隣のヒットマン
モントリオールの歯科医・オズとその妻・ソフィは多額の借金を抱え、おまけにお互い深く憎しみ合っていた。ある日、彼らの隣に伝説の殺し屋・ジミーが引っ越してくる。ジミーはマフィアのボスのヤンニから追われており、それを知ったソフィは「ジミーの居場所をマフィアに密告してお金をせしめよう」と夫をそそのかす。早速シカゴのヤンニの元に向かったオズだったが、そこでジミーの妻・シンシアと出会い恋に落ちてしまう。さらにジミーをつけ狙うフランキー、殺し屋志願の美女・ジルなど様々な人物が入り乱れ、事態は複雑化。誰もが他の誰かに命を狙われている、一触即発の危険な状態へと発展して…。ブルース・ウィリスが贈るハードボイルド・コメディ。二転三転するスリリングなストーリーを、巧みな演出によりコミカルで極上のエンターテイメントに仕上げている。「フレンズ」のマシュー・ペリー、「エンド・オブ・デイズ」のケビン・ポラック、「グリーンマイル」のマイケル・クラーク・ダンカン。こんな表紙ですこれは、ブルース・ウィリス自体はいつもどおりシリアスな役を演じていますが、共演者が面白おかしく演じているから、ちょっとギャップがありそこがまた面白いところだと思います。周りに敵だらけで、誰が本当の味方なのか最後まで考えさせられます。仲良くしている人ほど本当は何を考えているかわからなくちょっと人間不信になりそうな。甘い誘惑ほど危険ということですね。