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sinokの【私情まみれの映画考察】

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April 19, 2009
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カテゴリ:映画「さ」行
疾走感!

全てはこれにつきると思います。
二時間、最初から最後まで、ひたすら走り続ける映画でした。
実に、爽快。


ぶっちゃけて言えば、これはファンタジーです。
ただし、インディアン・ファンタジー。
ありえね~~!偶然が積み重なって、全ては「運命」というコトバでくくられる。
ヨガなんかやってると、どうしてもインド的な思想もかじるハメになるのですが、極端に言えばインドに「偶然」はありません。
たとえば私が『スター・ウォーズ』に出会って映画バカになったのも、それは「偶然の出会い」ではなくて「運命」に導かれたのだ、というのがインド的な考え方。
その運命を信じ、絶対に諦めない主人公の、真摯な純愛物語。
ただし、舞台は極彩色の生命の坩堝、インド。

色・色・色の洪水。
そして人・人・人の洪水。
その中を疾駆する主人公を手持ちカメラが追います。
基本的に手持ちカメラって好きじゃないんですが、編集の上手さと、何よりこの映画に手持ちカメラという手法があまりにマッチしていて、文句のつけようがない。
日本で疾走する映画、というと、どうしても海辺の道を走るとか、なんとなく真っ直ぐな道を走らせてしまうんですが、この映画は色と人とそのほかとにかくごちゃごちゃしたいろんなモノの中を主人公が走る。
映画スターに会うために、生き延びるために、そして愛しい少女のために。
人間入りのガラクタをひっくり返したような世界の中で、走り続ける主人公の透明な目が強く印象に残ります。
面白いことに、走り回っている主人公の姿は、全て回想シーン。
現実の時間軸にいる彼は、警察かクイズ番組のスタジオに座っています。
あんまり動かない(笑)
走り抜けた18年の集大成が、クイズの答え。
そして彼が最後に走る時、わかっちゃいるけど、すごく幸せな気分になります。
運命が現実をひっくり返すカタルシス。

インドというとんでもないパワーの渦に巻き込まれ、残酷で過酷でそれでいてユーモアがあって、その中で透明に光る純愛に微笑んで、兄貴の心情の複雑さにホロリときたりして、最後はインド映画らしく皆で踊ってハッピー!
このやたらと元気がでる映画。
世界同時不況という暗いご時世、この映画が各映画賞を総なめしたのはわかる気がする。
どっかでこんな元気がでる映画を観たな~と思ってたら、脚本は私の私的「元気がでる映画」にランクインしている『フル・モンティ』を書いた人だと。
あらら~。きっと私好みなのね。
最後に踊って終わるのも一緒だし(一緒・・・といえるのかどうか??)。

疾走・疾駆・カタルシス。
めちゃめちゃ元気でます。



ところで。
きっと観た人は皆思うとおもいますが、クイズ・ミリオネラの司会者がみ○も○た系だ・・。
あのテは全世界共通なんだろうか?






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最終更新日  April 19, 2009 11:36:07 PM
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