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2007年10月08日
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カテゴリ:アニメ
黒もまた暗闇に呑み込まれそうになる。
そこへの声
「黒・・・帰ってきて!私を一人にしないで」
銀の観測霊に導かれ、現実へ戻ってくる黒。
「アンバーは?」
時計を見ると時間が少しだけ巻き戻されていた。
「最後の力を使ったのか・・・最初からそのつもりで・・・行こう!」
そしてその場から立ち去る黒。

と再びパンドラでのサターンシステムのカウントダウンシーン。
今度は、中央付近モニターに誰も姿が映っていない。
「怖気づいたか!?」
「待ってください!BK201は中心地に居ない!エクスプロージョンは起こらない!脅威は去ったんです!お願い待って!!」


そう台詞が変っているんですよ。このシーン凄く凝っているなと思いました。
カウントダウン後、サターンシステムが発動しない。何故なら黒が発動口を電撃で阻止そしてしまった為だ。
その為にランセルブラック反応が生じてその場に居る者達が契約者の様な
光を発光しだす。西島は、第2射を発動させようとするのだが、シュレイダー博士は無駄だと伝える。それは、BK201の放った電撃に伴う特殊粒子光により完全に変異させてしまったからだという。
シュレイダー博士を殴り飛ばし再びサターンシステムを発動させようとする西島。しかし、その西島も組織によって切られてしまう事に。
宝来部長が何と!?組織の人間だったんですね。西島を撃ち自ら潜入捜査をしていた事にしてしまう部長。
その行為を見ていた未咲は宝来部長に
「とかげの尻尾切りですか?組織は、契約者の大量殺戮を目論んだ。エクスプロージョンの危機は去ったにも関わらず先に仕掛けたのは、あなた方なのですね。EPR側ではなく契約者を根絶やしにする為に」
「証拠は?」
「いずれ真相は明らかに」
「組織の存在や私との繋がりは証明する事は出来ない。組織の巨大さを君は知らない。そうなる前に消し去るべきだったのだ。彼らが名も無き星の群れに過ぎない内に」
「今の会話を録音しました」
「第三の道を選んだというのか?」

宝来部長は、未咲を始末しようとする。が、それを助ける黒。
そして宝来の首に手をかける黒を止める未咲。
「だめ・・・待ちなさい」
黒は手を引き、その場を去ろうとする
「待って!!李くん!!」

一体、未咲さんは、何処で黒と李が同一人物だと気が付いたんでしょうね?

「李という男はもう居ない」
そう言うとその場を去って行ってしまう。
それとすれ違うかの様に松本と河野が突入してくる。部長を拘束する様に命令する未咲。そしてパンドラから立ち去る。

やがて日常が戻る。
そしてここからは、未咲の語りで終止符が打たれる。

「契約者の案件は、増加の一途を辿っている。組織の存在する痕跡は何処からも発見されなかった。しかし契約者の存在は世の人々の知る所となる近い将来、私達にもきっと選択する時が訪れる。」

そう語り出し、今まで登場したラーメン屋・凱さん達の日常が映し出され、最後は李の住んでいたアパートへ立ち寄る未咲。
そこで李に似た人物を追いかけていくのだが・・・事件発生によって現場に呼び戻される。
李くんは、強制送還された事になっていましたよね。
追いかけていた時に未咲が
「私達は、同じ道を選んだのだろうか?共に生きるという道を聞きたい。その事を彼の口から」
と締めくくっていますが、きっとその答えはいつまでも語られないのだろうなと思います。

途中、星見さま

「そうとも連れて行ってやっておくれ。落っこちた星様も流れ行く星様も・・・みんなみんな。そう・・・そのずっとずっと先の誰も見た事のない未来へ」

と語られていましたが、あれは黒に対してのメッセージだったのでしょうか?

この物語は、此処で終わってしまいましたが何か再び黒が動きそうな予感のする終わり方で、まだ色々と謎が残ったままの終わり方に少し納得いかなかったりしました。
一体、組織の存在って何なんなのか最後まで語られなかったですよね。

  






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最終更新日  2007年10月08日 21時23分37秒
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