|
カテゴリ:アニメ
第461話「消えた1ページ」
放課後、コナンら少年探偵団は読書感想文を書くため、読む本を図書室で選ぶ。歩美が選んだ本は最後のページが破られていた。だが、歩美はその本が読みたいと主張。コナンは本の背表紙の図書カードを確認し、最後に借りた1年A組の内藤司に話を聞く事に。一方、図書館を出た廊下で光彦と話していた元太は男に突き飛ばされる。男が来た理科室の方には人だかりができている。 コナンと歩美はA組の教室へ行くが司は休みだった。クラスの女子によれば司は無断欠席したという。この後、その女子は歩美が借りた「アレックの冒険」を見て、司が読んでいた本だと気付く。大切な物を無くした主人公のアレックが、無くした物を取り戻せる力を持つ「ふたたびの石」を見つけ出す内容だという。コナンと歩美は本の事を聞くため、司の家へ向かう事に。 その頃、光彦と元太は理科室へ。野次馬の1人に話を聞くと、大事な石が何者かに盗まれたという。元太は突き飛ばした男が犯人と推理し、光彦と共に男の後を追う。この後、コナンと歩美は理科室の前を通り、米花博物館から借りた再来石が無くなった事を知る。コナンは再来石とふたたび石が似ている点から、犯人が「アレックの冒険」を読んだ可能性があると推理する。 元太と光彦は男の後を追うが、男に追跡がバレてしまう。そして、コナンと歩美が司の自宅、焼き鳥の内藤へ入ると、そこには元太らの姿。男は司の父親だった。コナンらは父親に許可をもらい、司の部屋を調べさせてもらう。そこでコナンらは司の母親の遺影を発見する。遺影の横の写真立てには海をバックに微笑む司と母親の写真。コナンはこの写真を見て全ての謎を解く…(公式サイト抜粋) 今回のコナンは、何だか癒された感じがするストーリーでした。ちょっと胸打たれてしまった部分もあったんだけど・・・本当に良い話でした。 『アレックの冒険』という本の1ページは破られていた。歩美ちゃんは読書感想文の題材にしたかったんだけど、その1ページがどうしても気になって犯人を捜す事に。 そんな時、米花博物館から借りた大事な『再来石』が誰かに盗まれてしまったのですが、その石がどうも『アレックスの冒険』に登場する石に似ている事から同一犯だと睨む訳です。でもそうしてこんな事をしてしまったのか・・・それにはちゃんと理由があったんですね。盗んでしまったのは司くんという1年生の男の子。司くんには大好きだった母親が他界してしまい、今は父親の二人暮らし。店をしている父親は忙しくて司くんの相手もしてやれず、司くんには友人も居ない・・・。そんな寂しさをあの『アレックスの冒険』の本の様に石を使ってどうしてもお母さんに逢いたいと願うんです。で、司くんは一体何処へ?それはお母さんと一緒に行った海辺に行ったに違いないのですが、それが何処の浜辺なのか?という推理に少年探偵団のみんなは謎解きします。何とお母さんと写った写真の額の裏にメモが偲ばされていたんです。それは暗号にもとれるメモ。どうもそのメモには海へ向かう順路が書かれている様でした。それを手掛かりに司くんを追うんですね。やって来た海辺でやはり司くんは石を空に向かってかざしていました。コナンたちはどうして司くんを探していたのか理由を言わず、元太くんたちと遊んで楽しい時間を過ごすのです。やがて、その場所に司くんの父親が現れます。何故場所が解ったのか・・・それは、司くんがお父さんにおみやげに買ったタオルに、浜辺の名前が明記していたから。本当は淋しかったんだとお父さんは司くんの気持ちを察します。そしてラストは、司くんをぎゅっ って抱きしめてくれるんですね。何かそのシーンを見たらジーンとしちゃいました。 石を盗んだ事、本を破いた事を正直に言う司くん。小林先生は、「正直に言ってくれてありがとう。もう2度としないように」何か心温まるお話でした。あっ!!オチは、元太くんの感想分・・・原稿用紙にうな重を書いてた(それは絵日記だって・笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[アニメ] カテゴリの最新記事
|