Anima-Town

第20話「不気味な監視者」

良守はクナイも白羽児（しらはご）の体の一部と気付き、クナイが戻ったところを丸ごと叩く作戦を考え、時音に協力を求める。そして、良守と時音は別々の方向に走り出して行動を開始、時音は白羽児の頭頂に三重結界を張って白羽児の動きを封じる。すると、良守は大結界を形成して白羽児の頭部を滅する。良守は白羽児が体を再生させる時に羽を全部集めて力を溜める事に気付き、その時を狙おうと時音に提案する。

そして、良守は再生を始めた白羽児を先ほどよりも巨大な大結界で囲む。だが、結界は不安定で滅するまでの力がなく、良守は多重結界で囲むように時音に指示。その時、時音は時子の助言を思い出す。時音は自分にできる事を考え、矢のような鋭い結界で白羽児を串刺しに。その隙に良守は安定した大結界を滅して白羽児を退治する。そんな中、校舎の屋上から戦いを観察していた監視者の顔の半分が溶け落ちる。監視者は時音が放った式神に姿を見られ、烏森から脱出しようとするが、良守に発見されてしまう。
白羽児の仲間と気付いた良守が声をかけると、監視者は猛スピードで逃げていく。この後、監視者は烏森学園から脱出して森の中へと逃げ込む。その後を追う良守は最大級の結界で森全体を覆う。窮地に追い込まれた監視者は白（びゃく）から与えられた新開発の増強剤を取り出し、それを飲み干す。すると監視者の腕はメキメキと巨大化。監視者は腕を渾身の力で振り回して結界を切り裂くと、良守に襲い掛かる。

監視者の壮絶な攻撃で辺りは土煙に覆われ、良守は相手を見失う。結局、良守は監視者を取り逃がすが、戦いでできたミステリーサークルに監視者の腕が落ちていた。烏森学園に戻った良守は時音と共に監視者が落としたサングラス、斑尾が見つけた妖、監視者の腕などの手がかりの品を確認。内側がからっぽの腕を調べた良守は監視者が人間ではないと確信する。この後、良守はうっかり問題を抱えている事を話してしまい、時音に問い詰められる。良守は烏森を永遠に封印するという野望を仕方なく告白。時音は１人で危険に飛び込もうとする良守を注意し、協力する事を約束する。だが、良守は時音が危ない目にあったら意味がないと考えていた…(公式サイト)

前回、白羽児をどう滅するか･･･時音と協力し合って戦う良守が何か格好良く見えましたね。それに力もかなり強くなってきた感じ。それは白羽児を囲う結界が物語っていた様に思います。時子ばあちゃんから時音が多重結界の練習をしていた時に｢おまえの結界の使い方じゃない｣と言われた事を思い出して時音自身で結界を応用した妖を突き刺す結界を生み出す事が･･･時音ちゃん。あれほど良守が強くなってきているっていう事をちょっと羨ましく思っていた様ですが、時音のあの結界術も凄い事なんじゃないか？と思ってしまいます。
良守が時音の結界術を見て密かに新しい術を考えていただなんて羨ましそうに言ってましたけど･･･何だかお互い意識し合って良いコンビだなと思ってしまいます。

さて白羽児を率いていた監視者の正体が解って驚きました。何と?!人間の皮を被った妖だったんですね。その人間の皮が烏森の力に耐えられなかったみたいです。何という力なんでしょうね烏森って。斑尾の言葉に式神を放っていた時音。その式神に姿を見られ思わず攻撃した為に自分の居場所を見つけられた監視者。それを追いかけてきた良守を振り切ろうとするのですが･･･何と尋常でないスピードで逃げていくんですよね。腕が伸びる伸びる･･･良守も驚いてましたけど凄く長く伸びるのね
森に逃げ込む監視者･･･でも良守が大きな結界で囲んでしまう訳なんですよね。まぁそれだけなら良いんだけど、この監視者･･･例の増強剤を飲んで力を増大させ結界を切り裂いてしまうんですよ。凄い威力だわ･･･。結局、取り逃がしてしまう良守なんですが･･･。

時音と合流して監視者が残して行った遺留品を鑑定しようとするんですが、良守くんに鑑定力ってあったっけ??やはり考えれば考えるほど解らなくなっちゃう訳なのよねその事で自分が考えていた事を時音に尋問されちゃう羽目に･･･。あぁ～あ自分で告白しちゃったよ。『烏森を永遠に封印する』っていう事を･･･。時音は最初かなり怒っていたんだけど、自分は自分自身の事しか考えていなかった事に気付き、良守に出来る事は協力すると答えるんですよね。何か怒られた子供の様にシュンとなった良守が犬っぽくて可愛かったわ

しかし･･･斑尾･･･自分が見つけてきた妖を後で食べるって嬉しそうに言ってましたけど･･･あの蝙蝠みたいなのを食べちゃう訳なの??鹿の生肉だけじゃなかったのねご馳走は

今回、繁じぃと時子ばぁちゃんがいつも喧嘩しているのは本当に仲が悪い訳でなかった事が判明しましたね。何かホッとしちゃったわ妖気の流れが妖しいって二人で協力し合うなんて･･･まるで良守と時音の将来の姿の様な気がするのは私だけでしょうか？

さてまたまた新しいキャラが登場しましたね。組織の長である白様。何とこの人が妖に人間の皮を被せ『虫』というものを寄生させていたんですね。その虫には情報を記憶する能力があって白様の左目に情報を取り込む事が出来るだなんて･･･凄い妖だわ。結局、監視者は白様の実験道具になって命尽きてしまう訳ですが･･･この人本当に冷酷だわ。
そんな白様を演じているのは･･･津田健次郎さん♪つんちょだ～
渋い!!渋すぎるわ!!と最後の台詞でつんちょだって解ったんですよね。前回一向に気が付かなかったです。さてさて･･･白様の狙いは何？
次回は･･･えっ!!また新しいキャラが登場??しちゃうんだ!!