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2012.11.13
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カテゴリ:映画
いやあ、実にいい映画です。笑えるのに、ぐっと来る。久々に、見終わった後の充足感を感じました。

実は、冒頭秀吉が備中高松上で行った水攻めのシーンが出てきます。これが、東日本の大津波を思い起こさせて、まともに見ていられないのです。以前なら、作り事に思えた映像も、今では現実味を帯びてしまいます。

ところが、秀吉の家臣石田光成は、自分でも水攻めをしてみたいと願っているのです。そして、秀吉の命を受け、北条方の忍城を攻めるとき、水攻めを試みるのです。だから、この映画には、都合2回の水攻めのシーンが出てきます。まことに、恐ろしい作戦です。大きな津波を人工的に作ってしまうのですから。そして、忍城への水攻めは、さらにリアリティーを持って描かれます。

それは、水が引いた後の城下町です。町全体が水田のようになっています。建物は崩れ、道路と水田の区別も定かではありません。それでも、戦は厳しいものです。水が引けば、次の攻撃が始まるのです。

野村萬斎の演技は、群を抜いています。一流の狂言師でもあるのに、声がひっくり返っています。そして、この映画のメインである田楽踊りは、野村萬斎の振り付。狂言師ならではの田楽踊りや酒の歌。こんな世界もあったのかと、驚かされます。

もう一度見たい映画です。





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Last updated  2012.11.13 18:29:19
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