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カテゴリ:CD・DVD
本当は第壱巻からの感想を挙げたかったんですけど・・・第壱巻の三蔵法師の章は私の胸の中に締まっておきます
なんて本当はかなり前なのでもう1度見ないと挙げれないんです 三蔵の過去が描かれているので、あんな事やこんな事があって・・・ちょっとカルチャーショックを覚えてしまったんですよね。でも少年三蔵は可愛かったです 悪役の健邑が良い味出て・・・この人・・・TVシリーズの時から結構危ない人でしたから・・・そうなった経緯を描いていて素敵な悪役になられたんだなと思ってしまいます さて、今回は第弐章 孫悟空の章からです。 ≪あらすじ≫ 『─声が、聞こえる。』 五百年も前から封印されているという化け物を探して五行山に登った三蔵は、その声の主である一人の子供と出会う。 彼を連れて下山し、密かに慶雲院に住まわせる三蔵だったが、三仏神より、その子供こそ神にも等しい力を持つ伝説の妖、”混沌の象徴”斉天大聖孫悟空であると聞かされる。 …その晩、僧侶に発見された悟空は追い詰められていた(公式サイト抜粋) モノローグでは光明と玄奘とのやりとりから始まります。 この『最遊記』って僧侶でもかなり不良な坊さんです。光明も煙草を手放せない(これは第壱巻で語られています) そんな光明が物好きに寺へ連れて来たのは何故なのか?と江流(後の玄奘三蔵)が尋ねます。 「声が聞こえたから・・・あなたが私を呼んでいたからです。しつこく私を呼ぶんで連れて来てしまいました」 と答えます。そして「いつかあなたにも聞こえるかも知れませんよ」と何か予言めいた事まで語ります。そんな光明の言葉に 「意地でも探し出して“うるせぇ!!”ってぶん殴ってやる」と返す江流なんです。それが後に訪れようとは・・・。 数十年後、五行山に500年生きている恐ろしい化け物を探して山に登っていきます。三蔵は山に登るに連れてうるさく自分に呼びかける声がしていました。 『五月蝿い声の主を撃ち殺せば良い話だ』 そう言っていた三蔵ですが、自分を呼んでいた化物は大した間抜け顔で自分を見上げた小さな少年だったのです。 封印を解き何処へ行けば良いのか解らないという少年は、三蔵に連れられて慶雲院に住まわせる事になる訳です。 三蔵と悟空が出会ったのはそんな他愛もない出会いからだったのですね。 悟空が外の世界に出され普通に腹が減る事が嬉しいと三蔵に言うシーンがありました。このシーンは悟空の500年間の寂しさを描いていました。ずっと山に閉じ込められ遊び相手は牢を擦り抜けてやってくる小鳥。しかし年を重ねるとその小鳥も『死』を迎えてしまい、また一人ぽっちになってしまう。三蔵が「オレを呼ぶのはお前か?」と尋ねた時、「誰も呼んでいない」と応えていた悟空ですが、本当はずっと「誰か・・・」と叫び続けていたと告白するんですね。悟空の寂しさが良く解りましたよ。 そして三蔵に名前を聞くシーン。三蔵の名前って『第31代目東亜玄奘三蔵』という立派な名前があるのですが、覚えられない悟空は「三蔵」って呼ぶことにするんです。呼び方がとっても可愛いんですよね。やっぱり悟空は可愛いぞ 慶雲院に着いてから悟空は納屋で生活する事に。食べるものが足りないと寺の食料を食い荒らしてしまうんですね。で、寺の僧侶達が薄々気付いてきます。三蔵は悟空の事をまだ誰にも言ってなかったんですよね。これが裏目になろうとは・・・。 ある日、三蔵は三仏神に悟空の事を相談に行きます。悟空はすっかり納屋で寝てしまい一緒には連れて行かなかったんです。 三仏神から聞かされた悟空の正体は何と天の力に等しい力を持つ伝説の妖”混沌の象徴”斉天大聖孫悟空だと聞かされます。その力を封印している妖力制御装置が頭に付けられているので三蔵が見ている姿は本当の姿ではないのだと言うのです。この悟空と三蔵が出会った事に何を意味するのか自分達には解らない。しかし出会ってしまった事は真実。何か意味する事があるのだと語られます。 そんな力を持っているとは・・・置いてきてしまった事に不安になる三蔵は急ぎ寺へと舞い戻る事に。 その頃、寺では三蔵に捨てられてしまったのだと勘違いした悟空が寺院内を徘徊してしまう事に。とうとう僧侶達に見つかってしまい自分を捕まえようとする恐怖から頭の制御装置が破壊してしまう事に・・・。 悟空がとうとう力を解放してしまい魔物に変化してしまいます。その騒ぎに間に合った三蔵は「このバカ猿が!!」と言いながら悟空の制御装置を再生し、力を封印してしまいます。 悟空の顔に大粒の涙が 「だって・・・だってオレまた置いて行かれてしまったと思って」 「どうしようもねぇバカ猿だな。置いていきゃしないよ」 その言葉を聞いて安心したのか三蔵の膝元で眠ってしまう悟空。 本当に寝ている時はとっても可愛いんですよね この事で光明に言われた言葉を思い出す三蔵。 「声が聞こえたんですよ」 きっと玄奘にも聞こえる事があると言ったあの言葉を噛締めながら「めんどくせぇ・・・」と呟く三蔵です。でもその顔は穏やかな笑みが・・・。 それから一緒に暮らすことになる悟空。本当に嬉しそうに三蔵に引っ付いているんですよね。まるでお父さんと息子って感じで良い感じですわ。 三蔵と悟空のやり取りが懐かしくって仕方なかったです。『最遊記』やっぱ最高だわ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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