えひもせす

2008/08/04(月)23:18

世界のエイプリルフール・ジョーク集

読んでみた本(270)

世界のエイプリルフール・ジョーク集  8月にエイプリルフールと言われても、 季節はずれの感が否めませんね。  出版されたのは2008年3月10日。 筆者と出版社はきちんと4月1日に照準を合わせて、 発行しています。でも当時あまり話題にはならなかったな。  恐らく2006年1月に発行された、 『世界の日本人ジョーク集』(これはかなり売れた様子)の 二番煎じ。柳の下のどじょう作戦ですね。  古今東西、4月1日に、 洒落心のある出版社は、 まことしやかな冗談記事を掲載。 真に受けた人たちが右往左往する様子がおかしい。  日本では『東京新聞』が頑張っているようです。 『朝日新聞』は2年ほど掲載したそうですが、 (恐らく)どこかの圧力に屈して取りやめたそうです。  そういえばかなり前、 中学校の英語の教科書に、 『スパゲッティのなる木』とかいう記事が紹介されていました。 この本によると、1957年イギリスのBBCが放映したそうです。 当時、へーそうなんだと、素直に感心していた 同級生がいたかと。  冗談記事で株価が瞬間的に下がった会社があるとか。  今や冗談では済まされないと、 受け止める人のほうが多いのかもしれませんね。  季節ごとの年中行事とか、 四季折々のお楽しみが、めっきり少なくなりました。  『4月馬鹿』という言葉を、 現代の小学生は知っているのでしょうか。  その点で、企画自体に哀愁の漂う一冊です。 ---------------------------------------------------------------------------------- ↓たくさんの書評が寄せられていて、参考になります

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