珍国際の書斎

　珍さん、真空管ラジオや鉱石ラジオ、オーディオ装置、無線撮影用の送受信機などを作る為、しょっちゅう秋葉原に買い出しに行くのこと。

　ついでに先日の大量殺人事件現場に行ったアル。
　



　犯人を逮捕した現場ではテレビ朝日のレポーターが、目撃者にインタビューをしていたアル。




　万世橋警察署の前では、検察庁で取り調べ中の犯人が戻ってくるのを大勢の新聞カメラマンがアホヅラをして待っていたアル。ア、ア、ア、アイヤー、珍さんも昔は、こんなことをしていたアル。




　警察署の脇にはテレビの中継車が６台並んでいたアル。




　そんなことはどうでも良いアルが、かつてのＬＡＯＸのビルでは、外人観光客向けの怪しげな着物を売っていたアル。

　かつてはラジオ少年の夢の町だった秋葉原が、何ともナサケナイ町に落ちぶれてしまたのこと。悲しい・・・

　珍さんが、しょっちゅう買い物をする部品屋のオヤジが、「あれ以来客が減った。みんな怖がっている。お互いを疑っている。若者が増えて喧嘩が絶えない。メイド・カフェが増えてから、さらに妙なニーチャンで溢れている。気持ちの悪い町になった」と嘆いていたアル。

　かつてのラジオ少年、科学少年がラジオ少年のなれの果てオヤジ、科学者を目指してカメラマンにまで落ちぶれたナサケナイ・オヤジになり、定年を迎え、「昔の鉱石ラジオ、真空管ラジオをもう一度作りたい」と大勢押しかけている町で起こった惨劇。いやな時代になったものだ。

　昨夜も呑み屋で盛り上がったアルが、「これだけ人を殺したい人間と、自殺したい人間が居るんだから、お互いにインターネットで募集し合って、どこか無人島で勝手にやればいい」・・・と思う人が増えるのもやむを得ないアル。

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このページの写真はすべてキャノンのパワーショット　Ｓ３　ＩＳで撮影しました

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