2019/04/16(火)23:33
決断の3時10分
西部劇など、ろくに観たことのないもずです。こんばんは。
名作「シェーン」くらい? それもかすかに記憶にひっかかっている程度。
さて、この土曜~月曜まで、福山に帰っておりました。
同人誌「ふくやま文学」の合評会がありまして。
前回の「最大公約数的な物言い」に俳人のjiqさんからコメントをいただきました。ありがとうございます。
>村田喜代子さんの名、久しく・・・ 同年代、、、
おお、そうなのですね!
以前、村田喜代子さんが福山へおみえになった時、「ふくやま文学」のメンバーで一席設けまして、村田さんをお招きしたことがありました。
その席で、「ふくやま文学」第12号に掲載した、僕の「レイモンド書店の聖書」の最初の1ページを読んでいただいたのですが、
「この書き出しはいいですね」
と、お褒めいただいたのが、今でも密かな自慢です(笑)
現在「TRIPPER」に連載されている村田喜代子さんの「妹の島」は、長崎県の五島を舞台にした、老いた海女さんの楽しい小説。お勧めです。
それから、クリスチャンのobasanさんからもコメントをいただきました。
先の県知事選のあと、うちの奥さんが作ったプリンと、マヒワが焼いたケーキを、家族みんなでいただいたということを書いたのですが、
>奥さんが作ったプリンと、マヒワちゃんが焼いたケーキを家族みんなでテーブルを囲んで食べたんですね。こちらまで幸せな気持ちになりました。
と書いてくださいました。ありがとうございます。
そう、うちのマヒワはとうとう中学3年生になりました。すっかりジャニーズのトリコになっております。ファンクラブにまで入会しちゃって。やれやれ。
ところでobasanさんは、ご自身のブログで、ラジオを聴いて楽しんでおられると書いておられました。
そんなobasanさんにお勧めなのが、4月8日から始まりましたNHKラジオ第一放送、お昼0:30からの「武内陶子のごごラジ!」
あの武内陶子さんが番組を持たれるということでむちゃくちゃ期待しておりましたが、毎回毎回期待を上回る面白い番組です。平日月~金の午後の時間ですので、リアルタイムには僕は勤務中。もっぱらアプリの「らじるらじる」での「聴き逃しサービス」で、夜になってから聴いています。お勧めですよ!
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さて、4月14日、「ふくやま文学」第31号の合評会が開催されまして、僕も北九州から車を飛ばして参加しました。
作品の合評は、皆さん概ね、互いに褒めあいっこしてましたが、僕の「午前2時の魚」だけは、たっぷり長い時間を割いていただき、その中で辛口の批評が豪雨のように飛び交いました。批評を必死でノートに書きとめ、それが数ページにも及びました。一所懸命読んで批評して下さった皆様、本当に有り難うございました。このノートに書きとめた批評は全部宝物です。参加してよかったと感謝しています。
そんなわけで日曜日はほとんど家を空けておりましたが、土曜と月曜は、母とゆっくり過ごしました。
一人暮らしの母は、たまに帰ってきた息子が嬉しかったのか、ずーっと喋りっぱなしで、話題が尽きることを知らなかったようです。
この母の密かなマイブームが、スマホのYouTubeで、池波正太郎「剣客商売」の朗読を聴くこと(笑)
同じ話を何度も何度も聴いて楽しんでいるようで、
「おもしれーんで」
とにっこり笑いながら、僕に小説の内容を説明してくれる母が、とっても可愛い。
仕事や教会の所用で忙殺され、なかなか帰ってあげられないことが責められました。
月曜日の夜、門司に帰りました。
ようやく荷物を片付け終えた頃に、児童文学作家の皿海達哉先生から電話をいただきました。皿海先生、合評会で僕の「午前2時の魚」の批評をしていたときに、西部劇映画の「決断の3時10分」についてちょっと触れておられたのですが、ちょうどその映画がBSで放送されると知って、興奮して僕に電話をしてこられたのでした。
「いやー、こんな偶然があるんだねー。録画する機械持ってる? なかったら、僕が録画してそっちへ送ろうか?」
いえいえ。そんな畏れ多い(笑)
それにそもそも、もず宅ではBS放送は受信できません。インターネットの有料配信がありますので、そちらで観劇しますとお答えしておきました。
というわけで、今日観劇するつもりだったのですが、すっかり遅い時間になってしまいました。明日観ることにいたしましょう。
今日疲れてしまった人も、不完全燃焼で終わってしまった人も、いい夜をお過ごしください。
ノートルダム大聖堂は大火事。阿蘇山は噴火。火の多い火曜日でした。
それではおやすみなさい。門司からでした。
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