珍国際の書斎

2009/05/06(水)19:15

「還暦5号」のレストア(その3)

真空管ラジオのレストア日記(161)

 今日は一日中雨模様だったアルから、塗装班長はラジオのレストアを継続することにしたアル。まずはループ・アンテナの代用と思われるアルミ・シートに注目。  現在のアルミ箔に張り替えても構わないと思うアルが、オリジナルを活かす為、このまま使用することに。  裏板は何故か珍しくボール紙を重ねたようなチャチな作りだったアルから、あちこち御覧の有様アル。  そこで塗装班長は、特殊技術を使って、これを接着したのこと。さすが塗装班長!・・・たかがボンドで接着しただけだろ?  ラジオ配線係長はレストア開始から2日目にして早くも配線を完了したのこと。後は秋葉原から早馬で出力トランスが届くのを待つばかりアル。    今回は「オリジナルの抵抗を使う」ことにしたアルから、あまり内部はスッキリしなかったアル。  当時から比べると抵抗やコンデンサーの大きさは数分の一あるいは、それ以下に小さくなっているのこと。  このラジオはプラスチック・ケース入りで小型な為、シャーシーも小さく、オリジナルの抵抗では手狭のこと。  それでも珍国際本部長が  「君たちも少しはコスト意識を持ちたまえ!」  と、どこぞのヘッポコ中間管理職みたいな事を言ったアルから、ラジオ配線係長は我慢して古い抵抗を使うことにしたアル。  しかも、このラジオは中継ラグを1カ所しか使っていないアルから、どうしても部品をシャーシーに対して平行に付ける事が出来ない部分も有り、見たところが綺麗では無いアル。  さすがにブロック・コンデンサーの代わりに3本のコンデンサーを使った部分には新しい縦型ラグを奮発!・・・20円くらいの話だろうが!  取り敢えずは出力トランスを除いて全て配線完了。明日は一日掛けて配線のチェック、間違いが無ければ電源を繋いで音出しへ・・・  

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