」を提出させていただく事が出来ました。また、党首討論もできるようになり、質問時間もグーンと増え、「国会討論を観るのが楽しみだ」というお声もたくさんいただいています。

 4月の一斉地方選挙は国政に続き、地方から政治を変える絶好のチャンスです。4年間、待ちました。ぜひ私、もうり栄子を何としても県会へ押し上げてください。県政を変えるとともにあの極右的で反動的な弱いものいじめの国政に地方から「ノ―」の声をキッパリあげていきましょう。よろしくお願いいたします。

 今度の県議選は4つの点でたいへん重要な選挙です。
1つはこれだけ住民が困っている時に、国の悪政に対決できないどころか追従する県政を許すかどうかということです。
ご承知のように阿部守一知事は1期目には民主党・社民党の支持を受け当選しましたが、政権がかわると自民党にすり寄り、取り込まれる中で昨年の県知事選挙ではわざわざ自民党本部に出向いて推薦状を取り付け、安倍総理と記念写真までとり、あらたに公明党、維新の党、次世代の党などすべての党と無所属議員の推薦を取り付けて2期目の当選を果たしました。県議会では日本共産党以外オール与党の体制になっています。

 ですから、集団的自衛権、消費税増税、原発再稼働、TPP参加など暴走する安倍政権に何一つ逆らえなくなってしまいました。その知事を県議会のオール与党が支えているわけですから県民の切実な願いや声に応えられるはずがありません。

県内では半数以上の市町村議会で「集団的自衛権反対・撤回」の意見書が上がっています。「戦争はいやだ」「安倍さんの暴走は止めてほしい」は満蒙開拓団を日本一送り、もっとも犠牲を強いられ国家に翻弄されてきた長野県民の声です。この声に応えられない県政であってはなりません。

日本共産党は現在県議会で58人中6人の議席を占めています。この力をもっともっと大きくしてこそ県民の期待に応えられます。
過去最高の8議席以上の獲得を目指し、10人の候補者を立てて戦います。

前職の私を送りかえしていただかなければ議席増はありえません。国の悪政に審判を下し、まともな県政にするために、定数2のこの岡谷・下諏訪で2議席をオール与党の議席、自民党の議席に独占させていいのか、1議席は平和を守り暮らしを守る私、毛利栄子に何としても与えて下さい。よろしくお願いいたします。

 2つは社会保障の切り捨てをやめ、県民の切実な要求を実現できる県政にできるかどうかです。
 安倍内閣は消費税は全額社会保障に充てると言っておきながら庶民には増税、大企業・大資産家には減税をし、福祉切り捨て・負担増を容赦なく国民に押し付けてきています。
「医療・介護総合福祉法」は医療費抑制を錦の御旗に、病院から患者を追いだし施設へ、施設からは在宅に追い出す、すさまじい動きを強めています。

 いま、県の第6期高齢者福祉計画が策定中ですが、この中身は驚くべきものです。長野県の特別養護老人ホームの待機者は5200人いるということですが、今後高齢化率も高まり需要も増えてくるのに平成29年度までの整備はたったの2割弱、915床です。これでは介護難民があふれてしまいます。

在宅での支援体制「地域包括ケアシステム」の構築がまだ定まらない中「このままでは数年後に野垂れ死にする高齢者が続出する」とある開業医の方から憂慮するメールも届いているところです。

地域を廻ってみて高齢者だけの世帯、ひとり暮らしの世帯が本当に増えています。私は施設をつぶし、人材確保を困難にする国の介護報酬の引き下げ攻撃を打ち破り、必要な特別養護老人ホームをしっかり建設してお年寄りの人権を守ります。

人口減少と少子高齢化の進行もたいへん深刻です。長野県の人口は平成12年の221万人をピークに減り続け、減少数は全国ワースト10に入り、10年後の平成37年には13%も減って、193万人になる事が予測されています。なかでも65歳以上の人口は全国より20年早く、3年後にはピークを迎えます。
高齢化ばかりが問題視され、その対策は急務ですが、私は高齢者の問題は子どもの問題と裏腹だと思います。
もっともっと子育て支援の充実が求められています。「もう一人子どもが欲しいと思っても経済的な負担を考えると躊躇してしまう」そんな声も寄せられているところです。
こんなときに全国では37の都府県が当たり前に実施している子どもや障害者の医療費がいまだ窓口で全額払わなくてはいけない仕組みは、子育て後進県そのものです。

県は国が窓口無料をやることで減らしてくる負担金、いわゆるペナルテイを心配していますが、たったの3億円、県予算全体の0,03%です。知事の決断さえあればできます。世論と運動を高める中で実現を迫ってまいります。
子どもの医療費窓口無料化は是非毛利栄子を当選させていただいて実現させて下さい。

医療・介護・福祉の財源確保のためには不要不急の公共事業の見直しなどが必要です。
環境問題や健康問題、トンネル掘削から出される排出土の問題を解決しないまま強引に進めているリニア中央新幹線のあり方は疑問です。
飯田駅の設置や取り付け道路の新設、さらに諏訪湖スマートインターチェンジなどの建設に500億から700億かかると県は試算しています。

リニア建設より身近な学校・保育園・特養・道路や歩道整備など地域密着型の事業こそ優先すべきではないでしょうか。地域の仕事おこしにもつながり、地元業者の経営も支える事ができます。

3つは長年の自民党政治が壊してきた地域を再生していく事が出来るかどうかいうことです。
地方を衰退させてきた自民党政治の責任は重大です。いま安倍内閣はさかんに「地方創生」を叫んでいますが、ますます都市と農村の格差を広げ地域社会を衰退に追いやるだけです。

TPP参加で日本農業を自由競争にさらし、大規模集約化を行って対抗していくなど長野県農業では不可能です。
狭い土地を耕しながら、収穫量を上げる努力をしている全国1農家戸数の多い長野県を維持・再生していくためには、価格補償・所得補償をきちんと行ってやりたい農家、続けたい農家を応援する事ではないでしょうか。
TPP参加で長野県農業への打撃は1029億円にもなり、農業生産額の半分が消えてしまいます。

また、高い技術力を売りに、中小の製造業で発展してきた、この地域を衰退させないためには、下請けいじめをさせない親企業への国の監視を強め、さらに自然エネルギーを利用した仕事おこしなども行って雇用の場の確保を高める事が必要です。非正規から正規へ若者が希望を持って働ける長野県をつくります。
国会議員団のみなさんとも力を併せて内部留保を活用し、中小企業予算を大幅に増やし、適正な下請け単価、最低賃金の引き上げを図ります。

長野県の最低賃金は1時間あたり728円です。100円上げれば1カ月16000円の収入増につながり、県全体では174億円の給与増になります。全国一律1000円にできれば、県全体で470億円の給与が増える事になります。県民の懐を温め、消費に回ればそれだけ地域が潤うのではないでしょうか。国の中小企業予算を大幅に増やせば実現は可能です。安倍内閣の地方を壊すやりかたでなく、地域の資源を生かし、地方再生のために全力を挙げていきます。


4つには日本共産党を伸ばしてこそ議会も県政も変わるということです。
今、政党助成金や政務活動費の使い方が大問題になっていますが、日本共産党が2人から5人、6人、7人と前進し、交渉会派入りできたことで領収書を付けて公開するのは当たり前の議会を全国に先駆けてつくってきました。
政務活動費を飲食には充てない事や観光旅行的な色彩の強い議員の海外視察も12年間の凍結ののち、とうとう平成26年から廃止させる事ができました。

強引な高校統廃合も日本共産党が単独で議案提案権を持っていたからこそ全国初の条例を提案する事ができ、岡谷東高校も、南高校も存続させる事が出来ました。

日本共産党を伸ばしていただければ議会も県政もかならず変わります。
史上最高の8名の県議団をつくるために何としても毛利栄子を県議会に押し上げて下さい。2人区で勝ち抜いていくためには15000票が必要です。今日ご参加の皆さん、ぜひ廻りの皆さんに3人、5人と広げて下さい。
力ある皆さんは遠慮しないで30人、50人、100人と広げて下さい。

投票日まであと50日です。私も力の限りを尽くして頑張りぬきます。
皆さんの大きなお力添えを重ねてお願いしご挨拶とさせていただきます。


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