黒部名水ロードレース
今シーズン2戦目の、県内マラソン大会最大規模の黒部名水ロードレース。今回の参加人数は6600人を超えたとか。健康志向とかマラソンブームの影響だろうか。昨年のこの大会はひどく寒くて激しい雨が降っていた。(自分がスタートする頃には小雨程度だったが)今年は朝からいい天気。地元小学校の資源回収作業をフライング気味に済まして黒部に向かう。5月は田植えやその後の諸作業もあって忙しかったのもあって気が回らなかったのもあるが、途中で重大なことに気付く。すでに・・、選手受付時間の終了(今年は前日受付済ましてなかった)駐車場から大会会場までのシャトルバスの運行終了会場にすらたどり着いてないのに動揺(笑)。2年目、今季2戦目ってことで余裕ぶっこいてた。確認不足っていうより未確認。初心忘れるべからず。結局はシャトルバスも受付もなんとか済ませることができた。さて、レース。前回の魚津しんきろうマラソンでのふがいない結果から奮起、5月になってから通算100km走りこんで臨む。脚の痛みや筋肉痛、ましてや二日酔いもなくわりとコンディションはいい。心配なのは暑さだけ。今回はとにかく前半飛ばさないことをテーマにした。部長について走ってゴール直前でかわす。何度「脳内シュミレーション」したことか。飛ばさないつもりだからスタート地点もそんな重要じゃないつもりだったのに、部長が「前に行こう」とあおってくる(笑)。「俺の大事なペースメーカーだから、従うけどサ」心の中でツイッター。スタート!部長をぴったりマーク。1km地点4分30秒。2kmもおんなじ、10秒もずれてない。「この人(部長)、ペース安定してるんだなぁ」とまたもツイッター。しかしキロ4分30秒って自分の最速タイム。結局全開で飛ばしてるのと変わんない。なんとか3kmも過ぎて最初の折り返し。部長に姿を見られたくないので、一瞬だけスパートして左背後についてポストを回る。「完璧」。6km手前、2度目の陸橋を降りるあたりで部長に離されはじめる。この頃からタイムを見る余裕も計算することもできなくなる。海岸沿いの通り。意外にアップダウンがあり、先も見えず気が遠くなる。すでに追走は諦めモード。2度目の折り返し。(ここで気持ちを入れ替えてたら・・とあとになって思う)ラスト1kmあたりにタイム表示の電光掲示板。「残りをキロ5分で・・、いや6分か」。自分のペースもよくわからないし、簡単な足し算もできない(笑)ゴール前にもタイム表示。〇〇分50秒。分が繰り上がらないようにと、気持ちはラストスパートだが動きは変わらない。結果、48分4秒昨年の49分53秒よりも進歩したから、まぁよしとしよう。自分への「言い訳」として、毎回自己ベスト更新ねらいをやめて、前年の同コースのタイム越えを目標にした。だから今回は2分近くアップしたからOK!問題は、つぎのレース「ほたるいか」。前回のタイムを超えるイコール自己ベスト更新なんだよね・・。夏の練習次第やね。M部メンバーの皆様、現地で会った不思議な方々、お疲れ様でした。