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sinokの【私情まみれの映画考察】

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April 11, 2009
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カテゴリ:映画「ら」行
Part2公開直前だし、もう一回観とかなきゃねとPart1の再映に1000円出して行ったのは先週の日曜。
その晩、目の端でぼんやり日曜洋画劇場で『XXX』を見ていた私は目を疑った。

緊急企画!
『レッドクリフPart1』来週放送決定!

バカヤローーーーーーーーー!!!!

まあいいんですけどね、14インチの液晶テレビで見るより、映画館で観る方がいいからさ。
でもなんか悔しい。

ということで、行ってきました、Part2。
Part1では目はトニーの周瑜に釘付けでした。
Part2では三国志中惚れたい男ナンバーワンの曹操がいい!
よかった~~~!Part1じゃ、エロ独裁者にしか見えなかったし。
私の大好きな曹操像がしっかり描かれてて嬉しい。
「三国志演義」ですと、そりゃあもうボロカスに描かれている曹操ですが、私の中の曹操はめちゃめちゃ魅力的な男性なんです。

疫病で死んだ部下を策略に使う冷酷な面があるかと思えば、疫病で苦しむ部下に思いをかける温かさも持ち合わせる。
そんな悪玉の顔と人間味豊かな顔をいくつもあわせもって、しかも本人はあんまり意識せず使い分けている。
有能さとお気楽さ。猜疑心もあれば度量の広いところもある。
そのせいで失敗も多いんですけどね。そこがたまらない。
曹操の部下には、劉備や孫権のところと比べるとあくの強いキャラが少ないのですが、皆そこそこ有能です。
劉備たちが言うように曹操が残虐非道な男であったら、あれほど有能な武将たちが曹操の下に集うはずがない。
これは私の解釈ですが、曹操の部下たちって(特に古くからいる部下)「俺たちがいなきゃ曹操様って危なっかしい!」「ほっとけない!」という思いが強いんじゃないでしょうか。
勝つときは大勝、負けるときは命からがら。鉄砲玉みたいなところがあるかと思えば、形勢悪くなると(特に自分の一族には)弱音を吐く。
映画の中でも、

「丞相はまだか!?」
「女と茶を飲んでる」
(ああ~~っ!もう!困ったちゃんなんだから~~!という部下たちの表情)

なんてシーンがありました。
普通は「ケッ。いい加減にしやがれ」となるとこなんですが、三国志では女にうつつを抜かす曹操を守るために死んじゃうような部下までいます。
そこでちゃんと己を愚かさを反省し部下を悼む男なのよ、曹操という人は。
だから部下たちは曹操が好きらしい。
顔をたくさん持つ男性って、ステキですよね~~。
もっとも、こーゆー男が一番性質が悪く、女はうかうかとつかまっちゃって離れられないんですよね・・・。
良かった。
ほんと~~に、Part2の曹操で私の女心は救われました。
やっぱり曹操が好き~~~~~~っ!!!


さて。
赤壁の戦いは一大スペクタルでした!
先日パンフレットを発見したため怒りを思い出した大昔の中国映画『三国志』との何たる違い!(観たのは20年ほど前に1度きりなのに余りに腹が立って未だにはっきり覚えている)
あまりのビッグな戦いにアゴが外れます。
赤壁って・・・ここまですんごい戦いだったっけ・・・???
Part1以上に生々しい戦闘シーンで、ジョン・ウーが単なる英雄譚にしたくなかった気持ちはよく伝わります。
中村獅堂の役とかも良かったんですが、ここでは意外にも孫権がいい味出してます。
三国志での私のイメージは「血の気の多い坊ちゃん」。
でも映画ではもう一段格が上がって、真摯な新米君主のが戦争で揺れる心が見られます。
結局、最後は完全に曹操に位負けしてるとこが、可愛いわ~。

完全に映画オリジナルなエピソードが堂々と物語に横たわってるところは、三国志ファンには賛否両論あろうかと思います。
ええもちろん。私も三国志といえば、吉川英治に横山光輝、NHKの人形劇が根本にある世代です。(ちなみにゲームはやったことないです)
三国志ファンの心理から言えば、Part2は非常に講談的要素が少なく、赤壁におけるスイートハート:黄蓋の苦肉の計とか、孔明が風を祈るとことか、もっと言えば赤壁から逃げる曹操を超雲・張飛・関羽が次々と叩いていくとことか・・・まあ関羽は見逃してくれるんだけど(ここで曹操が逃げ切ったと安堵する度に新手が出てきてガックリするとこが可愛らしい)。
それじゃあ周瑜が主役にならないから仕方ないんだけどね(涙)
まあ矢をごっそりいただいちゃうとことか周瑜が幼馴染をハメるとことか、おいしいところはちゃんとあるし、出来がいいんだから文句を言ったらバチが当たる。
初めて三国志の映画化作品を観た人はともかく、桃園の誓いからおもちゃの船で誤魔化したようなチャチな赤壁の戦いまでを2時間で納めたバッタもん映画『三国志』を観た人間に言わせれば、本当に、心の底からありがとうをジョン・ウーに言いたい。
あの『三国志』だってご当地中国が作ったのだ。
あなたは中国に対する私のマイナスイメージを完全に払拭しました。
多謝!


・・・・・・
でも・・・でも・・・たとえ「アラビアのロレンス」並に長くなってもいいから、あれもこれもあれもこれも、見たかった。
お願い、ジョン・ウー!
全20作くらいになってもいいから、三国志最初っから最後まで全部映画化して~~~~!!!!






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最終更新日  April 12, 2009 12:01:51 AM
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