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カテゴリ:句集「結んでひらくよ」
口語自由律俳誌「新墾」352号が刊行されました。
もず(瀬崎峰永)の俳句も掲載していただいています。 姉が発狂したピンクのチューリップ咲いた わたくしの死屍に群がれよ冬の蝶 捨てた女を憎んで匕首のような月 ほか2句 ところで、この352号。 これまでほとんど注目されなかった私の句が、はじめて「反射鏡(前号で発表されたたくさんの俳句の中で人気投票をして高得点だった句)」のコーナーで選出されていました! なんというやけくそな雲だろう/瀬崎峰永 え、これが? と驚いたもず。 しかも、この俳句をテーマに短い小説を寄せて下さった方もおられ、もう感激でした! 次回353号では、この句の作者解説を寄稿せよとのこと。 ほかに、 まだ漂白可能な心をぶら下げている/瀬崎峰永 を採って下さった方もおられました。感謝です。 追記 いま気がつきました。「新墾」352号で、もう一つ、前号発表したもずの句を採って下さった方がおられました。 こっそり名前のない痛みが訪ねてきた/瀬崎峰永 嬉しいです。ありがとうございました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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文学、特に俳句のことは門外漢でわかりませんが、なんだか、共感できる句ですね~。
「やけくそな雲」とか、「漂白可能な心」とか・・。 (2021.04.28 11:40:42)
こんな俳句があるのですね。
初めて知りました。 (2021.04.29 08:23:35)
cecilia6147さんへ。
ああ、ありがとうございます!! 音楽家のセシリアさんにそう言っていただけて光栄です! 「漂白可能な心」に共感していただけたのが嬉しい。 汚れてしまった心でも、 「なんぢヒソプをもて我をきよめたまへ、さらばわれ浄まらん」(詩51.7) ですよ! (2021.04.29 21:42:39)
象先生。
そうですよね。そうでしょう! 有季定型俳句、口語自由律俳句、随句、多行形俳句・・・。 俳句の世界はとても奥深いです。 そして、いそうにもない名人が、結構ごろごろいる(笑) (2021.04.29 21:46:20) |