2010/06/10(木)14:01
FMチューナー変更5
アンテナの放送局への方向合わせが一段落ついたので、次は出力ケーブルの変更に着手しました。
当初は旧機種のままなのでRCAで接続していましたが、アキュフェーズT-1000には出力が3種類装備されています。アナログRCA、XLRと同軸デジタルです。
出来れば直ぐにでも同軸デジタルを試してみたいものですが、ピュアオーディオで唯一と言える日進月歩のDACは今後のテーマとして取っておくとして、今回はアナログXLR接続へ交換しました。
特にXLR信者ではありませんが、アンプがバランスアンプ仕様なので出来るだけXLRを使用したいという単純な発想です。
プリアンプのC1000fに接続している他のXLR機器と、アキュフェーズでは位相設定が逆になる関係で、XLRケーブルの2番と3番をクロスさせた特注N2ケーブルをT-1000に繋ぎました。
聴き比べた当初はS/Nが低下したかと思い、どちらで行くか正直迷いました。が、RCAと比べて重心の低さと音の厚み、太さに魅力のあるXLR接続に軍配が上がりました。
繊細でシンプルなRCAと付加回路が加わるけど質実剛健なXLRといった構図でしょうか。
長距離接続でもなくソース機器側がアンバランス仕様の場合、XLR接続に絶対的な優位性はないと思いますが、見た目と接続の安心感ではXLRに分があるように感じます。