Anima-Town

｢センタク｣

婦人と会うようになってから、四月一日の体調は急速に悪化ていた。婦人よ会っているのが原因だと侑子は言い、このままだと四月一日は死ぬと百目鬼に告げる。しかし、婦人を亡き母のように感じていた四月一日は、体調不良の原因が婦人にあるとわかっても、会う事をやめられなかった。そして、今にも倒れそうな体を引きずるように、四月一日はいつも会っている公園に向う･･･。(NT抜粋)

『微笑み・約束。その場所に・その時・その人に繋ぎとめる。秘密・思い入れ・告白･･･されに優しく結びつける。絆・共鳴・繋ぎ止め・結びつけ・誘う･･･』侑子さんの最初の語りが物語っているように人であれ人ではなくてもその人が選んだ事・後悔していないのならそれで結びつくという事なんですかね。
最後の最後にとても切なくて、涙が出てしまいました。侑子さんがいつも『この世に偶然はないのよ。あるのは必然だけ･･･』という言葉がありますが、四月一日くんと百目鬼との出会いは必然だったという訳です。婦人は四月一日と居るのが幸せだと言っていました。決して、あやかしではなく、人でもない。でも寂しい心が共鳴して四月一日と絆が出来てしまった訳です。きっと四月一日くんは自分がこの世から消えても婦人の暖かさを欲していたんだと思います。ですが、百目鬼くんは、選んだ訳ですよ。この世から四月一日くんが消えないように。例え四月一日くんが傷ついても怨まれても･･･。百目鬼くんの選択に感動しちゃいました。あの婦人が消える前に『きっとあなたも･･･あなたを必要の思う人が現われるから･･･』その言葉と一緒に感動を味わいました。四月一日くんが百目鬼くんと今後どう接するのか気になってしまいましたが、普通に接してくれて何だかホッと暖かい気持ちになりました。良い話やな･･･。最後にこんな話を用意していたなんて･･･ずるいです(笑)実は予習として『CLAMP Newtype』を読んでいたのですが、この最終話は、第1話に結びつけられるとか･･･。今にして思えば、百目鬼くんが四月一日くんを助けた話がありましたが、あの時から百目鬼くんは四月一日くんの事をですかね。

ラストは侑子さんの店に客(視聴者が)として招かれるように演出されてました。またいつかこのアニメ続きみたいですね。そして次回(1週空きますが)『番外篇』が放送。『xxxHOLIC』も残すところ1話です。