2007/12/21(金)13:09
「におい」に敏感である割合は77%
クオリティの高い生活者情報と専門性の高いリサーチサービスを実施している「マイボイスコム」から、「におい」に関する調査結果が発表されました。
2007年11月1日~5日に実施され、19,910件の回答から集計されたものです。先ずはその調査結果をご覧下さい。
■におい敏感な割合
1)やや敏感 : 50.9%
2)とても敏感 : 25.7%
3)あまり敏感でない: 21.2%
■においを感じる場所
1)トイレ: 74.3% 2)病院: 53.7%
3)キッチン・ダイニング: 52.4%
4)玄関: 41.4% 5)自家用車: 38.7%
~「ホテル・旅館」も22.5%ありました。4位にランクされた
「玄関」… ペンションとしても気をつけたい場所です。
■嫌なにおいのイメージカラー
1)茶(褐色): 51.5% 2)灰: 48.1% 3)黒: 18.8%
4)黄: 12.5% 5)紫: 6.4%
■好きなにおい
1)山のにおい: 41.4% 2)海のにおい: 32.7%
3)春のにおい: 31.1% 4)木材のにおい: 26.8%
5)秋のにおい: 23.4%
~『自然』や『季節』に関連するにおいが人気であることがうかがえます。
宿泊施設にとって、「におい」は最大関心事です。クリンリネス(清潔さ)においても、「におい」は重要な要素です。
清潔という糸がピーンとはられている・・・そんな《洗い立ての清潔感》を演出するためのアイテムとして、「におい」による演出もお心がけ下さい。
上記の通り、先ず気をつけたいのは「玄関」となりましょう。
ペットを飼われている場合などは、玄関を開けた途端にぷ~んとペットのにおいが鼻につきます。ペンションを日常空間としているオーナーには感じないにおいなのですが、においに敏感な割合が77%もあるお客様には直ぐに感じとられてしまうことでしょう。
第一印象が、宿全体の良し悪しを決定してしまうのです。オーナー自身が、においに「とても敏感」であるべきなのです。
※好きなにおいが「木材」であり、いやなにおいのイメージカラーが「茶(褐)」と、相反する結果は判断に迷うこともありましょうが、下記のPdfサイトでしっかりと「におい」についてのデータをお確かめ下さい。
「におい」に関する調査結果