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カテゴリ:詩集「ナーハム」
もずです。こんばんは。
「信徒の友」(日本キリスト教団出版局)3月号の読者投稿欄に、 もずの詩「雪の卵」が掲載されました。選者は岡野絵里子さん。 ありがとうございます。 こんな詩です。 「雪の卵」 「雪にも卵があるんだよ」と教えてくれたのは、童話愛好家などではなく、 気象科学に詳しい人だった。 正しくは「氷晶」というらしい。 氷晶核となる大気中の塵が、つめたい水蒸気にふれあいふれあいして、 成長したものがやがて雪に育つのだとか。 そそっかしい私は、雪の卵ときいて、 魚卵のようにつぶつぶの、つやつやした卵を連想し、産卵する雪のおかあさ んまで思い描いていた。 雪のおかあさんはやはり真っ白な雪で すらりと長い尾ひれを持っているのだった。 アドベント。 ドアというドアに柊のリースが飾られて 温暖なこの土地の空でも そろそろ 雪の卵から、ちいさな雪の稚魚たちが 孵化しはじめる頃だろう。 にほんブログ村 【送料無料】 聖書 聖書協会共同訳 引照・注付き SIO43 / 日本聖書協会 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.02.13 22:13:00
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