映画っていいんじゃな～い

住まいはマンハッタンの豪邸、愛車はフェラーリ、その上ハンサムで恋人のジュリーは誰もが羨ましがる美人。だがニューヨーク出版界の若き実力者として満ち足りた日々を送りながらも、デヴィッドはいつもどこかに物足りなさを感じていた。そんなある日、デヴィッドは友人の恋人・ソフィアに心を奪われてしまう。デヴィッドの心変わりを悟ったジュリーは、彼をドライブに誘い、嫉妬に駆られるまま車ごと崖下へ。なんとか一命を取りとめたものの、怪我のために見るも無惨な顔になってしまい、愕然とするデヴィッド。絶望の中をさまよい続け、ついに元の顔を取り戻す術を見出したデヴィッドだが…。




一度観ただけでも楽しめますが、できたら二度三度と見ていただきたい映画です。そうすると、一回目では分からなかったことやストーリが進んで答えが出てきた時の再度確認ができるし、一度見ている分より深いところまで理解してこの映画のよさや複雑さを実感できると思います。
ストーリーが進むに連れて自分で考えている結末はこんなだろうって思っていても次々と裏切ってくれるすばらしさがあるんで、密かにお気に入りの作品です。そこら辺のサスペンスよりもよっぽど複雑で面白味があるのでサスペンスが好きな方はぜひ観て欲しい作品のひとつです。
ラストの空の色は忘れることができません。