Anima-Town

第24話 ｢崩落のステージ｣

一斉蜂起したイレヴン達を率いてブリタニア政庁を目指す黒の騎士団。それを迎え撃つべく出陣するコーネリア。
その租界が突如崩落した。地盤を支える構造体自体を破壊するという恐るべき手段でブリタニア軍に大ダメージを与えたゼロは混乱に乗じて敵本陣に突入する！さらにユーフェミアの復讐を誓うスザクも参戦！
コーネリア対ゼロ、スザク対ルルーシュ！？今、最後の血戦の幕が開く！！！

第25話 ｢ゼロ｣

死闘の末にコーネリアを追い詰めたルルーシュ。だが狂乱のジェレミアが乱入！
戦場が混乱する中、さらにナナリーの身に……。C．C．の助言を受け神根島へ向かうルルーシュ。
果たしてそこが終焉の場所なのか！(公式サイト抜粋)

という訳でやっとこの日がやってきました。『コードギアス』第24＆第25話です。
色々と台詞をピックアップしていくとかなりのボリュームになりそうなので、感想と今回の放送で印象に残るシーンをピックアップして語ろうと思います。

まず、この話を見る前にかなり時間が経ってしまっていたので思い出すのも一苦労でしたでも見ていく内に･･･そうそうと思い出しながらストーリーを辿っていた次第です。
ルルーシュの左目のギアスの暴走は収まらずにそのままの状態で行動していたんですね。それもコーネリア軍を壊滅状態まで追い詰めていた。アッシュフォード学園のある“学園地区”を司令部として黒の騎士団が占領。此処までは、ルルーシュの目論みは成功と言うべきなのでしょう。

スザクはロイドの静止を振り切りゼロを倒しに東京地区へと向う。スザクにV.V.が助言した言葉は“ギアス”の存在。それによってユーフィが性格が変った様に暴走してしまった事を･･･それを聞いてユーフィの仇を討ちに行く決心を固めるスザク。でもその思いには･･･。

学園が黒の騎士団に占領されてもゼロは絶対に生徒には危害を加えない。確信に近い考えをシャーリーは思っていた。シャーリーは、ゼロが一体誰なのか？解っている様な口ぶりでした。これは、ギアスの力でルルの記憶を全部消したはずなのに･･･解けてきた？という事なんでしょうか？それにヴィレッタもまた記憶を取り戻していました。なので、扇を裏切る事など容易いもの。扇は、一緒になれると思っていたのに･･･ここに来てヴィレッタに裏切られるなんて扇も可哀相な男ですね

スザクも学園地区で戦闘に参加します。ゼロと１対1の対決をする為に･･･しかしゼロはスザクとは戦わずにブリタニア聖地に向かう為、ランスロット捕獲に出ます。これにまんまとハマるスザク。紅蓮弐式のカレンと対峙するシーンもありますが、こちらのシーンの方が印象が強かったですね。ここまでコケにされるスザクの姿がちょっと可哀相だったかな･･･ルルもその前にやっておきたい事があるのも解るし、歯痒さがよく表現されていたと思います。

ルルとコーネリアの対決。これはなかなか良かったです。
ブリタニアの聖地に作られていたアリエスの離宮(マリアンヌが好きだった庭園)に似せた庭園での戦い。あのコーネリアの顔が狂気で凄かったです。女ってこんなに変貌できるんだ･･･って思わず息を呑んでしまうシーンでした。しかし、それもルルが直々に手を汚す訳ではなく、コーネリアの側近・ダールトンの手によってコーネリアに一撃を与えるんですね。何と!?ルル･･･此処まで自分の手を汚さないとは･･･。
重症のコーネリアに母親の事を尋ねるシーン。謎が明らかになるのか？と思ったら逆に謎が深まってしまいましたね。自分が殺されるのを知っていて警護を解除していたなんて･･･。一体これはどういう事なんでしょう？そしてマリアンヌの死体の処理はシュナイゼルがしていたと。犯人は一体誰なんだろう？凄く気になってしまいます。

そうしている内にオレンジの攻撃。何か変な人格になっているオレンジ!!この人、後半はかなりくどい感じでした。まだ向かってくる？みたいな。その度に「オレンジ君」の言葉が多かったルルでした。

「ナナリー。君を迎えに来たんだ」
V.V.が学園に居るナナリーを連れ出しカミネ島に連れていくんですね。この行為から物語は急速に動きます。ブリタニア軍を壊滅に追い込んでいたのにゼロが手を引いてしまうというアクシデントに見舞われ逆にブリタニア軍の勢力が強くなっていくという状況。そしてロイドが黒の騎士団に捕獲されたランスロットを奪還し、スザクにゼロを追う手助けをしてくれる。此処でセシルさんが初搭乗するんですが、セシルさんって本当に何者？なんでしょうか？
それに続いてカレンもまたスザクを追ってゼロのもとへ向かう。役者は揃ったって感じでしょうか？

一番恐いと思っていたニーナが、ガニメデに核爆弾を装備しみんなの前に現れてきた。凶器ですよねあのガニメデ。ボタンを押そうとしていましたが･･･あれからどうなったのか？凄く気になってしまいます。

さて舞台はカミネ島。やはり此処にナナリーとV.V.は居るようなのですが･･･。
洞窟の中から精神トラップを仕掛ける者が･･･。それによってC.C.の謎が垣間見られるんですね。“魔女狩り伝説”これがC.C.の姿。
「残っているのは魔女の記憶だけ」
何とも悲しい運命を生き抜いてきたC.C.です。もう自分一人なのだと言うC.C.に
「一人じゃない。お前が魔女なら俺が魔王になれば良いだけだ」
嬉しい言葉を言ってくれますね。ルル･･･。

オレンジの攻撃に突撃するC.C.。その前にルルと別行動を取る事に。
「勝てよルルーシュ。みずからの過去に。行動の結果に」
そう言い残しキスをしてオレンジとともに海の底へ姿を消してゆくC.C.。
彼女の生存も気になる所です。

そしてラストはスザクとゼロが対峙。
スザクはゼロの“ギアス”の力を知っていた。そしてゼロの本当の姿を確認するべく仮面を破壊するスザク。中からはルルが･･･。
「信じたくはなかったよ」
何時からゼロがルルだと解っていたのか？それでもルルを信じていたスザク。しかし、ユーフィを殺したのは事実。それなのにルルはナナリーを助けたいばかりにスザクに助けを請う。スザクはそれを拒否する。何故か？今、ルルが起こそうとしているのは破滅の何ものでもないから。ルルは世界から弾き飛ばされた存在とし、二人が銃で撃とうとした瞬間に続くでした。
って･･･これどうなってしまうんでしょうか？こんなシーンで続くって
気になってしまいますよね。これで10月まで待てという訳ですか･･･ちょっと複雑な気分のままですよ。

最後にC.C.の言葉で語られる詩。その言葉の最後に
『絶望こそから生まれいずる』
この言葉の意味を第２部で明かされていくのでしょうか？何だか中途半端な気持ちのまま終わってしまいましたよ