2011/08/09(火)01:27
前兆は必ずある!
つかさのウイークリーマンションで有名な川又氏の講演を聞いた時、印象に残ったのは「バブルも弾ける前に前兆があったのに、それを無視してビジネスを進めたので1000億円も損失を出してしまったんですよ。」というコメントです。
世の中の動きは必ず前兆がある。それをきちんとつかめるかどうか、そこが運命の分かれ目になるということです。
この10年、自分でビジネスを行うにあたり、できるだけフラットな目で物事を見るように心がけてきました。そして、前兆を感じ、見つけた時には先に動くことを行ってきた結果、リスクを回避し、自分が行いたいと思っていたビジネススタイルを継続できることに結び付きました。
最近、その前兆のシグナルは日々大きくなってきています。
それは日本の先行きの話です。特にお金の流れは間違いなく、外に向かって動いています。日本の蓄えてきたお金はすごいスピードで国外に流れ出ているのがわかります。
日本は豊かになってしまった。よって、豊かな国民は成長のスピードが急激にダウンしています。政治も経済界も澱んでしまっている。
ということで、私は来るべき日本没落の日に向けて、自分に何ができるのかを考えています。今、この余裕のある時に自分の周りの人達だけでも備える習慣をもつこと、それが大事だと思っています。
ひょっとしたら会社も法人格を放棄し、個人事業にして、年金も止めるようなことも考えないといけないかもしれない。そんなことも考えています。明らかに返ってこない年金を払い続けることの意味はないからです。といっても、もう20年以上払っていますけどね(笑)。
そして、お金を留保し、海外拠点をつくることも考えないといけません。そういう先取りした人がいないと自分の周りの方々を守ってあげられないかもと感じています。
大げさなと思われる方もおられるかと思いますが、地震後、日本の没落のスピードは加速しています。2011年は日本が明らかにマイナスに向けてまっしぐらに進む分水嶺になったと言われるのではないかと思っています。
基本的には楽天主義者ですが、やるべきことはしておこうかなと思っている今日この頃です。